Dropbox(無料版)を複数を常時起動する方法【切り替え不要で便利】

2020/06/27

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Dropboxを複数起動とはどういうことかというと、タスクバーに二つのDropboxアイコンがある状態です。つまり、1つのPCアカウントに2つのDropboxアカウントを紐づけたDropboxアプリを常に2つ起動させることです。

どんな人にとってメリットになるか

  • 会社のアカウントと自分のアカウントを同時に使いたい
  • 会社でDropboxのビジネスアカウントを使用していない
  • 1つのアカウントでは容量が足りない
  • 1台のパソコンを家族とアカウントを分けて使っている
  • 複数台のパソコンでデスクトップの内容を常に同期させたい

というような場合に役立つのdがDropboxの多重起動です。

多重起動させるとできること

Dropbox無料アカウントは基本的には2GBまでです。それでPC内の様々なファイルを同期させたり、写真や動画など、大容量のファイルを保存するとあっという間に容量がいっぱいになってしまいます。


チームでDropboxを活用されている方の中には、Dropboxの容量がいっぱいになってチームの更新を受け取れないことがあるため、空き容量に余裕を持たせて活用されている方多いのではないでしょうか?


アカウントを追加してチームで使用するデータと、個人的なデータを分けて使う手もあるのですが…


2アカウント作ってもPCで同期できるのは通常1アカウントのみ。個人用と会社用を切り替えることはできるますが、アカウントのログアウトとログインが必要。ユーザーを毎回切り替えるのも結構手間ですよね。


家族で1台のPCを使っていて、今開いているDropboxアカウントに同期されたファイルを少し確認するのに、わざわざWindowsのアカウント切り替えをしなければならないという問題も、同時に2つ起動できてしまえば解決。変更もすぐに確認できますし、バックグラウンドでダウンロードも終わっているので、ユーザーを切り替えた直後でもすぐに作業を始められます。



3重起動まで試してみましたが問題なく同期できています。


Dropboxから別のDropboxへのファイル送信もドラッグ&ドロップで完了するので2アカウントといってもそんなに複雑になりません。


一つのアカウントをデスクトップの同期専用にしてしまえば、別のPCとのデスクトップ上のファイルも常に最新です。


家で自分のPCで作業しデスクトップに保存、会社に到着しPCの電源を入れるとすぐにデスクトップに作業したファイルが同期されたり、 会社でダウンロードした資料をデスクトップに保存すれば、帰宅後起動しただけでデスクトップに資料が現れる。なんて使い方もできます。


オンライン状態にあれば常に同期されるので、 急な出張などで作業途中に事務所を離れなければならない時もノートPCで作業を続きから再開できます。

デメリットは?

公式に多重起動が対応されているわけではないのでDropboxアプリや、Windowsのアップデートにより起動しなくなる可能性があります。


パソコンのメモリ消費も増えます。タスクマネージャーで確認したところ筆者の環境だと1つのDropboxを駐在させるのに50-150MB程度消費量が増えるようです。CPUへの負荷は駐在だけなら0%です。


同期作業中のPCへの負荷が知りたくて試しに携帯から160MBの動画をアップロードしたときはCPUが最大で16%、使用メモリが100ほど上昇しました。


1台のPCで1つのDropboxアカウントのみ接続される仕様のようで、ログアウトせずにほかのPCアカウントへログインした場合、1台のPCから2重にDropboxアカウントへ接続しようとしてログインできず、エラーとなる場合があります。

設定方法

ここからはいよいよ実際に複数起動する流れについて解説していきます。戸惑うこともあるかと思いますが、ひとつひとつ丁寧に潰していけば大丈夫です。それでは、早速見ていきましょう。

複数起動までの流れ

PCアカウントの追加

Dropboxアプリでサインイン

メインアカウントに切り替え設定ファイルの作成

設定ファイルのテスト起動

スタートアップに登録(PC起動時に自動で立ち上がるようにする)

では1つずつ解説していきます。

PCアカウントの追加

同時に1つのユーザーアカウントにつき1つのDropboxアカウントしか接続できません。それで複数起動させたい場合、その分のPCアカウントを作る必要があります。 作成するユーザーアカウントはMicrosoftアカウントで作成しても、ローカルアカウントで作成しても構いません。


まず設定を開きます。スタートメニューのギアマークから開く方法とタスクバーの吹き出しマークから[すべての設定]を開く方法がありますがどちらでもかまいません。


設定を開いたらその中の[アカウント]をクリックします。


家族とその他のユーザーをクリックしてください。


「他のユーザー」の項目の中の「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。


Microsoftアカウントを追加する場合


メールアドレスを入力される画面となります。追加するアカウントがMicrosoftアカウントであればメールアドレスまたは電話番号を入力します。Windows、Office、Outlook.com、OneDrive、Skype、Xbox を使用するユーザーの場合、アカウントが関連づけられます。


ローカルアカウントを追加する場合


追加するアカウントがローカルアカウントでよければ[このユーザーのサインイン情報がありません]をクリックします。


[Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する]をクリックします。


ユーザー名を入力します。ローカルアカウントの場合紐づけるDropboxアカウントがわかるようにネーミングすると管理が楽になります。パスワードが不要の場合空欄にすることができます。

Dropboxアプリでサインイン

作成したアカウントへサインインします。


スタートメニューの[ドキュメント]の上の現在ログインされているユーザーネームをクリックし現れたポップアップメニューから、新しく作成したユーザーアカウントを選択します。


サインイン出来たらDropboxを起動します。すでにメインアカウントでインストールされているならスタートメニューにあるプログラム一覧にDropboxを見つけることができると思います。


関連づけるDropboxアカウントでサインイン、もしくは[または登録]します。


関連付けが完了したらログアウトし、メインアカウントへサインインします。必ずログアウトしてください。直接サインインしないでください。


ログアウトしないと既にバックグラウンドでサインインされた状態のDropboxが起動している状態となってしまうため、メインアカウントでのDropboxへのログイン時にエラーが出てしまいます。


メインアカウントに切り替え設定ファイルの作成


メインアカウントへサインイン が完了したら設定ファイルを作成します。


デスクトップの何もないところを右クリックし[新規作成]→[テキストドキュメント]をクリックします。ユーザー名の部分を書き換えます。


Microsoftアカウントを追加した場合


下記のテキストをコピーして貼り付けてください。


C:\Windows\System32\runas.exe /savecred /user:[ユーザー名] \Dropbox "C:\Program Files (x86)\Dropbox\Client\Dropbox.exe"


[ユーザー名]の部分はアカウントのメールアドレスとなります。例えばアカウントのメールアドレスが[sample@gamil.com]の場合


C:\Windows\System32\runas.exe /savecred /user:sample@gamil.com \Dropbox "C:\Program Files (x86)\Dropbox\Client\Dropbox.exe"


となります。 ユーザー名と¥の間にある[半角スペース]は消さないでください。設定ファイルが起動しなくなります。変更を加えたら上書き保存してください。


作成したファイルをリネームします。 拡張子を変更するため拡張子が表示されてない方、そもそも拡張子って何?という方はまた説明します。


作成したテキストファイルを右クリックし、[名前の変更]をクリックします。特に細かいルールはありませんが、拡張子は[.bat]である必要があります。現時点の拡張子は[.txt]になっているかと思いますがこれを [.bat] に変更します。


リネームはどのDropboxアカウントの設定ファイルかわかるような名前ににするとよいと思います。例えば[Dropbox(Dropboxアカウント名).bat]などとすると、どのアカウントの設定ファイルかわかるので便利です。


ローカルアカウントを追加した場合


下記のテキストをコピーして貼り付けてください。


C:\Windows\System32\runas.exe /savecred /user:[デバイス名]\[ローカルアカウント名] "C:\Program Files (x86)\Dropbox\Client\Dropbox.exe"


[デバイス名]の部分の確認方法

「設定」→「システム」→「バージョン情報」

にてデバイス名として表示されています。[ローカルアカウント名]の部分は追加したアカウントのユーザー名となります。


例えばPC名が[PC1]ユーザー名が[user1]の場合


C:\Windows\System32\runas.exe /savecred /user: PC1\user1 "C:\Program Files (x86)\Dropbox\Client\Dropbox.exe"


となります。ユーザー名と"の間にある[半角スペース]は消さないでください。設定ファイルが起動しなくなります。変更を加えたら上書き保存してください。


作成したファイルをリネームします。拡張子を変更するため拡張子が表示されてない方、そもそも拡張子って何?という方はこちらへ


作成したテキストファイルを右クリックし、[名前の変更]をクリックします。


特に細かいルールはありませんが、拡張子は[.bat]である必要があります。現時点の拡張子は[.txt]になっているかと思いますがこれを [.bat] に変更します。


リネームはどのDropboxアカウントの設定ファイルかわかるような名前ににするとよいと思います。例えば[Dropbox(Dropboxアカウント名).bat]などとすると、どのアカウントの設定ファイルかわかるので便利です。

設定ファイルのテスト起動

作成した設定ファイルを右クリックし[管理者として実行]をクリックしテスト起動します。


アカウントにパスワードが設定されている場合初回のみ入力が求められます。


しばらくしてタスクバーに2つ目のDropboxアイコンが表示されれば成功です。

スタートアップへの登録

あと少しで設定完了です!


PC起動時に自動で立ち上がるようにしましょう。

スタートアイコンを右クリックし[ファイル名を指定して実行]をクリックします。


[shell:startup]と入力し[enter]キーを押します。


 shell:startup


エクスプローラーでスタートアップが開くので先ほどの設定ファイルを移動させます。

再起動し、無事Dropboxアイコンが複数起動していれば成功です。

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