サンワサプライ「MM-MCU01BK」Web会議で使いやすいハイコスパのUSBマイク【レビュー】

2021/03/03

PC 周辺機器

外付けマイクが必要な場面

デスクトップPCではもちろん、ノートPCでマイク性能が低い、もしくは壊れている場合には外付けのマイクが必要でしょう。

また、外付けのウェブカメラのマイク性能が低かったり、長いスピーチをする必要がある時にも性能の良いUSBマイクが役立ちます。

Zoomなどで使いやすいコスパの高いマイク

ZoomなどのWeb会議で一般的なヘッドセットも良いですが、据え置きマイクも使いやすいものがあります。

ウェブカメラに加えてPCのスピーカーで会議に参加するなら、USBマイクがあると鮮明に声が届くため、特にメインスピーカーとなる場合には重宝します。

今回は、プロのBTOビルダーの先輩からの提供で、低価格帯で性能の良い外付けUSBマイクのレビューをさせていただけたので書いていきます。

サンワサプライ製のUSBマイクをエレコムとソニーのマイクと比較して検証してゆきます。

USBマイク「サンワサプライMM-MCU01BK」


サンワサプライ USBマイクロホン MM-MCU01BK

早速ですが、今回のイチオシUSBマイクがこちら。

サンワサプライのMM-MCU01BKは性能と値段のバランスが良い機種で、かなりおすすめの一品です。Amazonでは1,500円程度で購入可能です。

サンワサプライMM-MCU01BKのパッケージ
パッケージはこんな感じ

スペック

  • 周波数特性:80Hz〜20,000Hz
  • 指向性:無(全)指向性
  • サイズ:幅60✕奥行き65✕高さ137(mm)
  • 重量:約100g
  • ケーブル長:1.6m

メリット

音の拾いが非常に良い

サンワサプライMM-MCU01の音の拾いは非常に良いです。50cm以上離れていても、十分すぎる音量になります。

このモデルはサウンドハウスの「CDM80U」というモデルと酷似しており、かなりの性能を持っていると言えるでしょう。

無(全)指向性で、どの方向から話しても違和感なく聞き取ることができます。

※今回の検証はすべてLINE通話で、聞き手はiPhoneの純正イヤホンで聞いています。

ホワイトノイズがない

MM-MCU01BKはホワイトノイズがほとんど入りません。本当に全くと言っていいほど入らないです。

これは他で試したマイクではどれも少なからずノイズが入ったので、この静けさは素晴らしいメリットといえます。

接続が簡単

USB接続を行うと自動的にドライバーはインストールされ、マイクとして認識してくれるため操作は不要です。スイッチも何も無いのでとても手軽に導入できます。

デメリット

音を拾いすぎる

全指向性ですべての音を拾うことができます。音の拾いが非常に良い故に生活音も拾いまくるという弊害があります。

これを回避するためには、PC側で音量調整をしっかり行ってマイク音量を下げ気味にしておくと良いです。

スイッチでミュートできない

好みの分かれるところかもしれませんが、MM-MCU01BKはスイッチが無くUSBに挿した時点で常時ONになります。

もちろん各アプリでミュートが可能なのでスイッチが必要ない場合も多いと思いますが、マイクにスイッチがほしい場合には選択肢から外れてしまいます。

エレコム「HS-MC05UBK」と比較


エレコム USBマイク 切り替えスイッチ付き HS-MC05UBK

エレコム HS-MC05UBKも据え置きタイプのUSBマイクです。

こちらはミュートの切り替えスイッチ付き。Amazonレビューはそれほど高くないですが、値段的には1,000円ほどとかなりリーズナブル。

集音能力はかなり高く、80センチ離れても音を拾ってくれます。ただ、音量が低くて全体的にほんの少しだけノイズがのります。

どうやら当たりはずれのあるモデルのようで、Amazonレビューではかなり近づかないと聞き取れないというレベルの個体もあるようです。

サンワサプライMM-MCU01BKのほうが圧倒的に良い

サンワサプライから比較すると、半分くらいしか音量が出ません。音の拾い自体は悪くないのですが、しっかり音量を出すにはかなり近づいて喋らないと聞き取りづらいです。

ノイズの入り具合も比べてしまうとかなり違います。というよりも、サンワサプライのUSBマイクが全くノイズが入らないので、大きな差となってしまいます。

値段的にはAmazonで数百円しか変わらないため、サンワサプライ「MM-MCU01BK」が明らかにおすすめです。

ソニー「ECM-PCV80U」と比較


ソニー エレクトレットコンデンサーマイクロホン PCV80U ECM-PCV80U

最後はコンデンサーマイクの「ECM-PCV80U」と比較してみましょう。

こちらはSONYから3,000円台で購入可能なマイクでUSB接続も可能な商品。マイクの端子は3.5mmステレオミニプラグですが、付属の「USB Audio Box」で接続します。

通常のUSB接続ではノイズはほとんどのらず、10cmで喋ると明瞭に聞き取れます。50cmくらいで聞き取れなくなっていきます。

もちろんそのままマイク入力端子に接続も可能ですが、PCのマイク端子に接続するとかなりホワイトノイズが入ります。

10cmくらいの距離ではとても入りの良いマイクで強い指向性を持っています。USB接続ではホワイトノイズの入り方はそこまで酷くなく、話し始めに少し入る程度です。

音質ではソニー、コスパはサンワサプライ

サンワサプライMM-MCU01BKと比べると音質は良いです。値段的に当然のような結果ですが一番自然に聞こえます。ソニーECM-PCV80Uはライブ感があり、リアルに聞こえます。

特に人間の声の入りを重視しているようで、機械音などはほとんど入らないようにチューニングされているようです。

指向性についてはサンワサプライのMM-MCU01BKはあらゆる方向の音を拾うのでどこに置いても良いですが、ソニーECM-PCV80Uはしっかり目の前に置いてしゃべる必要があります。

また、ホワイトノイズも若干入り、音量によっては気になる可能性もあります。この点ではサンワサプライのMM-MCU01BKはほぼ無音で素晴らしいです。

約3倍の値段差があるのですが、ウェブ会議にはサンワサプライのMM-MCU01BKで十分という感想です。

ノイズキャンセラーを入れてみる
ノイズキャンセラーFX-AUDIO- PGN2

さらに「FX-AUDIO- PGN2」というノイズキャンセラーをPCとECM-PCV80Uの間に入れて検証してみます。

ノイズキャンセルによってしっかりと補正をかけている感があり、若干自然さは失われるものの、クリアな音質に変わります。

しかし、ホワイトノイズは消しきることができず、音量を上げていくとどうしてもノイズが入ってきます。

どうやらソニーECM-PCV80Uは純正マイクケーブル(1.8m)の質が少し悪いようで「ケーブルクリエ―ション製」の短めケーブル(0.9m)に変えるとノイズはほとんど入らなくなりました。

まとめ

今回比較した3種類のマイク

いろいろと比較した結果、サンワサプライ MM-MCU01BKはウェブ会議にピッタリのハイコスパUSBマイクでした。

さすがに音質を重視するならソニーのECM-PCV80Uのようなコンデンサーマイクが上回りますが、ホワイトノイズの無さや圧倒的な集音能力が1,000円台で手に入るのは驚きです。

デスクトップPCやマイク性能が低いノートPCなどに付けることでクリアで聞きやすい声を届けることができるので、コスパの良いUSBマイクを探しておられる場合はイチオシです。

ちなみに低価格でおすすめのWebカメラはロジクールのC270nです。マイクの性能もなかなか良い機種なので、レビュー記事もぜひ参考にしてください。

QooQ