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iPad Air 2 & mini 4 はいつまで使える?【iPadOS 15のセキュリティサポート】

iPad Air 2・mini 4

iPad Air 2とmini 4はいつまで使える?

2024年現在、iPadOSは15~17まで共存しiPadOSのサポートがややこしくなっています。

そんな中、発売から10年近く経つ「iPad Air 2」と「iPad mini 4」は2022年に登場した「iPadOS 16」へアップデートできませんでした。

しかし「iPadOS 15」にてセキュリティアップデートが継続中です。つまり、まだ使えます。(2024年1月時点)

iOS 15/iPadOS 15でサポートされているモデル(セキュリティアップデート

  • iPhone 6s (すべてのモデル)
  • iPhone 7 (すべてのモデル)
  • iPhone SE (第 1 世代)
  • iPod touch (第 7 世代)
  • iPad Air 2
  • iPad mini (第 4 世代)

要するに、iPad Air 2とmini 4がいつまで使えるか?
=「iPadOS 15のセキュリティアップデートがいつまで続くのか?」という意味です。

先に伝えておきたいのは、Appleは非常に長くOSアップデートを行ってくれますが、最新ではないiPadOSのセキュリティアップデートがいつ切れるのか明確なことは言えません。

つまり、これらのリスト(iPadOS 15までのサポート)に載っている端末をこれから購入するのは全くおすすめできません。

これから購入するなら少なくとも、現在最新OSを動かせる端末(2024年ではiPadOS 17)を選ぶことを勧めます。

ちなみに初代Airとmini 2・3は「iOS 12」で恐らく2023年でセキュリティアップデートも終了しています。

  • iPhone 5s
  • iPhone 6
  • iPhone 6 Plus
  • iPad Air
  • iPad mini 2
  • iPad mini 3
  • iPod touch 第6世代

上記の機種(さらに古いモデルはもちろん)はインターネット接続やBluetooth等を使うのはやめた方が良いでしょう。過去記事にもまとめています。

iPad mini 2&3はまだ使える?【2023年まではiOS12がギリギリサポート】 - plz-reference-blog

iPad mini 2&3はまだ使える?【2023年まではiOS12がギリギリサポート】 - plz-reference-blog

iPad mini2と3がいつまで使えるのかをセキュリティサポートや動作速度などの観点からみていきます。我が家のmini3の動きを実際にチェックしつつ検証します。

iPadOSのセキュリティアップデート期間を予想する

初代Airやmini2などの機種は2019年に「iPadOS 13」が登場した際「iOS 12」に取り残されて以来、約4年間もセキュリティアップデートを受け続けました。

つまり「iPadOS 15」もこれから2〜3年くらいは大丈夫なのでは?

→これは正直わかりません。

現状セキュリティアップデートの法則がわからない

iPad Air 2とmini 4の最終OSであるiPadOS 15(2021年9月リリース)はセキュリティアップデートがしばらく継続するでしょう。

ただ、Appleの新世代への買い替え圧力からすると「iPad mini 2/3、初代Air」のようにはいかないかもしれません。とにかくアップデート法則が現状では未知なのです。

今は「iPad Air 2とmini 4」のセキュリティ的には大丈夫でも、いつそのアップデートが切れるかわからない状況です。

それに続くiPadOS 16勢についても、いつの間にかのセキュリティアップデート終了もあり得ます。

macOSに倣う可能性

※これは私の勝手な予想なので、一つの可能性として捉えていただけると助かります。

macOSのセキュリティサポート期間については、以下の3つのバージョンに対してアップデートが行われてるようです。

  • 最新
  • ひとつ前
  • ふたつ前

以上であり、それより前のOSはセキュリティサポートの欄から消えます。

つまりmacOSは最新版から遡って2つ目までがサポートされ、それ以下のOSはサポート終了するようです。そしてmacOSも毎年更新です。

そして、現在のiPadOSのラインナップは次の通り…

  • iPadOS 17(最新)
  • iPadOS 16(ひとつ前)
  • iPadOS 15(ふたつ前)

この状況はmacOSに似ていると思いませんか?…もしもmacOSと同じことがiPadOSでも起こるとすれば…

つまり今年の9~10月頃に「iPadOS 18」が登場した時、iPadOS 15のセキュリティアップデートも終了する可能性も…

この説から言うと最新OSについていけなくなってから、2年間でセキュリティアップデートは終了します。

つまり、iPad Air 2とmini 4は2022年10月に登場した「iPadOS 16」に行けなかった
そこから2年後の2024年9~10月が打ち切りライン

…妥当なところかもしれません。

※これは可能性の話です。

iPad Air 2とmini 4 の動作について

さすがに10年近く経過するiPadの動きはサクサクとはいえません。特にmini 4はA8チップと2GBのメモリであり、iPhone 6と同じレベルの性能です。

とはいえ、ブラウザやX(Twitter)その他の軽いアプリは問題なく動作します。

iPad Air 2についてはA8Xという当時の上位チップを搭載し、mini 4より2~3割性能が良くて動きは軽いのでブラウジングや動画視聴などについては問題なく使えます。

ただ、普通に動作すれば良いわけではないのが電子機器です。すでに考えたセキュリティの問題が一番のネックになります。

さらに、すでにiPadOS 15に非対応のアプリも出てきているので、今後使い勝手は間違いなく悪くなっていきます。

今後のOSアップデートについて

「iPadOS 15」に続く「PadOS 16」にはできたけど「iPadOS 17」に上げられない端末は以下の通りです。

  • iPad 第5世代
  • iPad Pro 9.7 インチ
  • iPad Pro 12.9 インチ 第1世代

これらの機種は「iPadOS 16」でストップします。

(※この点は最新OSへのアップデートの話であり、セキュリティアップデートとは別ですが関係はあります)

無事「iPadOS 17」へ行けたのは…

  • iPad Pro 12.9インチ 第2世代 以降
  • iPad Pro 10.5インチ
  • iPad Pro 11インチ 第1世代 以降
  • iPad Air 3 以降
  • iPad 第6世代 以降
  • iPad mini 5 以降

以上です。彼らは「iPadOS 17」かそれ以降に対応します。

過去の記録を見ると、iPadOS 13(2019年)に行けた端末は全てそのままiPadOS 14(2020年)、iPadOS 15(2021年)まで行けました。

つまり3つのOSアップデートに耐えられたのです。(iPadOS 13が最初のiPadOS)

しかし、今回は「iPadOS 15」(2021年)で足切りが起き、続く「iPadOS 16」(2022年)でも足切りがありました。

アップデートの基準は?

OSアップデート可能かどうかは、スペックの問題だけで判断されるわけではなさそうです。

■ iPad 第5世代よりiPad Air 2の方がスペックは高い

なぜか第5世代はiPadOS 16、Air 2はiPadOS 15止まり

■ iPad 第6世代よりiPad Pro 9.7インチがスペックは高い

なぜか第6世代はiPadOS 17、Pro 9.7インチはiPadOS 16止まり

(※Geek Bench6のCPU性能での比較)

恐らくですが、CPUスペックやメモリ量などよりも、発売日の方が重要視されていそうです。

  • iPad Air(A7)=2013年発売(iOS 12 ※2023でセキュリティアップデート終了)
  • iPad Air 2(A8X)=2014年発売(iPadOS 15まで ※2021年リリース)
  • iPad Pro 9.7(A9X)=2016年発売(iPadOS 16まで ※2022年リリース)
  • iPad 第5世代(A9)=2017年発売(iPadOS 16まで ※2022年リリース)
  • iPad 第6世代(A10 Fusion)=2018年発売(iPadOS 17~ ※2023年リリース)

年代で並べれば理解はできます。もちろん、スペックの高いProモデルのサポートは長めに設定されているようです。

次回の足切りモデル予想

ここで最新OSへのアップデート、次に足切りされるモデル予想をしてみると…

  • iPad 第6世代(A10 Fusion)2018年発売
  • iPad 第7世代(A10 Fusion)2019年発売※
  • iPad Pro 10.5インチ(A10X Fusion)2017年発売
  • iPad Pro 12.9インチ 第2世代(A10X Fusion)2017年発売

これらのモデルが次に切られる可能性が高いです。

※iPad 第7世代は第6世代と同じCPUを搭載しているので同時足切りになるのか、メモリ量の差(第7世代は3GB)があるので次になるのかはわかりません。

そして、これら4機種だけがCPUに「Fusion」と名が付きます。これ以降のモデルは「Bionic」となるわけです。

なので、Fusion世代がどこまで粘ってくれるかによってその後の世代の計算も変わります。(iPhoneのiOSはBionicでも関係なく切られています)

次の足切りは今年なのか来年なのか…とにかく比較的近いでしょう。

これからiPadを買うなら

私は頻繁にAppleのセキュリティアップデートを見て、iPadやiPhoneがまだ使えるのかをチェックして記事に追記したりしますが、多くの方はそうではないでしょう。

つまりは、これからiPadの購入を検討される場合は、現時点で最新OSへのサポートが十分にされるモデルを買っておくのが安心です。

最低ライン

・iPad 第8世代(2020年発売)

・iPad Air 3(2019年発売)

・iPad mini 5(2019年発売)

これらの機種はすべて「A12 Bionic」チップを搭載したモデルで、発売から4~5年が経過しています。

AppleはiPadを最新OSに5~8年アップデートしていくようなので、あと2年前後は付いていくはずです。

これらはいわばエントリーモデルで、iPadでブラウジングや動画視聴、簡単なタスクを行うためにはちょうどいいです。

くれぐれも最低ライン以下のモデルを選ばないでくださいね。わかって買うのはいいのですが…

ほとんどが中古購入となりますが、おすすめは安定のイオシスです。保障も付いていて、評価基準が高めなのがポイントです。

 イオシス iPad一覧

長く使うなら

・iPad 第10世代(2022年発売)

・iPad Air 5(2022年発売)

・iPad Pro 11インチ 第5世代(2021年発売)

・iPad Pro 12.9インチ 第3世代(2021年発売)

・iPad mini 6(2021年発売)

これら以降のモデルはまだまだ使えます。

特にAir 5やPro 11インチ 第5世代、12.9インチ 第3世代は「Mシリーズ」チップを搭載していて、ほかのCPUでは実現できない機能が使えたり、非常に高速な処理が可能です。

個人的にはAmazonのセール時にiPad 第9世代、もしくはM1チップ搭載のAirかProを狙うのが良い気がします。Amazon整備品もまあまあ安いです。

■ Amazon iPad一覧

iPadじゃなくていいなら

最新iPadの高速な動作や、マルチタスクを求めるわけでもなく、読書や動画視聴、ブラウジング程度の作業ならiPadである必要もないです。

2022年に発売されたFire HDタブレットは性能的にiPad mini 4くらいになり、最低限の動作やAmazonのサービスを快適に使えます。

私はFire HD 8(2022年モデル)を使うことがありますが、新しいiPadと比べると遅いですが、KindleやAmazonプライムビデオ、一応Youtubeも普通に見れます。

価格も1万5,000円くらい(セールだともっと安い)なためライトユースならこっちもおすすめです。2022年モデルは2027年までのセキュリティアップデートを行ってくれます。

そのほか、デメリットなどもまとめた記事もご覧ください。

Fire HD 8 タブレット 第12世代(2022)の細かいデメリットを挙げる【実機レビュー】 - plz-reference-blog

Fire HD 8 タブレット 第12世代(2022)の細かいデメリットを挙げる【実機レビュー】 - plz-reference-blog

Fire HD 8 第12世代を購入レビューします。特にデメリットをかなり細かく解説して、購入前のチェック事項としていただけると嬉しいです。

以上、iPad Air 2とmini 4はいつまで使えるか?でした。

正直、まだ使えますが最短で今年中にセキュリティアップデートが切れる可能性があるため、早めに買い替えるのが安心です。

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