eSIMとはなにか?何ができてどの端末で使えるの?

2020/06/12

スマホ

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eSIMという言葉をどこかで聞いた方も増えているかもしれません。携帯に挿さっているSIMカードに関係しているのは何となくわかる。でも実際eSIMってなんなのか、何ができるのか、どの端末で使えるのか考えてゆきます。

eSIMとはなにか?

eSIMというものが最近では多くのスマホに搭載され始めています。現在ではiPhoneで言えばiPhoneXS以降で搭載されている機能です。

通常のSIMはカードの形をしていて、スマホに挿して使うのですが、eSIMの場合はそうではなく、それぞれの端末にすでにSIMの機能が入っているということなんです。

もうSIMカードというちっちゃいチップをスマホに挿さなくても、通話やインターネットが可能になるということです。プランとしてはIIJmioなどで扱われ始めています。

eSIMにできること・メリット

乗り換えがスムーズ

通常、携帯会社を乗り換えようとする場合、端末ごと変えるかSIMカードを交換する必要がありました。e-SIMの場合は基本的には契約者の状況、IDを入力するだけですぐに使えるようになるため、sim会社の移動は非常に楽です。(といってもそれなりの登録がネット上で必要となるため、格安スマホでの契約をしたことのある方であれば簡単というくらいでしょうか)

DSDVによるSIMの同時使用が可能

通常のSIMカードとプラスしてe-SIMを同時に使用することができる機能(DSDV:デュアルVoLTE)をもつ端末なら2枚のSIM(片方はe-sim)で2回線着信、通信を同時に行えます。

これにより、片側のメイン回線で利用するとともに、切り替えなどをせずに契約の簡単なe-SIMを副回線として利用することも可能になります。通話用のSIMとデータ用という風に使い分けてお得に運用することも可能です。

海外でもスムーズに使える

これの便利さは実際、海外旅行でかなり活躍してくれました。以前メキシコに旅行に行った際に、その時点ではauに契約しており、auのプランで 「海外データeSIM powered by GigSky」 というのに申し込みました。

当時で5GB、30日間のプランで6000円ほど(高いけどレンタルWi-Fiを借りるのも面倒だし良いかなと)くらいでしたが、日本にいる間に契約し、メキシコについて簡単な設定をするだけで普通に通信ができました。

現在では「GigSky」のほかに「Ubigi(ユビジ)」「T-mobile」さらにRakuten UN-LIMITもそれぞれ海外でのeSIM対応プランを提供しています。

現在日本で選べるeSIMのデータプラン

IIJmio「データプラン ゼロ」(データプラン専用)

月額基本料金は150円(データ通信容量は0GB)。これに、最初の1GBが300円、それ以降450円/1GBづつクーポンを購入することで加算していく方式です。

簡単に言えば1GBで450円のデータ通信専用SIMということです。

この金額はかなり安い設定で、ほかのデータ通信専用SIM(例えばかなり安いイオンモバイルでも1GBで480円)と比べても相当良いプランです。

大手キャリアのデータ通信費など例えばdocomoのギガライトプラン(キャンペーンや光回線同時など無し)ですと、1GB⇒3GBに上がると2,980円⇒3,480円。つまり1GBあたり500円。この勢いで自動的に使った分だけ7GB、5,980円まで上がってゆきます。

この点IIJの「データプランゼロ」は1GB分の料金設定も低く、1GBを使い切った後でもクーポンで買い足してゆくシステムなのは安心です。

楽天モバイル「Rakute UN-LIMIT」eSIMプラン

楽天モバイルの新プランは物理SIMもeSIMもどちらも選択できます。

ちなみにeSIMを使用して通話が可能(Rakuten Linkアプリを利用した無料通話)なのはRakuten Miniという端末のみになります。それ以外のeSIM搭載の端末で使用すると、通話はできたとしても30秒で20円がかかるため、基本的にはデータ通信のみを行うことになります。(iPhoneなどがそうです)

Rakuten UN-LIMITの通信容量は楽天回線の範囲内であれば無制限、それ以外は月5GB(制限後1Mbps)です。

しかも現在300万人まで基本料金が1年間「0円」という破格のキャンペーンを行っているため、初期費用の3,000円ほどで無制限(楽天モバイル回線)もしくは5GB(パートナーエリア)の通信が可能です。これはデータ通信専用と割り切ってとりあえず試してみるだけでも価値があります。さらにモバイルルーターのプランも出しています。

楽天モバイル UN-LIMITについての詳細はこちら

eSIMが利用できる端末は?

eSIMが使用できる端末自体も現在はそれほど多くありません。

Apple  iPhone XS、XS Max、XR、iPhone 11シリーズ、新型iPhoneSE、iPad mini(第5世代)、iPad Air(第3世代)、iPad(第7世代) 11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第3世代)

Microsoft Surface Pro LTE Advanced、Surface Pro X

・Google  Pixel 4、4XL

・ASUS  TransBook Mini T103HAF、T103HAF-GR079LTE

・Rakuten Mini

現状では以上の端末くらいです。これからも続々eSIM対応モデルは出てくるでしょう。ちなみに楽天モバイル Rakuten UN-LIMITでのeSIMの動作はRakuten Mini以外は保証をしていないため自己責任という形になります。

Rakuten mini等の楽天モバイルによるトラブルまとめ記事にも情報を追加してあります。ちなみに筆者も楽天モバイルに契約中ですがちょっとひやひやさせてくれるトラブルメーカーは楽しいですね。

eSIMの今後に期待

現在日本でeSIMは出始めたばかりのサービスで、今後各社からさらにぞくぞくと出して来るはずです。乗り換えのしやすさや、DSDVによるデュアルSIMでの使用など現在でもメリットははっきりしています。

さらにこれから通話やSMS可能なプランももっと登場してくると、携帯会社の乗り換えは即時行えるようになったり、データが必要な時だけの使用などがより簡単に行えるようになっていくでしょう。

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