Windows 11をインストールした結果【友人の第8世代IntelノートPCにて】

2021/10/29

PC

2021年10月5日、Windows 11が正式にリリースされ、PC・ガジェット系の当ブログでも、いち早くWindows 11をインストールする必要があると思いました。

とはいえ、Windows 11のシステム最小要件が厳しいので、インストールできるPCが少ないです。

ちなみに私の持っているLenovo Yoga 710(第7世代Intel CPU)では当然のように不可能。PC 正常性チェックアプリをダウンロードしてNG判定をいただきました。

試しに無理やりMicrosoftの公式ページ、Windows11をダウンロードするからインストールしようと試みるも、しっかり「非対応です」と突き返されます。

Windows 11は、CPUが第8世代以上のIntel製か、第2世代以上のAMD製でないとアップグレードできないという厳しさです。

大体の発売時期が2017年末以降くらいのモデルでないと正規にインストールできないのです。また、CPU以外にもいくつか条件があり、ややこしいです。

メインPCは怖くてアップデートできず

私の手持ちPCで唯一インストール可能なのが最近自作したメインPCの第10世代Intel搭載モデル。

Windows 11にアップデートするのはWindows Updateのからの更新のほうが安全だ。といろんな記事に書いてあります。

ということで「設定」→「更新とセキュリティ」からWindows Updateを見ると次のように記載されていました。

Windows Updateの「おめでとう」という表記
「おめでとう」とは
このPCでWindows 11を実行できます。「おめでとうございます」お使いのPCはWindows 11の最小システム要件を満たしています。

おめでとうございます」とはどういうことなのか。

「おめでとう」もなにも、Windows 11にアップデートできるように、わざわざ第10世代のIntel製CPUでPCを組んでいるので当然のことです。

メインPCの作成は過去の記事で解説していまして、M1 Macに対抗しつつ、Windows 11を視野に入れていたのです。

ここはむしろ「ありがとうございます」という表現が正解ではないでしょうか?という謎のモヤモヤを感じつつもWindows 11を早く見たい。しかし…

強引にインストールするのは怖い

Windows UpdateからWindows 11のインストールを行う場合には、現在の表示が変化してオプションが追加されるそうです。

今の表示は、PCにインストール済みのアプリの互換性などの問題があるかもしれないのでMicrosoftがあえて出しているらしい。

そのように順次インストールさせることでトラブルを防ぐ目的があるようです。

もちろん、Microsoft公式ページのWindows11をダウンロードから強引にインストールすることは可能ですが…

現在発見されている不具合

私がメインPCにWindows 11を入れたくない理由は、やはり不具合です。

  • 印刷関係での不具合
  • ネットワーク関連での不具合
  • アプリの互換性問題

もちろん各環境にもよりますが、以上のような不具合が発生しているようです。これらもアップデートで解決していくと思われます。

ただ、毎週のZoom会議などでも多用するメインPCで致命的な不具合に遭遇しようものなら大変です。

また、メインのPCは妻も度々使うため、むやみにアップデートして検証するのは、ややこしいことになりそうな予感。

ちなみにWindows 11に上げられないサブPCは2025年までWindows 10で頑張ってもらって、そのあとChromebookにでもなってもらおうか…

第8世代IntelのノートPCをお借りできた

第8世代Intel Core i7

そんな悲しい気持ちを記事にしたところ、友人のサイト運営大先輩の方が第8世代Intel Core i7搭載のPCを貸してくれるとの連絡が!

これは本当にありがたい話だったので、即座に感謝を述べ、ぜひ欲しいと嘆き、すぐに送って貰えました。本当にありがとうございます。

現在使っていないPCだそうで、Windows 11の要件は満たしているけど、アップデートしている暇がない。だけど、どんなものか見たいということでした。

Windows 11をインストールしていく

お借りしたPCのスペックは第8世代Intel Core i7-8550U搭載の富士通製の小型ノートPC。メモリは20GB、容量は256GBのSSDです。

まずはWindows 10の状態でCINEBENCH R23とCrystalDiskMarkを回してみます。ベンチマーク変化を見てみたい部分もあります。

そして一応、Windows 11のチェックツールを使ってみます。

Windows11の要件を満たしている

さすが、第8世代のCore i7搭載の富士通FMV LIFEBOOK UH90/B3。Windows11のシステム要件も余裕で満たしています。

その後、Windows Updateからインストールすることができれば一番いいのですが、待つ気はなく、強引にWindows 11を今すぐインストールします。

もしこの方法でWindows 11をインストールされる場合には、データのバックアップを外付けのHDDやSSD、クラウドストレージにしっかり保存してからが安心です。

また、最悪インストールが上手く行かなかった場合にはWindows 10のインストールメディアをUSB(最低8GBは必要)を使って作っておくことも安全策です。

Windows 11のインストールページ
Microsoftの公式ページから今すぐダウンロードする

「今すぐダウンロード」をクリックすると即ダウンロードが開始されるか、またはダウンロードファイルの「Windows11 Installation Assistant」を実行する必要があります。

このページにも「Windows Updateからのインストール」をおすすめされていますが、今回はもちろん無視して「今すぐダウンロード」します。

マイクロソフトのWindows 11ライセンス条項にも「同意してインストール」します。

Windows 10のホーム画面
この見慣れたホーム画面ともお別れ

インストールまで3ステップあり、かなりの時間ただ待つしかありませんが「PCを使い続けても大丈夫です」と親切なコメントをしてくれます。

だいたい30分以上かかって、再起動を要求されます。

ようやくWindows 11になった

なんだか綺麗な時計
スタート画面の時計がおしゃれ

再起動するともうすでにWindows 11になっていました。スタート画面の壁画がとても綺麗で時計もおしゃれなフォントになっています。

Windows 11のホーム画面

すでにいろんなサイトで紹介されているので既視感のある花?の壁画。なかなかにおしゃれです。

また、コルタナさんがリストラされたおかげで無音のままでアップデートできるのもGoodです。

タスクバーについて

そしてタスクバーのアイコンが中央に寄っていますが、アイコン位置は今まで通りの左寄せにもできるようになっています。

タスクバーの左寄せ
左揃えにしたタスクバー

タスクバーを右クリック「タスクバーの設定」から、タスクバーの配置を左揃えと中央揃えから選ぶことができます。

もしかすると左揃えのほうが、しっくりくる方が多いかもしれません。

設定やアプリ等について

「スタート」の「設定」から「Windows Update」を見ると、すでにWindows 11の累積更新プログラムがあるのでダウンロードします。

さらに確認していくと、それまで接続していたBluetooth機器のマウスとキーボードはそのまま使えました。USBメモリの使用も問題・違和感はないです。

また、Windows 10の時にインストールしていたアプリのZoom、Chromeなどが消えた?思ったらアプリ一覧にしっかりありました。

スタートのすべてのアプリ

スタートから、すべてのアプリを選択するとこれまでインストールしていたアプリがちゃんとあります。

いつも使うGoogle ChromeやZoomなどの動作はWindows 10と変わらずで問題なかったです。この記事もこのWindows 11にしたPCで書いています。

ファイルもちょっとおしゃれになった

いろいろと細かな違いが多いのがWindows 11で、ファイルのアイコンデザインもおしゃれになって、各ウィンドウは角が丸くなっています。

ただ、全画面にしたり左右分割にすると普通に今まで通りの四角いウィンドウに戻ります。

ウィンドウを画面上に上手く並べるのに役立つ機能も追加されています。

ウィンドウの振り分けがしやすい機能

ウィンドウの□部分にカーソルを合わせると、今開いているウィンドウをどのように配置するかを選べるようになりました。

3~4つのウィンドウを並べたりするのは結構手間でしたが、この機能を使うとそれぞれの場所にどのウィンドウを開くかを選択できるので便利です。    

ローカルアカウントに切り替えることも可能

Windows11のシステム要件にはMicrosoftアカウントが必要でした。

しかし、アップデート後に「スタート」→「設定」→「アカウント」→「ユーザーの情報」→「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」

この設定を行うと、Microsoftアカウントからログアウトし、ローカルアカウントに管理者権限が自動的に移るようになっています。

ベンチマークは変わらない

Windows 11の発表当初にAMDのCPUでのスペックが若干低下したという報告が挙がっていました。(現在は解決済みの様子)

ということで、アップデート前後でCINEBENCH R23とCrystalDiskMarkを測定していましたが、Intel CPUということもあり、以下のようにほぼ変わりません。

Windows10の時のベンチマーク結果
Windows 10のCINEBENCH R23
Windows 11のベンチマーク結果
Windows 11のCINEBENCH R23

CINEBENCH R23の数値はマルチ性能が若干上がっているようにも見えます。ただ、マカフィーセキュリティをOFFにしていたからかもしれません。

SSDの速度を図るCrystalDiskMarkも計測しましたが、こちらもほとんど変化はありませんでした。Intel CPUでの不具合はほとんどなさそうですね。

いくつか気になった点

マカフィーセキュリティの動作が不安定

アップデート後にマカフィーのセキュリティソフトが上手く動作しなかったためアンインストールしてMicrosoft Difenderを有効にしました。

友人のPCなのであまり勝手にいじることはできませんが…マカフィーリブセーフの試用版が上手く動作しなかったです。

もしかするとこのPC特有のトラブルかもしれません。

タスクバーのカスタマイズがややこしい

タスクバーに好きなアプリを置くには、アプリ一覧から一度アプリを開いて、タスクバーのアイコンを右クリックして、タスクバーにピン留めしないとだめです。

アプリ一覧から直接タスクバーにリンクを置けないみたいです。デスクトップには簡単に置けます。

このあたりはアップデートですぐに修正されそうな気がします。

Windows 10とそんなに違わない

正直なところ、良くも悪くもWindows 10も11もそれほど変わらないです。

アイコンやウィンドウのデザインが、ちょっとかわいく?スタイリッシュ?になったり、いくつかの機能が追加されたり廃止されたりしています。

そして、設定の細かい部分を変えようとするとWindows 10と似たようなというかほとんど同じ画面が現れてくれます。

乗り換えに違和感がそれほどない、という意味では良いのですが、これでなぜIntelは第8世代以上、Ryzenは第2世代以上のCPUが求められるのか、疑問です。

まとめ

友人のPCをお借りしてWindows 11に強引にアップデートして、いろいろと弄らせていただきました。

結果としてはインストールに時間はかかるものの、Intel製CPUということもあるのか不具合は全く感じることなくアップデートが終了しました。

Windows 11は確かに順当にアップデートしたとは思いますが、デザインがMacのインターフェースに寄っただけのような気もしなくはありません。

今後、Androidアプリが使えるようになったり機能は増えると思いますが、現状で急いでアップデートをおすすめするほどの革新的なことはありません。

私もたくさんのアプリを試せたわけではないので、まだ不具合がどこで起こるかもわかりません。

それで、Windows 11へのアップデートはそこまで急がなくてもいい。というのが個人的な結論です。

このように貸し出していただけた大先輩に心から感謝しつつ、また初期化して返送します。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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