iPad 第5・6・7世代はいつまで使える?
iPad(無印)は現在、第10世代まで出ていますが、今回は旧世代(5~7世代)の具体的なサポート終了時期について予想していきます。
「最新OSへの対応」と「セキュリティアップデート」の対応についてまとめてみます。
iPad 第5世代 発売までの流れ
iPad 第5世代の一つ前の第4世代は2012年に初代iPad miniとともに発表され、すでに完全にサポート終了しています。
2013年に初代iPad AirとiPad mini 2が発売、2014年にはiPad Air 2とmini 3、翌年にmini 4が発売され、これらの機種もほぼセキュリティアップデートまで終了しています。(以下過去記事)
2015年発売の12.9インチ iPad Pro、2016年発売の9.7インチiPad ProはiPadOS 16でストップ。(最新はiPadOS 18)
そして2017年にiPad 第5世代が発表されるという流れです。ちなみにiPad 第5世代は第4世代の後継ではありますが、デザイン的にはiPad Air 2の流れを汲んだ機種です。
スペック表
iPad第5世代 | iPad第6世代 | iPad第7世代 | |
---|---|---|---|
サイズ(mm) | 240✕169.5✕7.5 | 240✕169.5✕7.5 | 240✕174.1✕7.5 |
重量 |
Wi-Fi版:469g Cellular版:478g |
Wi-Fi版:469g Cellular版:478g |
Wi-Fi版:483g Cellular版:493g |
ディスプレイ |
9.7インチ 2048✕1536 264ppi |
9.7インチ 2048✕1536 264ppi |
10.2インチ 2160✕1620 264ppi |
CPU性能 | Apple A9 |
Apple A10 Fusion |
Apple A10 Fusion |
メモリ | 2GB | 2GB | 3GB |
その他 | Apple Pencil非対応 |
Apple Pencil 第一世代対応 |
Apple Pencil 第一世代と Smart Keyboard に対応 |
発売日 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年9月 |
最終OS | iPadOS 16 | iPadOS 17 | iPadOS 18〜 |
iPad 第5世代
現状
iPadOS 16でOSアップデートが終了しており、セキュリティアップデートも徐々に減る傾向にあります。
※iPadOS 16:2022年リリース・2024年8月最新セキュリティアップデート
今後
iPad第5世代は新しいアプリに対応できなくなり、機能が徐々に制限される可能性が高いため、快適な利用は難しくなっていきます。
2017年発売のiPad 第5世代はiPadOS 16でOSアップデートがストップしました。2024年11月時点では2024年8月のセキュリチィアップデートで一応続いているようです。
ただ、iPadOS 17と18のアップデート頻度と比べると明らかに少ないです。
iPad 第6世代
現状
iPadOS 17まではアップデート可能ですが、最新のiPadOS 18には対応していません。
※iPadOS 17:2023年リリース・2024年9月最新セキュリティアップデート
今後
iPad 第6世代は、まだしばらくは利用できますが、新しい機能やアプリを利用できないため、徐々に不便を感じる場面が増えてくるでしょう。
2018年発売のiPad 第6世代についてはiPadOS 17のアップデートが継続していますが、現在最新のiPadOS 18にはついていけませんでした。
iPad 第7世代
現状
現時点で最新のiPadOS 18に対応しており、まだまだ使えるモデルです。
※iPadOS 18:2024年リリース・最新サポート継続中
今後
iPad 第7世代は一定期間は新しい機能やアプリに対応し続けることが期待できますが、数年後にはサポート終了となる可能性があります。
2019年発売のiPad 第7世代についてはiPadOS 18(現在最新)がサポートされています。
ただ、恐らく次回2025年のOSアップデート(iPadOS 19)では切られるでしょう。
今後購入するのにおすすめはiPad第8世代以降
できるだけ最新のiPadが良い理由
- 最新のiPadOSに対応していので新しい機能やアプリをフルに活用できる
- パフォーマンス的にも処理速度が速く、快適な操作が可能
- 今後しばらくOSやセキュリティアップデートが提供されるので安心して利用できる
- iPadの価格は基本的にほとんど落ちないため売却時に高額であるため(傷をつけないことが大切)
iPadOS 18(2024年で最新)に対応したモデル
- iPad Pro 13インチ
- iPad Pro 12.9インチ(第3世代)以降
- iPad Pro 11インチ(第1世代)以降
- iPad Air(第3世代)以降
- iPad(第7世代)以降
- iPad mini(第5世代)以降
予算の許す限りで最新のiPad(第8世代以降)を購入することを強くおすすめします。第8世代で第7世代からCPU性能も大幅にアップしています。
今回考えた第5~7世代のiPadは今後の購入対象から外すのが無難です。どのモデルもそこまで長く使えませんし、動作もモッサリしてきます。
もちろん、価格的に手ごろでほんの数年使えれば良いというなら第6世代以降なら選んでもいいかとは思います。
iPad(無印)のコスパが高い理由やそのほかAirやPro、miniなどとの比較も行っています。
iPadを新品で買うならAmazonが良い
iPad第9世代
新品でもまだ購入可能なTouch IDとライトニング端子が残る最後のiPadです。デザインはiPad 第7世代から変化していません。
性能的(CPU:A13 Bionic)や価格(新品50,000円以下)でコスパも良いです。
iPad第10世代
第10世代はCPU性能アップ(A14 Bionic)デザインはAirやProと似てきてディスプレイは10.9インチと大型化、充電端子もUSB-Cとなりました。
値段も多少下がった(新品で60,000円以下になった)ので予算が許せばいい選択肢です。
これらはAmazonで時々セール価格で購入できたり、Amazonポイントも付きます。
iPadを中古で買うときの注意点と購入場所
第8世代iPadや、第3世代iPad Airなどを狙うなら当然中古品となりますが、注意点がいくつかあります。
中古iPadの価格帯
中古iPadの価格はモデルや状態によって大きく異なり、世代や状態によって手頃な価格で手に入ります。
ただ、チェックするべき項目も多くて個人間やり取りが発生する可能性のある「メルカリ」などでの購入はあまりおすすめできません。
購入前に確認すべきポイント
中古iPadを購入する際は、以下のポイントを確認しましょう。※Webショップなどは現物を確認できないので、購入後にチェックする必要があります
- 外観:キズや凹みがないかをチェック
- 動作確認:画面、ボタン、カメラなどが正常に動作するか確認
- iCloudの解除:前のユーザーのiCloudアカウントが残っていないか確認することが重要
- 保証や返品ポリシー: 購入先の保証や返品条件を確認しておくと安心
中古品でのセキュリティ上の注意
中古iPadはセキュリティリスクが伴うことがあります。購入後は、以下の手順を踏むのが無難です。
- 購入後すぐにデバイスを初期化し、全てのデータを消去する
- セキュリティパッチが適用された最新のiOSにアップデートする
- パスコードやFace ID/Touch IDの設定を確認・更新する
オンラインでの中古iPad購入はイオシスがおすすめ
中古のiPadをオンラインで買うなら、個人的にはイオシスを使うのがおすすめです。実際にCランク品を購入してみたり、保証もあるので安心感のあるショップですね。
中古で狙うなら無印のiPadに限らずに予算に応じて選ぶと良いです。
- iPad 第8世代以降
- iPad Air 第3世代以降
- iPad mini 第5世代以降
- iPad Pro 11インチ 第3世代以降
- iPad Pro 12.9インチ 第5世代以降
この辺りがおすすめの機種ですね。iPad ProはMシリーズチップ搭載機種を選ぶと多くの機能が使えます。
実際にiPad Proをイオシスで購入してレビューしてみた記事もあるので参考にされてください。
まとめ
iPad(無印)の旧世代モデル(5~7世代)の具体的なサポート終了時期(セキュリティアップデートなど)を解説してみました。
iPad 第7世代は最新OSに付いていきましたが、来年にはOSサポートは切られるでしょう。
第6世代と第5世代はいつまでセキュリティアップデートが来るかが分からないのが現状です。
今後購入するなら最低でもiPad 第8世代以降のモデルを選ぶのが無難でしょう。新品ならiPad 第9世代・第10世代を選びましょう。