アドセンスについて
「アドセンス」というのはクリック課金型の広告であり「Google AdSense」が正式な名称です。アドセンスといえばほぼGoogle AdSenseのことですので、この記事では基本的にアドセンスと呼ぶことにします。
アドセンスは大手Googleが行う広告配信サービスで、ユーザーの興味に合わせた広告をサイトに自動的に選んで載せてくれるというサービスです。
アドセンスはクリックされると報酬が発生するタイプのクリック報酬型広告です。(1クリック10円くらい~)これとは別に、物販系サイトなどでは商品がサイト経由で売れることで利益が発生する成果報酬型のアフィリエイトなどもあります。
このように、いろいろなアフィリエイトサービスはありますが、アドセンスに合格することが一つの目標になることは確かです。
Google AdSenseの難易度
アドセンスに落ちた時の記事数など
当サイトの開設は2020年3月20日です。最初のアドセンス申込みはWordPressにて独自ドメインでした。内容はこのサイトそのもので、スマホやホームページ関係のネタを取り上げた半専門サイトです。それなりの一貫性を持たせ、プライバシーポリシー、プロフィールも配置。
この状態で2020年5月2日に申し込んで(記事数40ほどで平均3000文字くらい)普通に落ちました。
最初に落ちた原因はアフィリエイトの多さであったと思われます。新型コロナウイルスの影響で詳しい情報がなかなか送られて来なかったのですが、その後アドセンスに入ると、アフィリエイトの多さを指摘するリンクへ飛ばされたので恐らくそういうことでしょう。
それで、5月6日に貼ってあったアフィリエイトをほぼ消去し、サイトマップの作成などを行い申請するも、また落ちます。
さらに5月22日の時点で記事数約50。そして他のアフィリエイトはごく少ない状態、Google Sesrch Consoleにも登録してトラフィックをチェックすると月1000pvほど。この状態でもしっかり落とされました。これが3回目の落選。
その後WordPressから、ドメインはそのままでBloggerへと変更して記事をブラッシュアップ。35記事ほどに記事数を減らし、6月23日に再度申し込み。Amazon等の広告や他のASPもほどほどに貼り、写真もフリー素材含めていろいろ貼っています。当然のように4回目の不合格。
正直、学生時代でもこんなに不合格を連続してもらったことは無く、よくわからない闘争心が芽生えてくるほどでした。
アドセンスに通過した際の記事数など
そこから数日間、今ある記事を見直し続けさらに10記事ほどを追加。もうよくわからないけれどとにかく申し込む!
これはBloggerへ変更してから2回目、通算5回目の申込み。
2020年6月28日⇒7月7日にやっと合格通知…
アドセンスについての考察
ここからは私の予想を含みますので参考程度に読んでいただければと思います。
アドセンスと他のアフィリエイトとの関係
これまで、Googleの言う「内容の浅いアフィリエイト記事」について、アフィリエイトの量と文字数のバランスというように考えていました。もちろんその点も関係があるとは思いますが、アフィリエイトを貼っていた記事の内容(独自性のあるものかどうか)が評価されている可能性も高く感じます。
一番安全なのは他のアフィリエイトを完全に削除してゆくということになると思いますが、場合によってはアドセンス合格までの期間でもそれなりに稼ぐことが可能です。そんなアフィリエイトを全削除して数か月も待つというのはちょっと辛いと思います。(わたしもそうでした)
アドセンスに申し込むということはブログからの収益を出したいという気持ちがあるわけで、しかも他のASPの方がむしろ儲かります。(個人的にはアドセンスに受からない2か月の間で5,000円ほどは収益が出ていました)
ほどほどに他のASPがあってもOK
結果的にはアドセンス以外の広告を残した状態でも通過したので「ほどほどにある分には問題ない」「アフィリエイトを載せる記事は力を入れてオリジナリティを意識する」という方法を取ればいいと感じます。
ちなみに載せていた広告はテキストリンクと、Amazonや楽天の商品広告でした。バナー系は避けています。(参考までにお願いします)
記事数や文字数というよりも質
たまーに、ほんの数記事でアドセンス合格したという方の話を聞きます。これは推測ですが、そのような方の記事は私のような数打てば当たる的考えで書かれた記事では無いです。
「明確に的を絞って読者を引き込むオリジナルな記事をいくつか執筆」した数記事でアドセンスを通過したことはほぼ間違いないはずです。そして、これが数ではなく質という意味です。
また、時々アドセンス合格のために「○○記事、〇千文字は必要!」という説明をされることがありますが、これは完全に気にしないでも大丈夫です。
ただし、1記事で合格などは不可能なので複数記事必要なのは間違いです。それで、記事数や文字数を気にするよりも読者重視のオリジナリティのある記事を練って書くのが良いということですね。
数で勝負していっても良い
わたしの書いている記事は他の強豪サイト様たちがひしめく「スマホ」「Wi-Fi」などに手を出しており、検索でヒットさせることは不可能と感じる(ほとんどの記事が検索では出ない)ほどでした。
そして恐らく私が頑張って書いたそれらの記事の大半は、Google先生からすると「無価値」と感じられていたはずです。
でも、最初から上手にキーワード選定や読者目線の記事作成ができれば苦労はいらないのです。でもそれで記事を書いていくと、書きたいことが書けない!やっぱりブログですので好きなことも書きたいわたしはとりあえず質はほどほどで、数を重視して書くことにしました。
それで、50記事も書いているとさすがに1つか2つくらいは何とか検索でも出てくるようになります。それらの記事はまあまあターゲットを絞った感のある、他のサイトにはほぼない内容の記事です。これらの記事が評価された可能性は高いです。
PV数もほぼ気にしないで良い
たくさん書いた記事の中で、それなりに当たった記事くださがあったとはいいましても、トラフィックがたくさんあるわけではなく、なんとか検索で来てくれる人がまたにいる…(感謝)くらいでした。
このことは、PV数もそれほど気にしなくて良いということになります。ただし、全くの0では厳しい。という具合でしょうか。そして言い換えれば、Googleは少数のトラフィック、閲覧者も大切にするということでしょう。
基本的なところは抑えておく
アドセンス合格についてのアドバイスは様々な記事で取り上げられています(この記事もそうですが)が、やはりGoogleの掲げるポリシーに沿った記事の作成が大切であるのは間違いありません。そして以下の点も行っておくのは安全策です。
- プロフィール(自己紹介)の作成
- お問い合わせフォームの設置
- プライバシーポリシーの記載
- Googleアナリティクス・サーチコンソールを使う
- サイトマップの作成と送信
これらの点を抑えておくのはアドセンス通過に少なくともマイナスには働かないはずです。
筆者の情報をそれなりに提供し、お問い合わせができるようにフォームを設置しておくことは大切です。
プライバシーポリシーも付けます。(プライバシーポリシーがよくわからなければほぼコピペで大丈夫です⇒当サイトのポリシーも自由にコピーしてください)
あとは解析ツールのアナリティクスやサーチコンソールです。どんな検索パフォーマンスがあるのか現状を知れる⇒改善に繋げられるという意味でも登録してみましょう。
サイトマップは2種類あり、サイトに掲載するものと、Googleに送信するタイプに分かれています。
ちょっとややこしいですが、どちらも作って掲載&送信すると何かしら良いです。閲覧者のためにもなり、Googleに早めに更新の情報を伝えることができます。
まとめ
以上がアドセンスの2020年7月時点での情報でした。正直かなり審査厳しいな、という印象です。個人的にライターの仕事も半年ほどしていたので記事作成は得意ではありました。
でも、キーワードの選定などなどはまだ慣れずGoogleの基準が読みにくいのも加わり、最後は意地で通した感じですね…久しぶりに筆記テストに合格した感覚を取り戻させてくれましたよGoogle先生。ありがとう。
当サイトは無料サービスのBloggerで運用していますが、Bloggerでのアフィリエイトについては次の記事をご覧ください。
この記事で少しでも参考となることがありましたら嬉しいです。ただ、審査の状況は刻々と変わるものなので、最新の情報に通じておくことも大切ですね。