MacOS 13 Venturaの使用感【ステージマネージャは使える?】

2022/10/27

MacBook PC

新しいMacOSのVenturaが2022年10月25日に登場しました。

新機能などのチェックをするため、早速早朝からアップデートをしてみました。一応バックアップを取ってからのアップデートです。

正直な感想としては、やはりアップデートは急がないでも良いかな。というものでした。

macOS 13 Venturaについての概要

デフォルトの壁画

2022年は、macOS 12 Montereyから「macOS 13 Ventura(ベンチュラ)」となります。ちなみにVenturaはカリフォルニア州南部の都市名から付けられているようです。

アップデート後のデフォルト壁画はMontereyよりも明るくなった印象ですね。ちなみにダークモード時は暗めになります。

ダークモード時の壁画

こちらの方が雰囲気があって良い感じがしますが、好みの問題ですね。

新機能

  • iCloud共有写真ライブラリ機能
  • ステージマネージャ機能
  • 連係カメラ機能
  • Live Textが日本語に対応
  • USB-Cデータ転送許可リクエスト
  • メール・iMessageの送信後の編集や取り消し機能
  • 「天気」「時計」App

新機能は目新しいものがiPadにも追加される「ステージマネージャ」機能やiPhoneとの「連携カメラ」機能などです。

macOS Ventura対応のMac

  • iMac: 2017以降
  • iMac Pro: 2017
  • Mac mini: 2018以降
  • MacBook: 2017以降
  • Mac Pro: 2019以降
  • Mac Studio: 2022
  • MacBook Air: 2018以降
  • MacBook Pro: 2017以降

Venturaに対応のMacBookはかなり新型(5年以内に発売のモデル)に限られています。セキュリティアップデート自体は2つ前のOSまではサポートしてくれます。

ちなみに私の環境は2020年のM1チップ搭載MacBook Airで最小構成のものです。

Venturaの新機能の解説と使用感

いくつかの機能を実際に使ってみて、メリットや気になった要素をまとめてみます。

iCloud共有写真ライブラリ

写真共有ライブラリの設定

写真やビデオを異なるiCloudアカウントの人と共有でき、全員が最新のものをほぼリアルタイムに見ることができます。

設定するには写真アプリを立ち上げて、メニューバーで「写真」を選択して「設定」から「共有ライブラリ」を選びます。

共有ライブラリを作成すれば家族や友人で写真やビデオを常に共有できます。一定の相手とだけ最新の画像を共有したい時に便利な機能です。

ステージマネージャ

公式では、ステージマネージャ(Stage Manager)によってアプリを整理して集中力を維持し、シームレスにアプリ間を移動できるのが売りとのことです。

ステージマネージャの操作画面

ステージマネージャの利用方法は簡単で、コントロールセンターを開いて「ステージマネージャ」をクリックします。

コントロールセンターでON/OFFできる

システム設定からステージマネージャをONにすることも可能です。システム設定画面がiPadに似てきて使いやすくなりましたね。

ステージマネージャの「カスタマイズ」にいくつかの設定項目が用意されています。

ステージマネージャの設定画面

「カスタマイズ」の「デスクトップ項目」をONにしないと、デスクトップをクリックすると全てのアプリが左側にしまわれてしまいます。

カスタマイズの項目
デスクトップ項目はONにするのが良さそう

ステージマネージャは結構気になっていた機能なのですが、Macのステージマネージャ機能は正直あまり有効な使い方がわかりません。

実際にM1 MacBook Airにてステージマネージャを使ってみましたが、左側にサイドバーが出てきて起動中のアプリを選択しやすくなりますが、それだけ?な機能。

Macではウィンドウサイズの変更が面倒で、私は「Better Snap Tool」でウィンドウを左右に分割するため、ステージマネージャはただ表示領域が狭くなるだけな気がしますね。

さらに、Mission Controlと仮想デスクトップを常用されているなら本当にほぼ必要ない機能のように感じます。現在、上手い使い方を探そうと考え中です。

iPadでも利用可能(M1チップ以降搭載モデルのみ)

どちらかというとMacBook用というよりはiPad向けな機能なのがステージマネージャだと思います。iPadOS 16で利用可能になる機能ですね。

複数アプリの同時立ち上げやウィンドウサイズの変更を上手く使えれば、さらにiPadの使用感が良くなる可能性もあるかなという印象です。

M1チップ以降搭載モデルでは、外部出力に完全対応(画面の拡張が可能に)するのは大きなアップデートです。

連携カメラ機能

iPhoneをウェブカメラとして使うことができる連携カメラ機能で、これも大きなアップデートです。

同じネットワーク下で同一Apple IDで紐付いているMacとiPhoneで行えます。

さらにシステム要件として、macOS 13 Ventura搭載のMacと、iOS16搭載のiPhone(XR以降)が必要ということらしい。

私のiPhoneが8だったので試すことができず、残念極まりない状態でした。そろそろ替え時かなぁ。

FaceTimeだけでなく、ZoomやTeams、Meetなどでも利用できるため、早く試してみたいという気持ちはあります。

iPhone 14などの広角カメラを利用した手元の動画も同時に撮ることができるなど、新型iPhoneを買わないとできないことも色々ありますね…

Live Textが日本語をサポート

Live Text(テキスト認識表示)は、写真内の文字や文章を検出して編集可能なテキストとしてコピー&ペーストできる機能。

システム設定>一般>言語と地域の中にある「テキスト認識表示がON」なら、写真アプリで文字部分をテキストのように選択、コピーができる。

ちなみにChromeを使っているとGoogleレンズで同じようなことができるので、やはり目新しさはない気がする。

USB-Cデータ転送許可リクエスト

これはUSB-CやThunderboltの機器を繋げた時にユーザーに対して通信する許可をとることが必要になったようです。

ちなみに過去のバージョンのOSから繋いでいた機器には許可は必要なく、自動で認識してくれるとのこと。

セキュリティの向上を狙った機能になっているようで、USBデバイスからのハッキングなどを防ぐことに繋がるかもしれません。

その他

・メール・iMessageの送信後の編集や取り消し機能

これは今まで導入されていなかったことに気づかなかったですね。iOS 16やiPadOS 16でも可能になっています。

・「天気」「時計」App

天気や時計はiPhoneにある機能がほとんどそのまま流用されているので目新しさはないですね。

今回のアップデートまとめ

macOS 13 Venturaのアップデートはそれなりに新機能が追加されて、MacBookが使いやすくなったとは思います。

ただ、新機能のいくつかは私が試せない環境であったり、あまり新鮮味のないものもありMontereyからそこまでの変化を感じなかったのも事実です。

ステージマネージャに関してはMacよりもiPadを想定している機能な気がしますし、iPhoneのカメラ連携機能は新型iPhoneでないと使えない。

今後私の方でももっと色々試してみて、有効な使い方など模索したいと思います。

不具合について

私の場合は問題なかったですが、他の方の報告を聞くとまだ未対応のアプリがあったり、Macのパフォーマンスが低下してしまう例もあるようです。

やはり最新のOSへのアップデートは不具合がつきものなので、しばらく待つのをおすすめします。

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