iClever IC-DK01購入レビュー【パンタグラフ方式の多機能キーボード】

2022/04/15

キーボード 周辺機器

安価なパンタグラフ方式キーボードのiClever IC-DK01をレビューしてみます。全体の質感や特徴、そして同ジャンルで人気のロジクールK380との比較も行います。

iCleverというメーカーはゲーミングや折りたたみキーボードなどの製品を多くリリースしていて、本社は中国の深セン(shenzhen)にあるブランドです。

低価格でなかなか高機能な製品をリリースしてくれているメーカーなので試しに購入してみた次第です。最近キーボードを買いすぎているのでなんとかしたいところ…

iClever IC-DK01の特徴

接続方式

USBレシーバーは背面に収納できる

Bluetoothと2.4Ghz無線の両方に対応しており、最大3台まで同時に接続可能です。

Bluetoothでの接続の場合にはFn+Tでペアリングモードにしてから、Fn+WかEで2台までを登録できます。

2.4Ghz無線での接続の場合にはUSBレシーバーをPCに挿して、Fn+Qで接続されます。

また、WindowsとMac、AndroidからiOSまで対応可能です。これもFnキーとA,S,Dキー3つを使って変更していく必要があります。

個人的にはBluetoothだけではなく2.4Ghz無線にも対応しているのがGoodポイントで、キーの反応の速さと汎用性の高さから2.4Ghzレシーバーを使えるのが嬉しいです。

ちなみにしっかりと技適マークと番号もあるので安心して使えます。

裏側面にあるON OFFスイッチ

ON-OFFスイッチは裏側面にあり、かなり小さいスイッチで切り替えます。その右側には充電用のUSB-C端子が備わっています。

この端子は充電専用なので、PCと繋げて有線接続をすることはできません。

配列について

DK01を上から見た

基本的にはUS配列となっていますが、JIS配列のパターンも印字されているためどちらでも一応対応可能です。

さらにWindowsとMac用のキーのどちらも印字されていて、こちらも対応力が高いです。

とにかく高機能で全てに対応させた全部乗せキーボードというのが興味深いです。無いのは「かな表記」くらいです。

また、Enterキーが通常のJIS配列の場合と異なり横長のタイプなので、USキーボードに触れていなかった場合には慣れが必要になります。

打鍵感

IC-DK01はかなり薄型なのでキーストロークは浅めですが、打っている感覚は十分にあります。ノートPCのキーボードに慣れていれば違和感は少ないと思います。

ノートPCのキーボードよりも若干キーストロークは深いため、フィードバックは確実に感じられます。

また、ロジクールのMX Keysのデザインに近い、中央がへこんでいるキートップはミスタイプを減らすのに微力ながら貢献していると思います。

ただ、最初の抵抗感がちょっと強めなので慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。

さらに、打鍵感が好みでないというパターンもあると思います。具体的には、キーに指を乗せてからクッとしっかり押し込まないといけないイメージです。

一度押し込むとサクッと入力されるので、スイッチ感の強めなキータッチです。ほんの少しの力で軽くタイピングされたい方にはおすすめできないですね。

確実な入力感、ちょっと硬めな打鍵感が良いという方にはおすすめできます。打鍵感は本当に好みが分かれるので難しいですね。

デザイン

IC-DK01の斜めからのショット

IC-DK01はシンプルなデザインで使いやすいと感じます。ブラックの1色のみで艶消しのプラスチック素材です。

高級感はありませんが、安っぽいということもない無難なデザインです。

縦の幅が116mm程度とかなりコンパクトなのも扱いやすく、持ち歩きにも困らないのはメリットです。

また、もともとキーボードに傾斜がつくように設計されているのでそのままで十分に打ちやすいです。角度調整ができないのが少し寂しいくらいです。

デメリット

色が選べない

これはキーボードのあるあるなのかもしれませんが、色が一色しか選べないパターンがあります。

IC-DK01もブラックしか選択肢がなく、せめてホワイトも欲しいという方もおられるかもしれません。これはどうしようもないポイントですね。

バックライトがない

これも若干のデメリットというか欲しかった機能として、バックライトがあったらよかったなと感じます。

でもこの値段でバックライトありというのはほぼありえないので、コストとの兼ね合いでデメリットとまでは言えないとは思います。

OS選択はちょっと面倒

ペアリング先とOS選択が必要
Fnキー+Q・W・Eで接続先、A・S・DでOSを選ぶ

ペアリング先の選択と共にOSの選択も可能なのですが、その都度手動で変更するのはやはり結構面倒でした。

全ての端末が同じOSなら何も問題ないのですが、MacとWindowsなどの切り替えが必要だとちょっとややこしいですね。

私はMac→iPadくらいならほとんど変化がないのでそのままMac配列で入力を行ってしまっていました。

同ジャンルのロジクールK380と比較

このサイズのマルチペアリングキーボードではロジクールK380がかなり有名でよく売れています。

K380はかなり前に購入して使っているので、使い勝手を比較してみたいと思います。

特徴の違い

ロジクールK380とiClever IC-DK01を並べてみた

実際に使っていて比較してみると、ロジクールの方はキーピッチが18mmと若干狭いのに対してIC-DK01は19mmと通常のサイズです。

それによってIC-DK01の方がゆったりとしたポジションで打ちやすいと感じます。

キーストロークはIC-DK01が若干深く、押している感も強いです。ロジクールK380は比べるとかなりキーが軽く打鍵感はしっとりしています。

この部分は好みが分かれるところだと思います。しっかりしたクリック感が欲しいならIC-DK01、軽い押し心地が好みならK380が良いでしょう。

また、キー配列がIC-DK01はUS配列なのに対して、K380はJIS配列です。とはいえどちらも両方の入力に対応した印字がなされています。

サイドからキーボード角度のチェック

キーボードに角度がついているのはIC-DK01の利点です。K380はほとんど傾斜がついていませんが、IC-DK01はしっかりと角度がつきます。

個人的にも傾斜があった方が打ちやすかったので、K380もラバーを裏に貼って角度をつけていました。

接続方法の違い

ペアリングについてはどちらも3台まで同時接続可能ですが、K380はBluetoothのみ、IC-DK01は2台がBluetoothで1台が2.4Ghz無線です。

2.4GhzのUSBレシーバーを用いた接続が個人的には欲しいポイントだったので、IC-DK01の高機能はありがたいポイントでした。

接続の切り替えはK380がシンプルで、左上の色が異なる3つのキーひとつで切り替えられてしまいます。

IC-DK01ではFnキーとQ.W.Eの同時押しで切り替えることができます。これはちょっとした違いですので、慣れればそんなに変わらないかもしれません。

デザインは好みの問題か

K380とIC-DK01を並べてみる

好みの問題ではありますが、カラーリングの違いもそれなりにあり、ブラックで統一されているIC-DK01と、どのカラーを選んでも若干淡い色味なのがK380です。

全体をブラックで統一している場合にはロジクールのK380はちょっと浮いてしまう印象があり、IC-DK01がちょうど良い気がします。

逆にグレー系や明るめな色で統一されているならグレーのK380はぴったりかもしれません。また、K380はカラーバリエーションもあるのが強みです。

比較結果とその他のキーボード

同ジャンルのキーボードとなっているk380とiClever IC-DK01はどちらも甲乙つけ難いコスパに優れる製品だと思います。

以前から使っているロジクール K380のレビューも行っています。

薄型で持ち運びを考えておられるならどちらも良い選択になるので、好みに合わせて選ばれるのが良いでしょう。

さらに高級感を求めてパンタグラフキーボードを漁った結果Satechi  Slim X1というキーボードも購入レビューしています。

さらにさらに、IC-DK01のデザインの元になっているであろう、ロジクールのMX Keys miniも購入レビューしました。

正直、価格差が3倍以上する高級キーボードになるので比べてしまうのは悪いのですが、打鍵感はMX Keys miniの方が圧倒的に良いです。

まとめ

iClever IC-DK01はハイコスパなキーボード

iClever IC-DK01は価格が3,000円程度で高機能、コンパクトなキーボードです。

WindowsでもMacでもAndroidでもiPadでも使える万能なキーボードなので全体的なコスパは高いと感じます。

もちろん質感や剛性感については値段なりという感じではありますが、それでも3,000円程度で手に入るならかなり良いキーボードだと感じます。

トータルでiClever IC-DK01はコスパの高い扱いやすいキーボードと言えます。

打鍵感については好みが分かれる部分もあるので一概には言い切れませんが、クリック感の強めなキータッチがお好きなら、おすすめできるキーボードです。

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