サブディスプレイ化アプリ「spacedesk」(無料)と「Duet Display」(有料)の比較!どっちが使いやすい?無料で十分?

2020/06/12

PC アプリ

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タブレットをサブディスプレイ化するのに無料の「spacedesk」がとても使いやすいという話を聞き、さらにサブディスプレイとしてiPadを使うなら「Duet Display」が良い!というレビューも多く、気になったので両方を使い比べてみました。

ちなみにDuet Displayはアプリなのに約1,200円、Android版は約1,000円します。Officeとかよりは安いか…

spacedeskについて

spacedeskは無料のサブディスプレイ化アプリで、タブレットやPC、スマホまでなんでもセカンドモニターにしてしまうという素敵なツールです。利用できる条件は以下の通りです。

同じWifiネットワークに接続している

・メインとなるのはWindowsPCのみ

spacedeskの使用方法

spacedeskホームページからメインモニターとなるPCにサーバー(PRIMARY PC)としてのspacedeskをダウンロードします。「DOWNLOAD」の該当するWindowsバージョンに合わせてインストール。タブレット側(AndroidでもiPadでもiPhoneでもOK)両方でアプリをインストールします。

spacedesk (multi monitor app)


spacedesk (multi monitor app)
無料
posted withアプリーチ

Windows、App Store、Google Play、amazon.deからインストールできます。ちなみにWindowsの場合、アプリをインストールしなくても、ブラウザでも可能です。その時は「Go to HTML5 Viewer page」から即繋げます。

メインPC側とサブ側のアプリを起動すると、IP-Addressが出てくるか、接続するアドレスを入力するよう指示されるので、入力&クリックします。

IP Addressの確認

解像度などをコントロールする場合は、サブ側の端末から行います。接続前の画面の右上の点3つからセッティングできます。

アプリの調整を行うためにメニューを開く

ポインターの動きがあまり良くない場合は「Quality/Performance」の項目でPerformanceよりに設定すると、映像がボケていきますが速度は上がります。

もしくは「Resolution」(解像度)という項目で「Choose Custom Resolution」から徐々に解像度を下げていってあげるのも効果的です。

11.6インチのYOGA710に8.9インチのAndroidタブレットを接続

これだけ設定しておけば、サブディスプレイ側のでアプリを立ち上げて接続すれば即マルチディスプレイ化が可能になります。

個人的にはこのスタイルが好きでよく使います。さらにspacedeskの詳細については次の記事もご覧ください。

Duet Displayについて

Duet Displayもspacedeskと変わらずインストールから使用まではとても簡単です。購入から接続までを説明しますね。

Duet Display

Duet Display
開発元:Duet, Inc.
¥1,220
posted withアプリーチ

iPad側ではアプリを購入(約1,200円・Android版は約1,000円)するのみ。上記よりダウンロードも可能です。

PC側でもダウンロードします。Duet Display←このリンクからでも行けます。

MacかWindowsを選んで、インストール。これはいつもと変わらない普通のダウンロードですね。 とりあえずインストールすればOK。

PC側でのアプリインストール

iPadのほうでアプリを立ち上げると、パソコンに接続すると出るので、とりあえずは有線(Lightningケーブル)を繋げます。

接続待ちの状態

このあと初回のみ、iPadのパスコードを要求されますので入力すると。

11.6インチノートPCに7.9インチiPadminiを接続

スムーズに接続完了してしっかりとサブディスプレイ化できます。PC側にiTunesが入っていないと接続できないというようなパターンもあるようです。私のPCでは、もともとiTunesを入れていたので何も問題なく起動しました。

一度接続できてしまえば、そのあとはiPad側でアプリを立ち上げてLightningケーブルをつなげば即接続されました。

ちなみにDuet Displayを有線接続ではなく、無線での接続をしたい場合は「Duet Air」というサブスクリプション制の契約を行う必要があります。こちらは年額約2,000円。

「Duet Air」のレビューを見てみても、ほとんど有線と変わらない動きを見せてくれるそうで、どうしても無線接続が良いという方は契約してみても良いと思います。

通常版Duet Displayの詳細なレビューはこちらから確認されてください。

spacedeskとDuet Displayの比較

ここから本題のspacedeskとDuet Displayの比較をしていきます。

画面表示の品質やポインターの動き

spacedeskでの画面表示の品質は少し粗い
spacedeskでの表示 

Duet Displayでの表示品質はかなり高い
Duet Displayでの表示

非常にわかりにくいんですが、じっくりと見てみるとDuet Displayのほうが鮮明な感じ。やはり有線での接続の優位性はありますね。なぜか同じ解像度で設定しても表示される範囲が異なるのはそれぞれのアプリの仕様なのかな。

マウスポインターの反応などもDuet Displayのほうが正確についていく感じ。さすがは有料アプリ。spacedeskでも解像度をもっと落としたり設定を変えればポインターの反応は改善しますがその分画質は落ちます。

そうは言ってもspacedeskはWi-Fi接続で限界があるなかで、無料アプリなのにここまで対応するなら十分に凄いです。

接続の簡単さ

spacedeskは同じWi-Fi環境下なら、iPad側でアプリを立ち上げて、接続したいIPアドレスをタップでOK。

Duet DisplayはまずLightningケーブルを接続してから、iPadでアプリを立ち上げれば数秒で接続完了。

手間ほとんど変わらないですね。ただ、Duet DisplayではLightningケーブル自体が若干邪魔に感じるという気もしなくもないですね。USBポート1つ使われちゃうし…

Duet Displayのメリットとデメリット

メリット

Duet Displayは有線接続である、というのがかなり強力な利点です。Wi-Fiでの接続よりも確かに反応が早く、画質も良いです。

また、セキュリティ面でも有線接続が勝っています。加えてiPadの充電ができるところもプラスでしょうか(ノートPCを充電していないとそちらが減りますが)

デメリット

アプリが重いのか、PCの性能や使い方によっては動きが悪くなることがあります。わたしのPCのスペック的にメモリ4GBで第7世代Core m3という微妙なものだったのも影響しているとは思われます。

また、私がiPad mini4で使用した際には途中でかなり発熱もあり、Chomeのタブをたくさん開いていたりすると動きも厳しい感じがしました。

spacedeskのメリットとデメリット

メリット

まず無料であるということ。そしてたくさんの端末でインストールし、同時に接続できる点。Duet Displayでも複数台接続可能なのかもしれませんが、実際に複数接続できるだけのiPadが無いので検証できませんでした。

Duet Displayでは基本的にアプリをインストールした端末でしか使えないということを考えても複数端末で試せるspacedeskの優位性はあります。

デメリット

spacedeskは使っていてほとんど不満はないのですが、セキュリティ面での不安は若干のこります。Wi-Fi経由での使用で、かつ完全に無料のアプリである(広告も出ない)というのがちょっと心配です。とはいえ今のところ妙な動きはしていないですし、Windowsのセキュリティで引っ掛かることもないです。

結論

spacedeskはPCにWindowsを使われている方皆さんにおすすめできるアプリです。無料ですのでいったん試してみて、これで十分。と思われる方が多いと思います。マウスポインタの動きも画質の調整などで許容範囲に持っていくことができます。(セキュリティについてはそれぞれの判断が必要と思われます)

Duet Displayに手を出される場合は、1,200円分の価値があるかというのを見定める必要があるでしょう。

Windowsで、iPadを有線接続してサブディスプレイ化したい。できる限り低遅延で高画質であってほしい。という方には十分おすすめのアプリです。(MacとiPadを接続するには「Sidecar」というアプリが macOS Catalina で搭載されています)

個人的にはspacedeskで十分でした。どうしても有線接続が必要な時に(快適なWi-Fi環境が無いなど)Duet Displayを使おうかという感じです。

ノートPCにHDMIケーブルなどで大型の外付けディスプレイを追加するパターンを考えておられる方は次の記事も参照ください。

タブレットのサブディスプレイ化で便利なおすすめのアイテム

私はiPad miniやAndroidタブレットをサブディスプレイ化することが多いのですが、iPadはApple純正のカバーで立たせていたり、Androidタブレットの方は100均で買ったスタンドでやってたりします。でも、角度の調整ができないんですよね。

これがちょっと不満点で何かないかなーと探していて角度調整できるアルミのスタンドがありました。結構便利です。ノートPCだと直置きというか浮かないタイプでもOKですが、デスクトップと合わせる用に高さや角度が調整可能なのも良いですね。

アルミタブレットスタンドにiPad miniを乗せている

タブレットを置いても問題なく4cmくらいの高さまで上げられ、なかなか使いやすいです。レビュー記事も書きました。

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