今買うなら?Win/Mac/iPad/Chromebook...etc【随時更新】
PCやタブレット選びに悩まれているかたへ、リアルタイムでおすすめな製品を取り上げています。
PC/タブレットの選び方
これまで数十台のPC・タブレット等を扱ってきましたが、簡潔に選び方を載せておきます。
- 中学生まで:学校指定のPC等(iPadやChromebook)
- 高校生:指定がなければそれなりのWindows
- 大学生:Windows or Mac + iPad
- 社会人:必要なもの・ほしいもの
…ざっくり過ぎてすみません。もう少し詳細を…
■小学校~中学生までは学校で指定の端末があったりするので、それを使うパターンが多いと思います。(GIGAスクール構想の影響)
基本的にiPadやChromebookですが、将来的にWindowsが使えるようになることが今も役立つでしょう。
■高校生も指定されるPCがあるかもしれませんが、端末を選べるならそれなりに使えるスペックのWindowsノートを選ぶのが良いです。
低スペック過ぎれば時間を無駄にしてパソコンが嫌いになり、ハイスペック過ぎてもほとんどの方は使いこなせないでしょう。
■大学生で個人用のPC1台目もしくは買い替えならば、無難なのはWindowsノートで最低6万円以上の製品です。
もし授業等でWindows限定ソフト等が無いならMacもありです。iPad+Apple Pencilがあると授業でのノートの取り方や勉強法の幅が広がります。
■社会人の場合にも、結局無難なのはWindowsノートです。仕事用で高いスペックが必要ならWindows・Macのハイスペックモデル。仕事とは別の端末なら自由です。
ゲームをするなら高性能ゲーミングデスクトップ。Apple製品で揃えるならMacBook。読書用ならKindleやiPad
mini。低価格で動画視聴用にはAmazon Fire
HDタブレットなど。
ここから各OSごとのおすすめな機種を挙げていきます。
Windows
普通に使えるコスパ重視のWindowsノート
重い作業(4K動画編集やRaw画像編集等)はあまりせず、ブラウザ上やOfficeなどの作業が中心の場合、新品のLenovoやHP、Dellの6万円以上のモデルがおすすめです。
最低推奨スペック
第12世代 Intel or Ryzen 5000番台以上、メモリ
8GB以上、ストレージ 256GB以上、ディスプレイ 14インチFHD(1920×1080)以上
おすすめ機種の一例はLenovo IdeaPadシリーズです。Amazon等での取り扱いもあって、入手性もコスパも高いです。
Intelは12450Hや1255Uなどが12世代となり、Ryzenは5000番台は良いのですが、7000番台から非常にややこしい型番設定になっています。
例えばRyzen 5 7530と7520では大きく性能差があり、7530の方が最大で50%程度性能が高いです。
加えて、最近ではメモリ量は8GBが最低ラインとなっています。価格が安いけどメモリ4GBというモデルには要注意です。
Lenovo IdeaPad Slim 5/5i Gen8 14インチ
価格的にもスペック的にも幅広くおすすめできるLenovo IdeaPad Slim 5/5i Gen8は、大学生や社会人が長く無難に使える性能です。(Amazonにて8~9万円)
特にRyzen 5 7530U・メモリ16GB・ストレージ512GBのSlim 5は非常にコスパの高いモデルです。Slim i5はIntelモデルで有機ELディスプレイを選べます。
30,000円台で買えるハイコスパPC
ちょっと特殊ですが、最近登場したN100、N95、N97といった廉価なCPUを搭載したモデルが結構使えます。数年前のCore i5~i7くらいの性能があって低消費電力、低価格です。
CHUWIというあんまり有名ではないけれど、ドンキPCのOEM元になっているPCであるGemiBook XProなどが一例です。
CHUWI GemiBook XPro 14.1
CHUWI GemiBook XProは、Amazonで30,000円台で購入可能なN100を搭載したモデルで、事務作業には必要十分なスペックです。(US配列なことが注意点です)
Surface Proなどの2in1 PC
Surface Proは価格の割に全体的な性能は抑え気味なのでそこまでおすすめではないのですが、中古のPro 7あたりは金額的にもスペック的にもアリだと思います。
ただ、正直タブレットとしての扱いやすさはiPadが上なので、Windows PC1台で完結させたい場合以外は、WindowsノートとiPadの2台持ちがおすすめです。
デスクトップPC
ディスプレイ・キーボード・マウスなどが揃っていたり、今後ゲームを本格的にする場合や重い動画編集、AI生成等を行うならデスクトップもおすすめ。
ただ、いきなり自作するよりもまずはBTOパソコンを選んでからアップデートなどしていくといいでしょう。
格安デスクトップの探し方の記事も参考にされてください。
ミニPC
ちょっと注意のいるジャンルです。特にAmazonで増えている超格安ミニPCには注意してください。
海外では(日本でも出回っている)AceMagicという会社のミニPCにマルウェアが最初からインストールされていた事案が発生しています。
あまりにも値段が安い製品は、何が仕組まれているかわからないので、迂闊に手を出さないほうがいいジャンルになってきています。
MacBook
新型が出てもM1 MacBook Airは幅広くおすすめできてほとんどの用途で使えます。文書作成から動画編集、外部ディスプレイでのマルチタスクなど余裕です。
メモリやストレージは最低容量が一番コスパが良いです。(メモリ8GB・ストレージ256GB)中古の良品狙いがいいですね。
■イオシス - MacBook Air M1 ChipM1 MacBook Airは長期レビューもしています。現役でバリバリで使えます。
M2/M3 Macについて
M2・M3 Macはかなりハイスペックかつ高額なので、使用用途を考える必要あります。
特にM2 MacBook
Airはメモリ16GB、ストレージ512GBにアップグレードするのが重要だったり、M3
MacBook Proもメモリ16GB以上を選ぶのが良いです。
(※どちらも今後長く使う上でメモリ不足などが足を引っ張る可能性があるため)
プロ用途、重い動画編集や画像編集、AI関係の仕事を日常的に行うなら、M2・M3 Proを積んだMacBook Proが良いですね。(Pro・Proとややこしい)
Mac mini・Mac Studio・Mac Pro
コストパフォーマンスが非常に高いMac miniは、据え置きで使うなら良い選択肢です。
Mac StudioはMax・Ultra系チップが搭載され、Mac Proと同等レベルの性能を発揮します。
超後負荷をかける場合、StudioやProはMacBookよりも冷却性能が高いので静音でハイスペックを維持しやすいです。(使用用途はプロ・業務レベルです)
iPad
<2024年中に発表される可能性があるモデル>
- M3チップ搭載Proはプロ向けでiPadを業務的使用される方の選択肢
- 低価格のモデルも追加されるならスペック要確認
現状でおすすめできるモデル
- 軽ーい用途なら無印iPad 第8か第9世代
- ちょっと予算ある場合iPad Air 第4世代
- ヘビーに使いたいならiPad Pro 11インチ 第3世代か12.9インチ 第5世代(=どちらもM1チップ搭載モデル 外部ディスプレイ出力可能等)
以上がおすすめモデルです。コストと性能のバランスがどれも良いです。読書用などでiPad mini 6もとても良いモデルですね。
iPad Pro のメリット
iPad Pro(M1モデル)はfaceID、Thunderbolt、Promotionディスプレイ、スピーカー、前後カメラがiPad Airと異なります。
iPad Air 第5世代(M1搭載)はストレージ64GB(少ない)の次が256GBであり、iPad Pro 第3世代(M1搭載)の128GB版と価格差があまりなくなります。
ちなみに中古でも保証もしっかりあるイオシスあたりで探すのが良いです。正直、かなり慣れてないとフリマショップはおすすめできません。
■イオシス iPad一覧Chromebook
Chromebookは比較的安価でフル機能のChromeが動くのが特徴で、最近ではAndroidアプリも動作させられます。
Androidアプリの影響などで、格安モデル4GBで大丈夫か?問題が今後さらに大きくなりそうです。
今後はメモリ8GB以上のモデルが無難です。ただそうなると価格が50,000円程度に上昇するため、それならWindowsノートで良いのでは?となります。
→現状ではコスパが良いモデルが少ないです(現在は学校向け=文教モデルが多い)
今後、タブレットとの2in1モデルで手ごろな製品が増えると良いなと思いますね。(Androidも動きますし)
学生さんが使う場合、タブレットにもなるモデルで、予算内でできるだけスペックは高めのものを選ぶと無難です。(選べるなら)
普通に使う分には以下のモデルがバランス良いです。※メモリ4GBなのが残念
IdeaPad Flex 3i Gen8 12.2インチ
「Chromebook Plus」という規格?に適合させるなら価格は上がりますが、ASUS製品がいろいろ出しています。
ASUS Chromebook plus クロームブックプラス CX34
Android
個人的にAndroidタブレットをあまりレビューしておらず、現状でどこまで使えるのかなんとも言えません。
スマホがAndroidならAndroidタブレットもありだと思うのですが、正直iPadが強いので積極的にAndroidを推していません。セキュリティアップデートも長くないものが多いです。
※例:Google Pixel Tablet
Pixel Tabletに関してはGoogleは3回のOSアップデートと、5年間のセキュリティ・アップデートの提供を約束しています。価格70,000円程度
コスパ重視なら続くAmazon Fire タブレットがおすすめです。
Amazon Fire HD
2022年以降のモデルは性能的にも十分使い物になり、動画視聴や漫画、雑誌閲覧には十分です。
価格が非常に安い割に、サポート期間も長いのでおすすめしています。タブレットはiPadかFire HDですね。
Fire HD 10 タブレット
Fire HD 8 タブレット
Fire HD 8は購入レビューもしています。
Kindle
Kindleシリーズは読書に特化したモデルです。通常のKindleも世代が進み、解像度が上がったり単行本が読みやすい端末になっています。
Kindle (16GB) 6インチディスプレイ
Kindleシリーズでも、上位モデルはディスプレイサイズが大きくて全体的なスペックも高いです。使用用途に応じて選ぶといいですね。
私はKindle Paperwhite 第7世代をいまだに持っています。
まとめ
結局のところ「WindowsノートPC」が多くの人にとって扱いやすい端末でしょう。
もちろん、MacBook & iPad & iPhoneなどの連携も扱いやすいので、作業効率優先だとApple製品でまとめるのも一つです。
Chromebookは価格的に安いものの、一定以上のスペックの場合はWindowsノートのほうが良い場合もあります。
タブレットとしてはiPadが一番扱いやすいと感じますが、動画鑑賞や読書が中心ならAmazon Fire HDもコスパが高いです。
いろんな場面でWindowsノートが無難におすすめなのですが、買わないほうが良い部類のノートパソコンについてもまとめました。