mpioスタイラスペン(第3世代)のレビュー【Apple Pencilの代用品として十分な性能】

2021/04/03

Apple タブレット 周辺機器

Apple Pencilがちょっと高いなと感じて安くて使えるスタイラスペンはないものか…はい、ありました。価格は3,000円程度からです。

しかも、いろいろなブランドから同じような商品が大量にあります。果たして使い物になるのか。「結構使えますよ」というレビューを信じて半信半疑で購入。

ということで「mpio」という中国メーカーのApple Pencil互換品 「mpioスタイラスペン(第3世代)」を入手したので書き味や性能をレビューしていきます。

mpioのスタイラスペン(第3世代)の詳細

外観や持った印象

本体と箱と付属のUSB-Cケーブル

私が今回手に入れたApple Pencilの互換品は、mpioペンは第3世代で、ペンの形状が丸く、傾き検知機能付きです。

他のレビュー記事を見てみてもmpioペンの第3世代のモデルは丸くてApple  Pencil第1世代と似ています。

mpioスタイラスペンの全体

手に持った感じもとても持ちやすく、軽いという印象です。完全に丸い形状なので机に置くと転がってしまうこともたまにあります。

ペン先

ペン先もApple Pencilと似ている形状で、左回りに回すと簡単に取り外しできます。素材はPOM製で直径1.0mmです。

取り外しやすいペン先

ちなみに替え芯もしっかり売られています。替え芯は2つセットで約7〜800円くらいで、ちょっと高いですね。

充電方式

充電は本体の上サイドにあるUSB-Cポートに挿して行います。Apple Pencil 2のようにiPadにくっつけて無線充電はできません。

充電中のmpioペン
充電中はランプが赤く光ります

mpioペンのちょっと良いところは、充電していても書けるところです。もちろん充電コードが邪魔になりますが、荒業として可能です。

純正のApple Pencilでは充電しながら書くことはできません。

第3世代か第4世代か?

私が購入したモデルはmpioペンの第3世代であるのは間違いなく、他のレビュー記事を見てみても同じような丸い形状をしていました。


mpio タッチペン デジタルペンシル (第三世代)  MP-09

でも、どうやら現在Amazonなどで販売されているmpioのスタイラスペンは商品名は第3世代でも、商品説明を見ると「第4世代」に置き換わっているようです。

また「2020年最新進化版」というネーミングでも同じものが出ており、これも同じようにmpioペン第4世代ということになるのでしょう。

Amazonの商品説明では第4世代
Amazonの商品説明より

mpioペンの第4世代では一部が平らになってApple  Pencil 2と似た形状となり、マグネットでiPadにつくようになっています。それ以外の機能は第3世代と変わらないです。

たくさんあるApple Pencil互換ペンについて

とにかくこのようなタイプのスタイラスペンは色々なメーカーで出ていて、ほとんど中身は同じなのでしょう。

最新のものはどれもApple  Pencil 2のように一面が平らになり、マグネットでつくようになっています。(充電はできません)

レビューが多いメーカーは「JAMJAKE」や「KINGONE」などです。形状から箱に至るまでほぼ一緒で、充電はUSB−Cです。

これより古いバージョンでは充電がMicro−USBのものも出回っていて、ペン先がボールペンのような形状のものが多いです。

mpioペンのメリット

世代のうんぬんや、中華あるあるはとりあえず置いておくとして、mpioペンの使い勝手をしっかりとレビューします。

値段が安い

純正のApple Pencilは1万〜1万5千円ほどします。ところがこの代用品は3,000円程度から売られています。

約4分の1の価格で手に入るというのは驚きです。正直、個人的には無印iPadが3万円台で買えるのにペンに1万円も出すのはどうかな、と思ってしまい中華の互換品を買ったわけです。

しっかり機能するのであればこの金額はありがたいですね。

描き心地は良くて遅延もない

ほかのメーカーのApple Pencil互換品も書き心地は純正とほとんど変わらないというレビューがほとんどです。

ほんとうなのかと疑問でしたが、私が購入したmpioのスタイラスペンも書き心地も全く問題なく、遅延もないです。

特に純正のメモ帳アプリは完璧に追従してくれます。相当細かな文字も書くことができるので「これで十分だな」と感じてしまいました。

ペアリング不要

このタイプのスタイラスはBluetoothによるペアリングの必要がありません。そのため、複数台のiPadをペアリングなしで次々と利用できます。

ペンの上を軽くタッチするだけで電源が入り、ランプが青く光ります。これだけですぐに使えるので手軽です。

純正のApple Pencilでは各iPadごとにペアリングが必要ですので、この点では純正以上の手軽さがあります。

ちなみにApple Pencilを使われていた場合、Bluetooth接続を切っておかないとmpioペンを使うことができません。

iPadの世代を選ばない

純正のApple Pencilは第1世代と第2世代で使える端末が決まっており、互換性がありません。

しかし、mpio製その他のiPad用スタイラスペンはどちらの世代のiPadであっても関係なく、ペアリング無しで書けてしまいます。この汎用性の高さもなかなかのメリットですね。

純正Apple Pencil側に疑問が湧く

なんだか純正のApple Pencilの方には全く互換性が無いのがおかしい気がしますよね。

だって、旧型のiPadと第1世代のApple Pencilを持っていて、新型のiPad Proに変えた途端に第1世代は使えなくなって、1万5千円の第2世代を買うしか無いという…。

Appleさん、ちょっとねぇ。せめて新型iPadならどっちのApple Pencilでも使えますよ、というようにできなかったのか…商売がお上手です。

パームリジェクション機能もある

これも個人的には驚きの機能ですが、mpioペンを使っている間は手が画面に触れても検知せず、ペンの動きのみを描画してくれます。

安い代替Apple Pencilでは、この機能のない製品もあるので、しっかりチェックしておくべきポイントですね。

傾き検知もしっかり動作

傾きの検知もなぜかちゃんと機能しました。もちろん対応しているアプリのみですが、ここまで機能を盛り込む必要があるのかどうか謎です。

3段階くらいで傾きを検知してラインの太さが変わります。個人的には遅延無しで普通に書ければ十分だよ、という気持ちでしたのでもうお腹いっぱいです。

ロック画面からならメモを起動ができる

これも便利機能ですが、ロック画面からmpioペンでタップすると即メモ帳を開くことができます。

これはインスタントメモ機能が働いているようです。書き込んだあとにロック解除するという順番で操作できます。

ちなみにスリープからの起動→メモ帳はさすがにできません。(これは第2世代Apple Pencilのみの機能のようです)そうはいっていも3,000円でここまでできれば凄いですね。

mpioペンのデメリット

筆圧感知がない

このタイプのスタイラスペンでは純正のApple Pencil以外は筆圧感知に対応していません。おそらくどの中華メーカー品も非対応でしょう。

筆圧感知をつかって絵を書いたりされたい場合には、今のところ純正のApple Pencilを購入するほかなさそうです。

充電方法は有線のみ

mpioペンはApple Pencil 2のようにiPadにくっつけて充電されるような機能もありません。USB-Cでの充電です。

充電時間は約2時間でフル充電、12時間ほどの連続使用ができるようです。5分後に自動で電源が切れるので節電仕様になっています。

2018年以降のiPadでしか動作しない

これもちょっと微妙な注意点なのですが、商品説明にあるように、2018年以降のiPadに対応している商品です。

iPad Pro12.9インチの第1、第2世代(2017年以前に発売モデル)には非対応のようです。実際に試していないので絶対に書けないかどうかは不明ですが、注意ですね。

初期不良などのリスクがある

中華製品ではどうしても生じるのが初期不良です。このmpioペンのレビューを見ていく限りではとても少ないですが、たまーにあるようです。

また、数ヶ月で反応しなくなったというレビューも数パーセントですが見受けられました。

mpioペンのような「Apple Pencil互換品」がおすすめな人

純正のApple Pencilの3〜4分の1の価格で入手できるmpioペン(Apple Pencil互換品)は個人的にかなりコスパの高い商品だと思います。

正直、本格的にiPadでイラストを書いたりする方以外はこのタイプの互換品で十分なのではないかと感じました。

もちろん、マグネットでiPadに取り付けて同時に充電できる機能やスリープからのインスタントメモ機能、ペンをダブルタップしてツールを切り替えるなどの機能がほしい場合もApple Pencil 2と対応するiPadを購入する方が良いでしょう。

それでもmpioペンは総合的になかなか使えるスタイラスペンですので、Apple Pencil自体をお持ちでない方も試しに使われるのも良いと思います。

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