ChromeOS Flex(旧CloudReady)インストール後にWindows10/11へ戻す方法

2020/12/28

Chromebook PC

Windowsを手軽にChromebook化できるChromeOS Flex(旧CloudReady)。

一度ストレージにインストールしてしまうと元に戻せない気がしましたが、そんなことはありませんでした。

Windowsに戻すのはなかなか面倒な手順ですが、リカバリディスクを作り忘れていても基本的にはまっさらなWindows10か11に戻すことは可能です。

ChromeOS Flex(旧CloudReady)について

ChromeOS Flexのロゴマーク

2020年末にGoogleがCloudReadyを提供していたNeverwereを買収してChromeOS Flexが登場しました。

ChromeOS Flexには、旧バージョンのCloudReadyからの自動アップデートもされます。

CloudReadyのロゴ
CloudReadyのロゴマーク
ChromeOS FlexはWindowsPCを疑似的なChromebookに変えることのできるシンプルで使いやすいプログラムです。

USBでのBootが可能なので、Chromebookを試してみるためにUSBで使い心地をチェックできます。

そして、そのままPCのストレージ(HDDやSSD)にインストールしてしまうことも可能です。私も古いLenovoの2in1ノートPCのYOGA710にインストールしてみました。

ChromebookについてとWindows10にChromeOS Flex(旧CloudReady)をインストールする方法は以下にまとめてみました。

もちろんそのまま使っていく予定でCloudReadyをSSDにインストールしたのですが、その後になって、一応保険のためWindowsに戻せないか?と考えました。

Windows10に戻す方法

あとあと気づいたのですが、そういえばリカバリツールも作ってない…

他の記事にあったのですが、リカバリツールを作っておけばそれを使ってWindows10のもともとの状態に戻せるというものでした。

私はリカバリツールのことなど考えずにとりあえずCloudReadyをインストールしてしまったのでどうしたものかと…。

Windows10のクリーンインストール

「いや、リカバリツールなど無くても何とかいけるはず!」ということで素のWindows10をMicrosoftさんから直接ダウンロードさせていただくことにします。

そしてWindows10をクリーンインストールします。まっさらなWindows10ですね。ちなみに、Microsoft StoreでWindows10を買いなおす必要はありません。

手順

Windows10のダウンロード

MicrosoftのダウンロードページからWindows10のインストールメディアをダウンロードしていきます。その説明もページ内にありますが、もっと詳しく解説していきます。

ツールをダウンロードをクリック

ページ内の「ツールを今すぐダウンロード」します。ダウンロード先はどこでもOK。

ダウンロードしたファイルを開くと、まずライセンス条項に同意するかを聞かれるので「同意する」をクリック。

しばらく待つと「実行する操作を選んでください」と聞かれるので「他のPC用にインストールメディアを作る」を選択します。

実行する操作を選択する

Windows10の言語や、64ビット版なのか32ビット版なのかと聞いてくるので、もともともPCのスペックに合わせて選択します。

言語やアーキテクチャを選択する

使用するメディアを選びますが、USBフラッシュドライブなら8GB以上のものが必要でした。ISOファイルでは書き込めるDVDを用意します。

使用するメディアを選択する

私の場合はUSBメモリに書き込むために30分くらいかかりました。やはりWindows10は重いですね。

Windows 11の場合

Windows 11でもWindows 10とそこまで違いはなく「Windows 11をダウンロードする」から同じようにUSBメディアを作ります。

Windows 11のインストールメディアを作成する「今すぐダウンロード」で、8GB以上のUSBがあればOKです。

BIOS画面に入る

作成したWindows10入りのUSBメモリかDVDをCloudReadyがインストールしてあるPCに挿します。

この際にBootの設定を行う必要があります。CloudReady(ChromeOS Flex)をインストールする際に行ったのと同様の作業です。各PCでBIOS画面に入ります。

BIOSの入り方はそれぞれ異なるため、個々のメーカーごとに調べる必要があります。

WindowsのようにファンクションキーからBIOSに入れないため、それぞれのPCごとで別の方法の選択が求められます。

Lenovo YOGA710の場合は電源ONしてF2やescボタン連打ではBIOS画面(UEFI)に入れないため、サイドにある小さな「Novoボタン」を電源OFF時に押してBIOSに入りました。

BIOS画面はWindowsの時と同じなので、USBでのBootを行う設定に変えて再起動します。

Windows10の初期設定

ここからはWindows10の初期設定という流れになります。

インストールする言語を選べます。キーボードの種類はキー数が異なってもそのまま日本語キーボードでOKです。

そしてライセンス条項に同意し、インストールをスタートします。ライセンス認証でプロダクトキーを聞かれる場合は「プロダクトキーがありません」を選びます。

インストールの種類を聞かれるので、カスタム:Windowsのみをインストールを選択。

Windows10をインストールするために「ドライブ0」となっているパーティションを削除する必要があります。

基本的には最も容量の大きいパーティションを削除すれば、そこにWindowsをインストール可能です。

恐らくChromeOS Flexがインストールしてあるであろうパーティションを残してデュアルブートが可能かどうか試してみましたが無理でした。

削除可能なパーティションをすべて削除しても問題ないです。

その後インストールしたいパーティションを選択して次へ。

インストールするパーティションを選んで次へ

このあとしばらくすると、通常のWindows10がインストールされます。そしてコルタナさんが案内してくれます。

Windows 11でもほぼ同様の手順になりますが、コルタナさんはリストラされているので静かにインストールが進みますね。

必要なドライバー等のインストール

完全なクリーンインストールとなるので、各PCに必要なドライバーをすべてインストールし、すべての更新プログラム確認する必要もあります。

ここまでで、CloudReady(ChromeOS Flex)から元のWindows10/11に戻ることができました。

もし、本体のストレージ容量が少ない場合は、Windowsの左下検索マークに「ディスク管理」と打ち込みます。

「ハードディスクパーティションの作成とフォーマット」からしっかりとパーティションが割り当てられているかを確認しましょう。

まとめ

一度ChromeOS Flex(旧CloudReady)をインストールしてChromebook化してしまった状態から再度Windowsに戻す方法を考えました。

インストールメディアを作ったり、BIOSでの操作などは面倒ではありますが、リカバリディスクが無くても、まっさらなWindows10や11に戻すことは可能です。

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