4GBではなく8GB以上のメモリを積んだノートパソコンを選ぶべき理由

2020/05/29

PC

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ノートパソコンを新しく購入される場合にメモリ容量がどれくらいのモデルが良いのか悩むところです。パソコンでそんなに大掛かりな作業をしないから…という理由で値段だけで4GBのメモリのPCを選んでしまう前に、この記事を参考にされてください。

メモリ4GBは安いモデルが多い

現在のPC、ノートパソコンはWindows10のモデルが売られており(Windows7は2020年1月にサポート終了)その中でも安いモデルが基本的に4GBのメモリを積んでいます。実は私の今使っているノートPCも4GBのモデルです。

メモリとは何か

メモリとは、イメージとしては作業スペース、机のようなものです。メモリの量が多ければ作業机が広がり、同時にいろいろな作業を行えるようになります。このほかにCPUと呼ばれるものは、いわば脳です。計算の速さなどがCPUで決まってきます。

そして、記憶容量(HDDやSSDなど)はいろいろなものを置いておく倉庫や本棚をイメージしてもらえると良いでしょう。HDDやSSD、から必要な道具や情報などを取り出して来て、メモリという作業スぺースでCPUという頭脳を用いていろいろなことを行っているのがパソコンです

Windows10で最低限必要なメモリ

Windows10で最低限必要なメモリは、32bit版で1GB、64bit版で2GBとなっています。といってもこれはWindowsを動かすために必要なメモリ数であり、それ以上のメモリを積んでいないと他の作業はほぼできないということになります。

加えて、今では32bit版のWindowsを搭載したモデルは中古で見つける以外ほとんどありません。というより、4GB以上のメモリを搭載するには64bit版である必要があります。どうしても32bitでしか動かない古いソフトウェアを使いたいか、使わなければならないという状況でないのならばWindowsは64bit版がデフォルトといって良いでしょう。

ということは、余裕を持って作業するためのメモリの必要数としての最低ラインは4GBということになるわけです。(メモリは1、2、4、8、16…GBというように増えていきます)

メモリ4GBの限界

Windows10でメモリ4GBというとどれくらいの作業が可能でしょうか。実際に私のLenovo YOGA710(絶版)ではWindows10の64bit版で第7世代core m3のCPU、128GBのSSDという仕様でためしてみますと、このブログを書くのには支障はありませんし、動画再生や、画像編集も可能です。

メモリが4GBでも十分な方

実際に4GBのPCで結構作業をしている私としては「8GB以上を選ぶべき」というのは次のような方には当てはまらないという点をお伝えいたします。

パソコンに触れる時間が1日に1時間以下であり、作業としてはメール、オフィス、動画再生などのいずれかを少々行うくらいで、今後もその状況が続くことがほぼ確実である方

このような場合には、メモリ4GBのノートPCで十分です。全く問題ないです。無理してそれ以上のスペックの物を買うのは無駄になる可能性が高いです。

8GB以上のメモリがあった方が後々良い場合

ここからは先ほど触れたような4GBもメモリがあれば十分という方以外の場合に、8GB以上のメモリを搭載したモデルをなぜ選ぶべきかを考えてゆきます。8GB以上にしておけばよかったと思う瞬間が訪れるのです。

Google Chromeのタブを5つ以上開くような時

Chromeのメモリ使用率は異常に高いなと感じる日々です。Google Chromeだけで軽くメモリを1GB以上使用してきて、さらにタブを増やすごとにガンガンメモリを食います。メモリ4GBのYOGAには酷すぎるっ…どうにかならないのかなぁ…と思っています。

バックグラウンドでアプリを起動したままブログやWordを編集する時

これもChromeと同じようなシュチュエーションですが、バックグラウンドでのアプリの動作中や更新中に同時作業を行うようなことをすると、メモリ4GBの限界を感じます。また、重いゲームをしようとする、またはしたいと思った時にも感じるはずです。

最初は気づかない

最初のうち、メモリが4GBで低スペックなPCでも、意外とさくさく動くように感じます。しかし、それなりにパソコンを使用される方なら、いろいろなアプリやプログラムを入れて使っていくはずです。そしてHDDやSSDの使用が増えて、残り容量が少なくなるとメモリも余計に消費するようになっていきます。

そうしていると、いつの間にかGoogle Chromeや他のアプリを同時に立ち上げただけで常時メモリ使用率が80%を超えるようになっていきます。そしてさっき開いていたChromeが再読み込みするようになったり、ゆーっくりとしか動かなくなっていくのです。そして最悪、突然のフリーズが起こり、強制終了させるしかなくなることも起こりえます。

今よりもっと先を考えて購入する

将来的に見て「それなりにパソコンでの作業を行うことがあるかもしれない」くらいであっても、メモリ8GB以上のPCを買っておいて後悔は無いでしょう。「後悔先に立たず」というのはパソコンなど高価な買い物で特に顕著に現れます。

私自身もメモリ4GBのノートPCでは、徐々に同時作業が厳しくなりました。基本的な作業はメモリ4GBのYOGA710で可能ですが、本格的な作業には正直スペック不足です。
それで、Chromeのタブを10くらい同時に開いて、画像を編集しつつブログを更新する際などには、デスクトップで16GBのメモリを積んだモデルで作業しております。でも今思えば、最初からメモリ8GB位を積んだノートPCを買っておいたら良かったかな、と感じることもあります。

4GBのメモリでもなんとかやっていく方法

私も4GBのメモリしか積んでいないYOGAでなんとかうまくできないかと、いろいろと設定をいじってみたりしました。これらで多少マシになる部分もあったので、今後もメモリ4GBのPCでも諦めずにやっていこうとされている方は参考にしてください。

メモリ不足になっているかの確認

とりあえず、今のパソコンのメモリの使用状況を「タスクマネージャー」でチェックしましょう。ホーム画面の一番下のタスクバー上を右クリックすると「タスクマネージャー」が並ぶのでクリック、表示された画面のパフォーマンスをさらにクリックします。

タスクマネージャーでメモリの使用率を確認する

この画面で現在どのくらいのメモリ使用率なのかがわかります。この70%使用中の状況は、4GBメモリのPCで、Chromeタブ5つとDropboxがバックグラウンドで動いている状況です。ちなみに以下に書いた対策を施してる状態でこのくらいの使用率です。この値が90%を超えてきているといろいろ厳しくなります。

PCの設定

まずは、不要アプリをアンインストールする不要ファイルもできる限り削除するといったところからはじめます。メモリ不足の原因の一つにHDDやSSD容量が無くなってきていることもあるからです。また、周辺機器のプリンターなどでもメモリは消費されます。無駄な機器はつながないようにします。

デフラグ」も行います。エクスプローラーの「Windows(C:)」で右クリック→「プロパティ」→「ディスクのクリーンアップ」でOKです。

バックグラウンドアプリの制御」も行いましょう。「スタート」→「設定」→「プライバシー」と進み、バックグラウンドで動作するアプリを選択します。私はセキュリティアプリ以外はすべてオフにしました。

メモリ開放アプリの使用

個人的に非常に効果が高かったのはメモリ開放のアプリを導入したことです。「Reduce Memory」というアプリで、Gigazinさんで紹介されていて、かなりいい具合にメモリを解放してくれます。

Gigazin「放置しておくだけでメモリの使用を激減させてくれるフリーソフトReduce Memory」で詳しく扱われていますので、ぜひ参考にされてください。このアプリによって、一定の時間で定期的にメモリが解放されるため、私のYOGA710でもChromeタブを5つくらい開きつつ、動作が重くなることなく、ブログを書くこともできるようになりました。

最後の大技:メモリの増設

これができれば一番最強の方法、メモリの増設です。私のYOGA710ではできず、あきらめておりますがメモリのスロットが開いていたり、交換できるタイプのノートパソコンであれば自己責任にはなりますがこの方法が最も効果があります。

4GBのメモリでなんとか頑張るという話を無視して、8や16GBに増設するというのですから。できれば私もしたい方法です。繰り返しますが、自己責任となります。保証などが効かなくなることをご理解の上で行って下さい。

メモリ以外の要素について

パソコンにはいろいろと考えないといけない要素があり、チョイスを難しくさせます。メモリ以外でもPCのスペックを左右する要素は例えば、CPUの性能や記憶媒体(ROM)がHDDなのかSSDなのかといった違いです。

基本的にはメモリ8GB以上を積むモデルは中級クラス以上

ここで一つ大切な点ですが、メモリを8GB以上積んでいるモデルは中級グレード以上のモデルです。CPUで言えば最低でもIntelのCore i3以上、そしてSSDを搭載のモデルがほとんどです。

つまり、メモリ容量で8GB以上で選んでしまえばあとはほとんどの場合、十分すぎるスペックがついてきている(その分値段も高い)ということになります。もちろんその他の要素も気を配って選択していただくと良いのですが、かなり詳しくなってこないとイマイチよくわからない部分も多いはずです。

それで、前半でも触れましたが、今後「それなりにパソコンでの作業を行うことがあるかもしれない」と感じられているならば、メモリ8GB以上で絞ってからのチョイスを心よりおすすめいたします。

全体的に必要十分と思われるのペックを並べてみます。独断での勝手なおすすめ内容ですので、参考程度にお願いします。3Dの高画質ゲームをされる場合などはさらにハイスペックが求められるでしょう。

CPU:Intel Core i3、AMD Ryzen3以上

メモリ:8GB~

ROM:SSD(128GB以上)

ディスプレイ:FHD以上

サイズ:お好み(11.6インチ以上)

まとめ

メモリは8GB以上ほしいという話をしてきましたが、実際のところ使う用途によっては4GBでも問題ないこともあります。将来的なことを加味してどれほどパソコンに投資すべきかというのを見定めつつ、この記事も参考に選んでいただけると嬉しいです。そして4GBメモリで苦戦されている方には「Reduce Memory」というアプリがかなりおすすめであるということも伝われば嬉しく思います。

さらに、ノートPCだけだとなんとなく作業効率が悪いなと感じられている方は、サブディスプレイ追加についての記事も参考にされてください。

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