「Duet Display」はWindowsPC+iPadで使うなら良いアプリ【有料】

2020/08/22

アプリ

これまでタブレットをセカンドディスプレイにするというのが個人的な趣味(?)でして、そのなかでもノートPCの操作性を確実に上げてくれたアプリ「Duet Display」をしっかり紹介してゆきたいと思います。

Duet Displayの詳細

Duet Displayは元Appleのエンジニアが作成したアプリケーションです。iPadなどのiOS端末とAndroid端末をPC用(WindowsでもMacでもOK)のサブディスプレイに変えてくれるなかなか優秀なアプリです。特にiPadとの相性がいいです。元Appleエンジニアの作品だからでしょうか。

セールスポイント

Duet Displayの公式サイトからの情報をかいつまんで説明すると「遅延が少なく(ゼロと言っています)生産性を倍にする。そしてタッチ操作も可能

このような利点を掲げているのがDuet Displayですね。生産性が倍というのは結構言いますね。また、有線でも無線でも接続可能というのもポイントです(無線接続は年額料金)。

インストール方法

Duet Displayはバリバリの有料アプリでして、スマホ・タブレット側で購入する必要があります。

インストール方法は特に変わったことはなく、iPad側ではアプリを購入(約1,200円・Android版は約1,000円)してダウンロードするのみです。

Duet Display

Duet Display
開発元:Duet, Inc. 
posted withアプリーチ

PC側でもduetアプリをダウンロードします。こちらは無料でダウンロード可能です。

Duet Displayのホームページ

PC側のインストール画面ですが、MacかWindowsを選んでインストール。これはいつもと変わらない普通のダウンロードですね。 とりあえずダウンロード⇒インストールすればOK。

今回インストールしたのは有線接続のバージョンです。ちなみにDuet Displayを有線接続ではなく、無線での接続をしたい場合は「Duet Air」というサブスクリプション制の契約を行う必要があります。

この場合、年額約2,200円とちょっと悩む金額ですね。さらに上のグレードで「Duet Pro」というのも用意されており筆圧感知や色彩補正などが可能となります。

いわゆる液タブ(液晶ペンタブレット)として利用できるようになるというもので年額3,000円以上となってきます。

実際に使う手順

PC側での操作

PCのほうでDuet Displayを起動します。その前に有線(Lightningケーブル)を繋げます。実際、ケーブルを接続してからが良いのかはよくわかりません。どっちでも大丈夫そうですね。

Duet DisplayのPC側の設定画面

タブレット側での操作

PCでアプリを立ち上げた状態でケーブルを繋ぎ、iPadのほうでアプリを立ち上げると、パソコンに接続すると出てすぐに「Duetを起動」してくれます。ちなみに上に並んでいるアイコンの【 i 】(pro)となっているところを押すと「Duet Air」や「Duet Pro」の購入画面に進めます。

このあと初回のみ、iPadのパスコードを要求されますので入力します。(要求されない場合もあります)


これだけでスムーズに接続完了してしっかりとサブディスプレイ化できます。PC側にiTunesが入っていないと接続できないというようなパターンもあるようです。

私のPCでは、もともとiTunesを入れていたので何も問題なく起動しました。

設定画面について

この時同時にPC側に設定画面が出てきます。設定画面はPCの「duet」アイコンで呼び出すことができます。

接続後の設定画面

PC側でいくつか調整できる項目もあります。すべてiPadminiでの項目です。

  • フレームレート(30・60 FPS)
  • パフォーマンス(ハイパワー・省エネ・Pixel Perfect)
  • 解像度(iPadでは1024×768~2048×1536まで調整可能)

Duet側とPCのディスプレイ設定

この設定はPCと組み合わせるタブレットで異なると思いますのでいろいろ試してみて、しっくりくるところを探す感じです。

個人的には、解像度を上げ過ぎるとポインタの動きが悪くなる傾向が強いので、ほどほどの解像度にしてWindows側でサイズを縮小していくのが良いと思います。

一例として、iPad miniでDuetの設定で解像度を「1024×768」に、PC側でのディスプレイの拡大と縮小で「100%」に設定すると画質は荒くなりますが、全体の動きが良くなりました。

画面サイズの大きいタブレットも、解像度を低いところから徐々に上げていき、ちょうど良いところを探る感じになります。

「フレームレート」や「パフォーマンス」は正直体感的にはよくわからず、私は30FPSのハイパワーで稼働させています。

Duet Displayの使用感

WindowsとiPadでの接続は相性が良い

筆者が今回使用したPCは11.6インチのWindowsPC(YOGA710)とiPad mini4です。すでにどちらも購入から4~5年経過していますが、しっかりと使えております。

Duet DisplayをWindowsPC+iPadで使う場合、とても相性が良いアプリであるのは確実です。

また、公式サイトでも推していた「ゼロラグ」というのは確かに本当で、有線での接続ということもあり、設定にもよりますが遅延はかなり少ないです。同時にiPadの方の充電も可能です。

アプリの立ち上がりも速い

初回での接続ができてしまえば、次からはLightningケーブルをつなげてPC側でアプリを立ち上げた状態にしておき、そのあとiPad側でアプリを立ち上げれば即接続されます。

ちなみに、アプリを立ち上げる順番などはあまり関係がないようでPC側からでもiPadからでも問題ありません。

PCがスリープモードに入るなどして接続が途切れた場合はどちらもいったんアプリを終了してから再度立ち上げると起動します。

使用するケーブルに注意

Duet Displayを有線で使っている際に、使用するケーブルによって全く接続できなくなることがありました。

使用するライトニングケーブルはMFi認証(Apple公式認定品)済みのものを選ぶのが安全です。MFi認証済みと書いてあってもそうでない代物も時々あるので、あまりにも値段の安いものは使わない方が無難です。

Apple純正品を使うか、Ankerなどの有名メーカーのケーブルを使うようにしましょう。

Android版の有線接続に難あり

Duet DisplayにはAndroid版も用意されています。ただ、Android版ではWindowsPCとの有線接続ができない事例などが報告されており(無線接続のみ可能という情報もあり)せっかく1,000円出して無駄になる可能性があるというのはちょっとおすすめできないです。

ということでAndroidタブレットを使用される場合「spacedesk」アプリが無料でかなり良い感じに動くのでこっちをとりあえず試してみてください

ちなみに「spacedesk」は母体がWindowsならつなげる端末は、WindowsでもiOS、Android、ChromeOS、FireOSのどれでもいけるので、無料ですしとりあえず試してみましょう。私も個人的に好きなアプリです。

MacにiPadを接続するなら「Sidecar」

WindowsPCに対してiPadを接続するなら「Duet Display」はかなり良い選択肢になると思われますが、PCがMacだった場合は「Sidecar」を使うことで不要になるかもしれません。

「Sidecar」はかなり優秀なアプリのようで(筆者はMacユーザーではないので口コミ情報ですが)無線でも有線でも接続可能です。

iPadの方ではApplePencilによって液タブ代わりの機能を再現できるという優れもの。Appleの標準機能ということなので性能は高いはずですよね。無料ですし…

ちなみにSidecarを動作させるにはMacが「macOS 10.15 Catalina」以上。iPadの方は「iPadOS 13」以上である必要があります。

結論

WindowsPCにiPadを有線で接続するなら「Duet Display」はなかなかおすすめできるアプリです

本格的なディスプレイを購入する前に手元にiPadがありましたら、試しに購入されるのも良いと思います。ノートPCにサブディスプレイを追加することによる作業効率の向上が体感できると思います。

しかし、お手持ちのPCがMacでタブレットはiPadという場合(macOS Catalina)では「Sidecar」アプリが標準搭載ですのでそちらを使うのが良いです。

また、繋げるタブレットがAndroidである場合には個人的には無料アプリの「spacedesk」をおすすめします。

無料で各種タブレットを無線接続にてWindowsPCのサブディスプレイ化するアプリ「spacedesk」と「Duet Display」の比較も行ってみました。

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