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「Blogger」でSEOを意識したブログ記事を書いてみる

これまでクラウドソーシングサイトで得たライターとしての経験からSEOを意識した記事の書き方を伝えたいと思います。

特に「Blogger」でブログを書き始めた際に意識する点をメインにお伝えします。

ただ、Googleはいつアルゴリズムが変わるかは不明です。これらが確実にSEOに強くなる手法かどうかは常に変化してくるのもご了承ください。

SEOって何?

SEO(Search Engine Optimization)=検索エンジン最適化のことを指します。

つまり、SEO対策というとGoogleやBingからの検索で上位に来るようにいろいろな施策を行うことです。

あるキーワード(特にみんなが気になる言葉)で検索し、1ページ目にくる記事は100%、相当な努力をしてSEO対策を行っています。だからこそ検索上位に来ているのです。

そして検索上位(特に1ページ目)に来なければクリックされることはほぼありません。

では、どうすれば有効なSEO対策ができるのでしょうか。

BloggerでのSEO対策の基本

Bloggerを使ってのSEO対策はまず基本的なところから行っていきましょう。

SEOに最適化されたテーマを使う

Bloggerではいくつかの初期テーマが用意されていますが、そのまま使うとどれもSEOに最適化されているとは言いにくい仕上がりになります。

それで、使いやすいテーマを導入することで一気にSEO対策を強化しましょう。おすすめのテンプレートはQooQ(クーク)で、SEO的にもしっかりチューニングしてくれています。

BloggerのQooQテンプレートの導入方法からいろいろなカスタマイズ方法についての詳細は次の記事でまとめています。

「見出し」をうまく使う

「見出し」はとても大切な部分です。Blogger(QooQテンプレート)では「主見出し」(h1見出し)が「タイトル」であり、通常は「見出し」(h2見出し)から使っていきます。

見出し(h2)⇒ 小見出し(h3)⇒ 準見出し(h4)までが用意されていて、文章は「段落」(p)で書いていきます。

そして各見出しに記事のキーワードをさりげなく入れていきます。もちろん絶対にキーワードを入れないといけないわけでもありません。

キーワードを明確にする

例えばこの記事では「Blogger、SEO、ブログ」というキーワードで絞っています。

これを「SEO」というキーワードで検索すると、強豪サイトの圧倒的情報量の記事が検索上位に溢れます。

現実的には個人ブログで最初からそのような「ビッグキーワード」を狙うのは避けたほうが無難です。検索上位に入る以前に心が折れます。わたしも何度も挫けました。

また、不動産やFXなどの高額案件の多いところや、薬事法が関係するようなジャンルも高い順位を狙うのも桁違いの難易度になります。

ブログをスタートしたばかりなら「Blogger SEO ブログ」のような、いくつかのキーワードを並べた「ロングテールキーワード」を狙って記事にすると良いです。

すると検索上位に入る可能性はぐんと上がり、人に読んでもらえるとモチベーションにつながります。サイトが成長してきたら大き目なキーワードで狙ってみるのも良いです。

ターゲットユーザーを絞る

書こうとしている記事のキーワードが大体決まったら、今度は読者について考えてみます。

自分の書こうとしている記事はどんな年代の、どれくらいの知識を持つ、何を求めている人なのか…これらを考えてみましょう。

これは「ペルソナ設定」とも呼ばれます。いわば架空の読者像を作り上げていくのです。これをどこまで厳密に絞れるかというのも大切な要素です。

自分の記事を読んでもらおうとしているユーザー層を意識できると、書くべき情報量を調整していくことができ、より伝わりやすい内容にしていくことができます。

タイトルは最重要

もちろん、タイトルが最も重要ですべてのキーワードを盛り込みつつシンプルで明快なものであると良いです。

タイトルは最初の10文字くらいに特に気をつけましょう。後半は見切れる場合もあり、ほとんどの人は最後まで見ません。最初の一文に一番伝えたい内容を詰め込みましょう!

ちなみに30文字を超えるタイトルの後半はほぼ読まれません。長すぎるタイトルは逆効果です。

メタタグを設定する

メタタグというのは「自分のサイトを簡潔に表すとどんなものなのか」を検索エンジンに伝えるための設定です。正確にはメタディスクリプション(meta description)です。

Bloggerでは「メニュー画面」⇒「メタタグ」から設定できます。「検索向け説明を有効にしますか」を「はい」にするとその下に記述できます。

この文章は50文字程度でまとめる必要がありますが、読者にはほとんど読まれることは無いでしょう。(検索結果のトップページの説明に使われる場合もあるようです)

それでも検索エンジンに向けて自分のブログについての重要な要素を伝えることができるので、明快に分かりやすい文で表現しましょう。

各記事のメタタグ設定

こちらは先ほどの設定を行った後に、記事作成の右側の設定画面を開くとあります。Bloggerでは「検索向け説明」となっています。

簡潔に言えばタイトル下に書かれる説明文のことです。この設定が大切なのは感覚的に理解できると思います。

この約100文字くらいの文章が、クリックされるかどうかを大きく分けるといっても良いです。

「タイトルで伝えきれない部分」+「興味を誘う短い文章」があると、検索している人に読んでみようかな…と思わせるわけです。

画像へaltタグを設定する

Googleは情報が好きです。人間には、ウェブサイト上での情報は、文字でも画像でも伝わります。むしろ画像のほうが強力に訴えますし、動画ならさらにインパクトがあります。

でも検索エンジンとしてのGoogleは画像を完全に読み取ることはできません。

それで、altタグ=「代替テキスト」の登場です。

altタグの入力方法

このような画像に「代替テキスト」を入力しておくことで画像自体の説明をGoogleに行い、さらにテキスト読み上げ機能を使われているユーザーのためにもなります。

画像を選択して歯車マークを選択すると設定することができまます。

代替テキストを入力する

ちなみにタイトルテキストも入力できますが、代替テキストの方が重要になります。

Googleは読者を何より重視するので、書く側もそれに合わせるようにして、いろいろな背景を持つ読者みんなに親切かどうかも重視させるわけです。

より専門的なSEO対策

ここからはより専門的なブログ記事のSEO対策について書いていきます。少しでも参考になる部分がありましたら、取り入れてみてくださいね。

網羅性と独自性(オリジナリティ)と信ぴょう性を重視する

網羅性とは

網羅性とは、簡単に言うとユーザー、読者が必要としている基本的な情報を幅広く扱っているかどうか、ということです。

これにはターゲットユーザーの設定ですでに絞られる部分もあります。

つまり、情報を網羅するとは、キーワードに関係していらあらゆることを説明すればいいわけではないのです。

この記事を読むユーザーがすでに知っているであろう知識については省略し、読者にとって欲しい情報を確実に網羅していくのです。

これは、文字数がただ多ければよいというわけではないことも意味します。的確に検索意図を掴み、かつユーザーが知りたいと思う事柄を十分に網羅します。

独自性(オリジナリティ)とは

実は、Googleは完全なるオリジナル要素だけの記事ではあまり評価してくれません。先程の、網羅性をしっかり踏まえつつ書く必要があります。

この記事でも冒頭にSEOについての説明を省略しませんでした。そして必要と思える情報をしっかり盛り込んで書くよう意識しています。

SEOで大切なのは、キーワードについての基礎知識などの情報を網羅しつつも、オリジナルな要素もしっかりもある記事を書くことです。

逆にコピーコンテンツはGoogleの厳しい監視によって瞬時に見破られ、サイト全体の評価が下がります。内容の非常に薄い記事を量産するのも気をつけたいですね。

文字の装飾なども大切

Googleはユーザビリティという、見る人にとってわかりやすいかどうかも重視するので、文章の中の要点などを強調することは効果的な手法です。

そうは言ってもあまりにも装飾を多くしすぎて、大切な点がよくわからないほどになってしまうのも良くなので、ちょうどよいバランスで変化を加えてゆきましょう。

何かを比較する際には表を入れて見やすい記事に仕上げていくこともできます。

網羅性 オリジナリティ 信ぴょう性
重要度 高い とても高い 高い

Bloggerを使っていると、囲いや表などがを挿入するのにHTML、CSSの知識が多少必要になりますが、いろいろなサイトからのコピペでデザインを導入できます。

それで文章を書くことにも余裕が出てきたら、ブログの構成方法も勉強していくと良いです。とにかくBloggerは自由度が高いのでいろいろ試すことができます。

信ぴょう性とは

信ぴょう性、つまりはその情報が信頼できるかどうかです。情報源をしっかり明記したり、引用することで信ぴょう性を高められます。

企業の公式サイトや政府関連の情報を引用することは信ぴょう性を上げる良い手段です。

例としてGoogleのアフィリエイトについての見解を引用してみます。

Googleでは、アフィリエイトのためだけのウェブサイトや「内容の薄い」アフィリエイトサイトはウェブユーザーに付加価値を提供していないと考えています。特に、アフィリエイトプログラムに参加し、アフィリエイト ネットワーク上でプログラムのコンテンツを配信するサイトがそれに該当します 。 (Googleウェブマスター向け品質に関するガイドラインより引用)

ここでGoogleはアフィリエイトだけを目的としたサイトを嫌っているとのことです。

SEO的にもアフィリエイトのみを狙って、ある商品のみを取り上げるよりも、いくつかの商品の比較などを行うなどの書き方をするほうが良いです。

詳しくは、この文章の引用元のウェブマスター向けガイドラインにあります。ここは結構勉強になります。

また、アフィリエイトに関連してBloggerでのGoogle AdSense(アドセンス)についての記事も参考にしてみてください。当然ですがアドセンス通過にもSEO対策が関係します。

内部リンクの重要性

ここから「リンク」の話になりますが、サイト内でリンクを張り巡らすこともSEOとしては強くなる手法の一つです。関連する記事をつなげていくのです。

SEO対策という言葉は広い意味ではGoogleだけでなく、ユーザーに対しても当てはまりますつまり、できるだけ長く自分のサイトに留まってもらうための施策もSEO対策の一つです。

そのため、サイト内のリンクは可能な限り多いほど良いです。一つの記事で扱い切れない部分を別記事にして補ったり、商品単体の紹介ページにリンクすることができます。

もちろん本文と全く関係性がないリンクも逆効果なので気をつけましょう。

記事を無駄に増やすのは逆効果

ただ単に内容の薄い記事の数を増やしてリンクを巡らせるのはあまり有効では無いです。そもそも内容の薄い記事をGoogleは評価してくれないからです。

それで、まずは一つの記事にできるだけ情報を詰め込むことによって強いページを作っていくことが第一です。

リダイレクトで1つにまとめる

内容が類似している短い記事が複数あるなら、リダイレクトを設定して1つにまとめるのも良い手段です。

順序としては、短い記事2~3つを一番読まれている記事にまとめてゆきます。新規記事にしてしまってもいいですが、すでに読者がいるなら記事の書き換えがおすすめです。

そして、リダイレクト設定を行います。Bloggerでのリダイレクトはメニューの「設定」の中の「カスタムリダイレクト」からできます。

Fromの部分に削除する記事を、/2021/08/....というように年月部分からのパーマリンクを書き、宛先にはリダイレクト先の本記事を同じく記載します。

私もかなりの記事のリダイレクトを行っていますが、短い記事よりもしっかりと内容のある記事にしていくほうが上位に行きやすいです。

モバイル対応やサイトの表示速度も重要する

モバイル対応は必須

モバイル対応は今ではSSL化と並んでほぼ必須事項になってきています。

Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)を進めてきており、これはPCサイトを中心としていたインデックスが、スマホサイト中心になるという意味です。

今後さらにモバイル対応していないサイトの順位を下げていくという結果につながるのです。

サーチコンソールにて、モバイルユーザビリティーの欄でモバイルフレンドリーが有効になっているかどうかでチェックができます。

サイトの速度も大切

Googleのアップデートによって、ページの表示速度もランキング順位に影響を与えるようになっています。

確かに開くまでに何秒も待たされるサイトなら別のサイトに移動してしまうのは当然です。

ページ速度はコンテンツの内容ほどにSEOに影響を与えることはないですが、速いに越したことはないです。

現在のサイトのページ速度を測るためにサーチコンソールにて「PAGESPEED INSIGHTS」がPCとモバイルでどれほどになっているかを確認しましょう。

「ウェブに関する主な指標」という項目から改善点を見つけることができます。

自分目線ではなく読者目線で記事を書く

SEO対策とは要するにあらゆることを読者目線で書いているかということになります。

つまり、読者にとってPCでもスマホでも読みやすく速く表示され、情報は十分に網羅されており、信頼できるかを考えることが結果的にSEO対策となります。

これらの努力はGoogleのアップデートによる順位の変動に対しても影響をあまり受けなくなる要因と言えます。

Googleはこれまで様々ないわゆる裏技的なSEO対策について、無効化できるような施策を取ってきました。

それで、最終的には読者にとって良いサイト、記事が評価されることにつながっていくのです。

疑問に答えているか

これも読者目線で書くこととイコールですが、ユーザーは多くの場合、疑問や問題を解決したいという気持ちで検索しています。

その疑問や問題などに的確に答えている記事を読者は求めて検索しており、同時にそういう記事をGoogleも評価するわけです。

特に、ユーザーの疑問に対して明確な答えを提供している記事であれば文字数はあまり関係なく検索上位に来ることもあります。

ドメインパワーも関係がある

実際には記事の出来に加えてドメインパワー(ドメインオーソリティ)つまり、そのサイト全体の持つ力によっても書いた記事の検索結果の順位に影響を与えます。

思いつくキーワードで適当に検索してみるとすぐにわかる事ですが、検索結果でトップに来るのは個人のサイトではく企業のサイトになることが多いです。

これは、企業サイトが大きなドメインパワーを持つことを意味していて、サイトの継続期間や更新頻度、良質な記事の数や、良質な被リンクの数などが関係しているようです。

ただ、Googleとしてはドメインパワー(ドメインオーソリティ)を公式にはランク付けの指標とはしていないと言っていて、多少の関係はあるという感覚で見るべきです。

そして、結局のところドメインパワーを向上させる方法は、他のSEO対策と同じくコツコツと良質な記事を書き続けることです。

注意点

Bloggerのサブドメイン(…blogspot.comで終わるドメイン)の場合はもともとのドメインパワーは比較的強いです。

しかし、独自ドメイン(….comなどで終わる有料ドメイン)ではないため自分のサイトの記事が増えたからといってドメインパワーが上がっていくということは無いです。

Bloggerでも独自ドメインで運用することによって徐々にサイトを成長させていくことができます。独自ドメイン運用のメリットなどを次の記事で扱っています。

ブログでアフィリエイトを始めるのに「Blogger」をおすすめする8つの理由

他のサイトやクラウドソーシングサービスから学ぶ

ブログを書いていると実感しますが、やはりトップクラスの記事はどれも学べることが多いです。見出しの作り方、画像や文章構成などの作り込みなどなど。

他のサイトで学べたこと特に「サイト構成の手法」「見せ方」などを取り入れていくのはとても良いです。

常に学ぶ姿勢を忘れないでいたいものです。ですが、内容のコピペはダメです。

有名なASPの一つである「もしもアフィリエイト」の参考記事「アフィリエイトで 成果を伸ばすための37箇条」もかなり勉強になります。さすがアフィリエイト専門サイトです。

加えて、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスを上手く利用してライターとしての技術を上げることもできます。

特に企業の案件で1文字1円くらいの提案を受けて仕事をしてみると、かなり細かく指示をもらえたり、添削してくれることがあります。

私もしばらくそこでお世話になりました。次の記事でも触れています。

BloggerでのSEO対策まとめ

「継続は力なり」という言葉がブログにも当てはまります。確かに最初の数ヶ月はどれほど良質な記事を書いてもGoogleはほとんど目にも留めません。

しかし、諦めずにサイトを更新し続ければドメインパワーは確実に向上し、検索結果はサイト全体として上がっていきます。

そして前半で考えたようなSEO対策をしっかり行っていけば確実に検索結果に反映されます。つまりはGoogleに認められたという事です。

SEO対策として簡単にまとめると次のようになります。

  • キーワードを明確にする
  • 見出しにキーワードを含める
  • 文章を重視し読みやすく装飾する
  • 網羅性、独自性、信ぴょう性を意識する
  • サイトのモバイル対応や表示速度も重視する
  • 何よりも読者目線で記事を作る

ただ「SEO」に拘り過ぎてブログを書くことが楽しく無くなるのは寂しいことです。もちろんアフィリエイトを徹底的に行うなら書きたくなくても書く必要もあるでしょう。

でも、ブログを通して伝えたいことがあるから書く。そしてできる限り多くの人に読んでほしいからSEO対策を行う。この順番で記事を書けたら良いなと個人的には思っています。

無料サービスのBloggerで収益化を図る手順をまとめてみました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になると嬉しいです。

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