ノートPC用スタンドは「据え置き型」「貼り付け型」のどちらがおすすめか?

2022/09/18

PC作業快適化 周辺機器

私は今まで多くのノートPC用スタンドを使った結果、いくつかのスタンドはほぼマストアイテムとなっています。

現状ではノートPC用スタンドはとても種類が多くて、どれを選べば良いのかわかりずらいので、どんなスタンドが良いのか悩んでおられる方の参考になると嬉しいです。

ノートPCスタンドは大きく分けて4種類があり「据え置き型」「貼り付け型」「折りたたみ型」「縦置き型」という感じに分かれます(分け方は一例です)。

今回は、私が普段利用している「据え置き型」と「貼り付け型」スタンドのメリット・デメリットや、おすすめ機種を紹介したいと思います。

「据え置き型」スタンドの特徴

据え置き型のスタンド

据え置き型スタンドはノートPCをそのまま載せて使うタイプのスタンドで、机に置いて使うことが前提になっていて、ほとんど移動させないスタイルのスタンドです。

特に売れ筋の商品は、角度と高さを相当自由に調整できつつ、各部の作りがしっかりしているので載せたノートPCがとても安定するモデルが多いです。

据え置き型スタンドのメリット

調整範囲が広い

据え置き型スタンドの最大高さ

据え置き型スタンドの特徴の一つに調整範囲の広さがあります。多くのモデルに2箇所のヒンジがあって、無段階に調整できます。

それぞれの環境に合わせて最もベストな高さや角度に調整しやすいのがこのタイプの大きなメリットです。

さらに、ノートPCを外部モニターと接続して利用する時に、ノートPC側のディスプレイ高さを外部モニターと合わせる時にも使いやすいです。

姿勢が良くなる

これは調整範囲が広いことによって可能になるメリットの一つです。

据え置き型スタンドを使うことで、目線が水平〜少し下くらいのベストな位置にノートPCを置けるようになります。

それにより猫背になりがちなノートPCでの作業環境が改善されて、肩や首の痛みなども軽減することにつながります。

リモートワークでは良い姿勢で作業を続けることが非常に大切なので、このメリットはとても大きいです。

安定感が高いモデルが多い

据え置き型スタンドはノートPCをしっかり支えるために各部の剛性がしっかりしていて重量も重いものが多いです。

それによって、好みの高さに調整した状態であっても問題なくタイピングできたりもします。安定感が高いのでずっとPCを載せておいても安心な頼れるアイテムです。

また、iPadなどでペンを使った入力や描画を行う時にも、据え置きタイプで安定するものはとても使いやすいです。

据え置き型スタンドのデメリット

持ち運びには向かない

据え置き型というだけあり、基本的には卓上に置いたままにして定位置で利用する前提で作られているモデルが多いです。

一応可動部分が何箇所があるモデルなら畳んで小さくできる物もありますが、重量が1kgを超えていたりとノートPCと一緒に持ち歩こうとは思えない場合が多いです。

スペースを取る

据え置き型で一番多い設計のモデルは大体13インチ以上のノートPCを余裕を持って支えられるような作りになっています。

そのため、サイズ的にはA4用紙くらいの面積を占有し、なおかつ高さも出せるモデルでは結構な存在感となり机のスペースを圧迫します。

また、例えばメインのモニターと一緒に右側にスタンドを置いた場合、フルサイズキーボードとマウスを使うと、スタンドの底板とマウスが干渉することもあり得ます。

そのため、事前にスタンドを置けるスペースが十分あるか、他の周辺機器との相性なども考慮しておくと安心です。

外部キーボードやマウスが必要となることが多い

据え置き型スタンドを使ってかなり高い位置にノートPCを置くと、PC側のキーボードやマウスを使いにくくなるパターンがあります。

そうなると、外部キーボードやマウスを別途追加して利用することになります。

もともとデスクトップ用で周辺機器を揃えておられれば問題ないですが、そうでない場合はキーボードやマウスの費用が別で掛かってきてしまうのはデメリットです。

・キーボードやマウスの選択について

無名メーカーの安価なキーボードやマウスを使うことで作業効率が低下してしまうこともあるので、これらのチョイスには気を遣った方が良いと感じます。

と言っても私のようにキーボードを10台以上買ってしまう、危険な沼に陥らないようにも気をつけてください。

個人的におすすめなキーボードはロジクール製で、価格や用途に合わせてのおすすめ記事も書いています。

>>ロジクールのおすすめキーボード

そして同じくマウスもロジクール製がおすすめですね。

>>マウスレビュー記事一覧

「貼り付け型」スタンドの特徴

貼り付け型スタンド

貼り付け型スタンドはそのままノートPCの裏面に貼り付けて使うタイプのものです。

貼り付け型でも種類はかなりあり、デザインの個性があったり角度の調整が効いたりと幅広い選択肢があります。

MacBook用ではBlueloungeの「キックフリップ」や「MOFT」の薄型スタンドが有名でレビューが多いです。

貼り付け型スタンドのメリット

コスパが高い

貼り付け型スタンドは安価なもので1,000円程度から購入でき、それでも十分に使えることが多いです。

ものによっては5,000円くらいするモデルもありますが、ブランドにこだわらなければ低予算でスタンドを試してみることができます。

コンパクトで軽量なモデルが多い

BlueLoungeのスタンド

貼り付け型スタンドの多くが100g以下の重量なので、貼り付けていてもそこまでの重さにはならないです。

また、スタンドを直接PCに貼り付けているのでどんな場面でも利用しやすく、移動が多い方にはぴったりなスタンドです。

角度がついてタイピングしやすくなる

フリップスタンドなどの10°前後の角度がつくモデルは、フラットな状態のノートPCよりもキーボードが打ちやすくなる効果もあります。(個人差がある部分です)

私もノートPCにはほぼ必ず取り付けているのがフリップスタンドなのですが、大体どんなPCの場合でも程よい角度がつくとタイピングがしやすくなると感じます。(個人差があります)

貼り付け型スタンドのデメリット

PC自体の重量が増える

メリットの方で軽量かつコンパクトなモデルが多いと書きましたが、そうは言っても重量が増えることに変わりはありません。

もちろん最軽量なものでは50g程度とつけていてもほとんど気にならないものもあります。

ただ、ノートPC用のスリーブケースなどに入れて持ち運ぶような場合には取り付けてあるスタンド分幅を取るので、出し入れに支障が出ないかをチェックするのが無難です。

高さ・角度調整の自由度は低い

貼り付け型スタンドの一番の限界は、高さ方向や角度の調整幅が狭いところです。

この部分では据え置き型に勝つことはできず、一番良い姿勢を保てる高さに持ってこようとすると、かなり急角度なスタンドが必要だったりします。

また、たとえ高さを出せたとしても微妙な調整ができるモデルというのは多くないので、自宅で腰を据えた作業をする場合には据え置き型にメリットが多いです。

「折りたたみ型」や「縦置き型」スタンドについて

折りたたみ型は据え置き型と貼り付け型の中間的立ち位置

「折りたたみ型」のスタンドは据え置き型と貼り付け型の中間的な性能があり、持ち運びもできて安定感のあるものが売られています。

とはいえ、折りたたみ型スタンドは据え置き型ほどの調整の自由度は無く、貼り付け型ほど軽量でもないという中途半端なモデルだったりもします。

ノートPCと一緒に持ち歩いて場所を選ばずに結構角度を付けて使用したいなどのニーズに合うスタンドですね。

縦置き型は用途がちょっと特殊

縦置き型スタンド

縦置き型スタンドは、据え置き型や貼り付け型などそのままノートPCを利用する目的のスタンドとは異なり、ノートPCを閉じた状態で置くスタイルのスタンドです。

縦置き型スタンドはノートPCの収納用だったり、クラムシェルモードにして使う際に便利なモデルで、机のスペースを広く使えます。

MacBookをクラムシェルモードで運用するメリットやデメリットをまとめてみました。

用途によっておすすめは変わる

首や肩や腰への負担軽減を重視なら据え置き型

据え置き型スタンドは調整範囲が大きいものが多く、ノートPCであってもしっかりと目線に合わせた高さまで持ち上げることができるモデルがあります。

それにより、首や肩、腰などへの負担を減らす目的で利用すると効果的です。

この場合には外部キーボードやマウスが必要になることが多いですが、長時間のPC作業などを行う場合には据え置き型スタンドがおすすめですね。

作業効率をさらに上げたい場合には外付けディスプレイを追加するのがおすすめです。セットアップは大変ですが、ノートPCだけと比べるとかなりの効率アップが期待できます。

持ち運びが多いなら貼り付け型

貼り付け型のスタンドのメリットは、ノートPCに貼り付けてあるのでいつでも利用可能であることです。

特に使いやすいと感じているフリップスタンドは軽量、コンパクトなので持ち運び時にほとんど影響を与えません。

さらに一度この角度に慣れてしまうともともとのノートPCが打ちにくく感じてしまうようになり、手持ちのどのPCにも貼るようになったりします…。

個人的にはどちらも併用

貼り付け型と据え置き型スタンドを併用

実際のところ、貼り付け型のスタンドを取り付けた状態でも、据え置き型のスタンドに載せることは可能なので、両方を併用することもできます。

安価で導入しやすい貼り付け型のスタンドを試してみられてから、さらに姿勢を改善したい場合などに据え置き型スタンドを買い足すのもありです。

私は両方ともを利用して、外出先では貼り付け型スタンド、家では据え置き型のスタンドにMacBookを置いて作業することが多いです。

据え置き型スタンドにはBoYata製のN21というモデルを使っています。

貼り付け型スタンドはBlueLoungeのキックフリップを取り付けています。

QooQ