無印iPadはコスパ最強?【Air・Pro・miniや他社タブレットとの比較】
iPadは今や「無印」「mini」「Air」「Pro」と種類がたくさん出ています。
今回は「iPadはとりあえず無印を選んでおけば良いのではないか」という結論に至るまでの考察をお伝えします。
無印iPadがコスパ最強である理由
私はしばらくの間Macbook Proのサブ機として無印iPadの第6世代を使っていて、これで十分に満足していました。
ここから第6〜10世代の無印モデル全般を考慮に入れて、どれを買うか迷ったらとりあえず無印iPadを選ぶべき理由を解説します。
価格の安さ
無印iPadは第9世代をApple公式で購入すると税込49,800円(容量64GB)と比較的リーズナブルになっています。(第10世代も58,800円に値下げされた)
ハイスペックなiPad Proでは最低でも約10万円くらいの予算が必要で、Apple PencilやMagic Keyboardなどを追加していくと簡単に15〜20万円の買い物になります。
最近ではM1チップ搭載のMacbook Airが12万円程度から購入可能であり、高価なiPad Proを選択する際には、なぜProが必要なのかを真剣に考えるべきでしょう。
「無印iPad」と「Macbook Air」を買うのと「iPad Pro」と「Magic Keyboard」を買うのと同程度の金額であれば正直、前者を選ぶのが良いように思うのは私だけでしょうか。
※もちろん、最新のiPad Proが非常に高性能で多機能であるため、iPad Proだけで十分という見方もできます。この辺りは使用される用途によるでしょう。
十分な性能
iPad ProやAirの性能が高いのは間違いないですが、普段使いで必要すぎるスペックを無印iPadも持ち合わせています。
現在でも現役で戦える第6世代〜第10世代までのスペック表を見てみましょう。
iPad第6世代 | iPad第7世代 | iPad第8世代 | iPad第9世代 | iPad第10世代 | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ(mm) | 240✕169.5✕7.5 | 240✕174.1✕7.5 | 250.6✕174.1✕7.5 | 250.6✕174.1✕7.5 | 248.6✕179.5✕7.0 |
重量 |
Wi-Fi版:469g Cellular版:478g |
Wi-Fi版:483g Cellular版:493g |
Wi-Fi版:490g Cellular版:495g |
Wi-Fi版:490g Cellular版:495g |
Wi-Fi版:477g Cellular版:481g |
ディスプレイ |
9.7インチ 2048✕1536 264ppi |
10.2インチ 2160✕1620 264ppi |
10.2インチ 2160✕1620 264ppi |
10.2インチ 2160✕1620 264ppi |
10.9インチ 2360✕1640 264ppi |
CPU性能 | Apple A10 Fusion (iPhone7と同等) |
Apple A10 Fusion (iPhone7と同等) |
Apple A12 Bionic (iPhoneXSと同等) |
Apple A13 Bionic |
Apple A14 Bionic |
メモリ | 2GB | 3GB | 3GB | 3GB | 4GB |
その他 | Apple Pencil 第一世代対応 |
Apple Pencil 第一世代と Smart Keyboard に対応 |
Apple Pencil 第一世代と Smart Keyboard に対応 |
Apple Pencil 第一世代と Smart Keyboard に対応 |
Apple Pencil 第一世代とUSB-Cに対応 |
発売日 | 2018年3月 | 2019年9月 | 2020年9月 | 2021年9月 | 2022年10月 |
第7世代iPadまでが最新のiPadOSに対応です。世代が古いほど中古で安く出回りますが、性能やサポートを考えると出来るだけ新しいiPadを狙うのが良いです。
第10世代iPadはホームボタンなしの10.9インチディスプレイとなり、価格は68,800円→58,800円へと値下げされました。
また、新しい「Magic Keyboard Folio」も登場しましたが、個人的にはロジクールの「Combo Touch」がおすすめです。
Apple Pencilが使える(第6世代以降)
第6世代以降の無印iPadでApple Pencilを使用できます。無印iPadは第一世代のApple Pencilのみに対応しています。
書き味にこだわるならiPad Air以上に搭載の「フルラミネーションディスプレイ」搭載モデルが良いですが、普通に使う分には無印iPadで十分です。
11インチiPad Proと第3世代以降の12.9インチiPad Pro、第4世代iPad Airから第二世代Apple Pencilに対応。第二世代 Apple Pencilは本体のサイドにくっつけるだけで充電でき、ダブルタップで鉛筆と消しゴムツールの切り替えも可能。
Apple Pencilの第一世代と第二世代(Proも)には互換性がないため、対応機種を間違えないよう注意が必要です。
どちらにしてもApple Pencilは非常に高額(第1世代でも約1万円)なので、互換品を購入してレビューしてみました。
正直メモ書き程度なら3,000円程度で買える互換品で十分です。無印iPadにはこれくらいがちょうど良いかもしれません。

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Smart Keyboardも使える(第7世代以降)
Smart Keyboardが第7世代以降のiPadでも使用できるようになりました。
それまでよりもサイズが一回り大きくなった(9.7インチ→10.2インチ)のは、Smart Keyboardに対応するためとも言えます。
カバーの代わりともなり、重量は200g程度しかないため持ち歩きには最適で、装着時の重量はほとんどのノートPCより軽量なのでさまざまな場面で役立ちます。
キーの反応は良く、キーピッチも19mmほど取ってあり配列はMacとほぼ同じ、ただしファンクションキーは無く、ストロークは浅いです。
打ち心地はさすがに一般的なキーボードには及びませんが、そこまで超長文を書くのでない限り、出先での使用にはとても便利な一品です。
さらに第7世代以降iPadで使えるロジクールのCombo TouchというSmart Connectorを用いたキーボードケースも使いやすく、レビューしています。

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社外のBluetoothキーボードやマウスも使える
無印iPad第6世代にロジクールK380をBluetooth接続してみました。マウスも同じくロジクールのM590です。
文字入力は十分に快適で、Macと同じキー配列(commandキーやoptionキーの印字がある)のキーボードであればストレス無くタイピングできます。
また、ファンクションキーがついている点も大切で「ホームに戻る」や「アプリ一覧を開く」ことが容易になります。
マウス操作はWindowsに慣れていると若干違和感がありますが、十分使えるという印象です。マウスを使いやすくする設定方法もまとめました。
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iPad OSの使い勝手が良い
2019年からiPadはiPhoneのiOSとは異なるiPad OSを搭載するようになりました。これにより、PCのような使い方がしやすくなりました。
基本的な操作はiPhoneと大きく変わりませんが、iPadでのみ利用できる機能がいくつか追加されました。
例えば2画面に分割ができる「Split View」はアプリを同時に動作させ、マルチタスクが行いやすくなりました。
これに近い機能として「Slide Over」は起動しているアプリの上にさらにアプリを重ねて起動できます。
さらに、iPadにマウスをBluetooth接続することができるようになったのもOSのアップデートのおかげです。
iPhoneやMacなどApple製品との相性が抜群に良い
Apple製品の特長であり大きなメリットは各端末間での連携のしやすさです。
たとえば、iPad(2018年以降モデル)をMac(2016年以降モデル)のサブディスプレイ兼液晶タブレットとして利用できるSidecarという公式のアプリも強力なツールです。
また、ユニバーサルコントロールというMacとiPadを1組のキーボードとマウス・トラックパッドで操作できる機能も追加されています。
他にも、Macでスクリーンショットを撮ると自動でiPadでも画像が表示され、Apple Pencilなどで編集できたりします。
さらに、iPhoneでコピーした文章を、同じWi-Fi圏内にある同一アカウントのiPadにペーストできるなど多くの連携技術があります。
Appleのお家芸とも言える圧倒的なコンビネーションで、iPhone、iPad、Mac、AppleWatchからAirpodsまで、すべてが連携するのは恐ろしさすら感じます。
他のiPadシリーズとの比較
無印iPad(第5〜9世代を想定)と他のiPadシリーズを比較してみると、無印iPadのバランスの良さが伝わるかと思います。
新型のiPad ProやAirについて
これは製品の立ち位置の問題ですが、iPad Proや最新のiPad AirはかなりMacbookに近づいて来ています。
iPad ProはPCとしてもハイスペックな部類の性能を持ち「Magic Keyboard」を追加すればあらゆることが可能なオールラウンダーになるようにも思います。
そして、利用用途によってはiPad Proだけで事足りる場合もあるでしょう。特に12.9インチモデルは画面サイズも十分に大きく、効率的な作業がしやすいです。
Magic Keyboardは必要か?
トラックパッドが付いたMagic Keyboardを使いたい場合は12.9インチiPad Pro 第3世代・11インチiPad Pro 第1世代・iPad Air 第4世代以降が必要です。
Magic Keyboardはそれだけで4万円以上する高級品で、iPad Proと合わせると10万円を軽く超えます。
また、重量がかなりあり(12.9インチ用で約680g、11インチ用で約600g)取り付けるとMacbook Air並の重さになります。
値段が高く、タブレットとしての使い勝手は少々低下するMagic Keyboardは、iPadの立ち位置を曖昧にしているように感じます。
iPadはMacbookにはなれない
現状ではiPadはProになってM1チップを搭載してMagic Keyboardが付いても、Macbookにはなれません。
確かにiPad Proは万能な端末に見えますが、MacのようなPC用プログラムのインストール、Officeのフル機能を使うことなどはできません。
さらに、MacbookとiPadが連携する「Sidecar」や「ユニバーサルコントロール」について考えても2つの端末の役割の違いがわかります。
Sidecarに対応したMacとiPadであれば、Macのサブディスプレイ兼液晶タブレットとしてiPadが機能します。Macが母体となり、iPadはサブなのです。
つまり、MacbookとiPadはしっかりと棲み分けられた機種であり、使用用途に応じて使い分けることを前提としているようです。
iPadは、Macでは不可能な感覚的なタッチ操作、Apple Pencilでの描画、手軽に持ち出せる圧倒的な軽さ、多様なアプリケーションを持っています。
正直、無印iPadでもそれらの機能は十分に発揮できるので「Macbook」+「無印iPad」というチョイスは一つの最適解のように感じます。
※これは個人的な意見であって「iPad Pro一台ですべてが完結する」場合もあります。
私もiPad Proを購入して実際に使った結果、ほとんどの作業はiPadでこなすことができ、むしろ簡単なタスクはiPadの方がスピーディーでした。
また、外部ディスプレイの出力もiPadOS 16でMシリーズチップ搭載機のみがステージマネージャ機能によって対応し、よりPC的になっています。
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iPad miniは持ち運びには良い
私はiPad mini 4を何年も使っていたこともあり、miniの良さはかなり実感しています。
重量300g程度と携帯性がとても良く、電子書籍を読んだり、Apple Pencil(mini 5以降対応)などでメモ書きするのには抜群にちょうど良いです。
無印iPadよりも値段が高くて純正のキーボードは付けられないですが、軽くて持ち運びやすいiPadが欲しいなら、iPad miniは良い選択肢になります。
古いiPad mini2や3はいつまで使えるのかの検証もしてみました。
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中古ならiPad Air 第3世代という選択肢も
新品ではiPad 第9世代が強いですが、中古での購入までを考えるとiPad Ait 第3世代という選択肢もあります。
iPad Air 第3世代はTouch ID搭載で形状はほとんど変わず、価格が49,800円スタートになった第9世代iPadよりも安価に手に入る場合が多いです。
無印 iPad 第9世代 | iPad Air 第3世代 | |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 10.2インチ | 10.5インチ |
プロセッサー | A13Bionic | A12Bioinc |
フロントカメラ | 12MP | 7MP |
サイズ |
250.6×174.1×7.5mm |
250.6×174.1×6.1mm |
重量 | 487g | 456g |
発売日 | 2021年9月 | 2019年3月 |
その他 |
フルラミネーション ディスプレイ 反射防止コーティング |
とりあえずスペック的に異なる部分を表にしてみました。スペックは互角に近いです。
プロセッサー以外はAir 3が強い
プロセッサーについては無印 第9世代iPadが1世代新しいですが、速度的には約20%の向上で体感的にはほとんど変化がないレベルの違いです。
ディスプレイはiPad Air 3の方が高性能です。ガラスの隙間がほぼなくなるフルラミネーションディスプレイと反射防止コーティングは地味に読みやすくなります。
さらに、重量はiPad Air 3の方が30gほど軽量で、厚さもAir 3が薄くて7.5→6.1mmという約1.4mm差は意外と違います。
iPad Air 第3世代は、中古や整備済み品での購入が許容できるなら確実に選択肢の一つになると感じます。
私も中古で購入したiPad Air 3のレビューも参考にされてください。

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円安の影響でiPadも新品価格が高騰している中で、型落ちのiPad Air3のコスパがなかなか高いことをなんやかんや説明している記事です。
無印iPadと他のタブレットを比較
さらに無印iPadをAndroidやKindle、Windows、Chromebookと比較してみましょう。
「Android」タブレット
Appleのライバル(戦友?)であるGoogleが提供するAndroidOSを搭載したAndroidタブレットの良さもたくさんあります。
カスタマイズが高くてAndroidスマホやWindowsとの相性が良いです。価格も安く、iPadの半額くらいでAndroidタブレットが買えたりします。
使い勝手についてはAndroidがかなりiPadに寄せてきているので使用感は近いですが、全体的な完成度はiPadの方が上な場合が多いです。
また、iPhoneやMacを使われている場合にはiPadとの連携が非常に強力なので、Androidを選ぶメリットは低いです。
iPadの方がOSのサポート期間が長い
iPad、iOSはAndroidと比べて明らかにサポート期間が長いです。ざっくりですが…サポート期間はiPadは5年、Androidは2~3年くらいというイメージになります。
iOS(iPad OS)はサポートの終了も明確にしてくれています。もちろん、サポートされていれば絶対に安全というわけではありませんが、安心感はあります。
AndroidやiPadのセキュリティに関して取り上げた記事もあります。

古いバージョンのAndroid端末でも安全に使えるか【セキュリティの問題と危険なウイルスへの対応】 - plz-reference-blog
アンドロイドスマホのセキュリティは不安になる要素がいくつかあります。アンドロイドがなぜ安いのか、どのような経路でウイルスなどが侵入してくるのか、古いアンドロイドバージョンでも問題ないのか、セキュリティの対策はどうすべきかを考えます。
「Fire HD」シリーズ
Fire HDシリーズはAndroidに近いですが価格が安い代わりにスペックは低く、Amazonのサービスを使うためのタブレットと言えます。
Google Playも使えない(使う方法は一応あるが…)ため、Amazonの書籍や動画を視聴するという目的限定なら良いかなという端末です。
実際に第12世代のFire HD 8を購入レビューしてみました。
Fire HD 8 タブレット 第12世代の細かいデメリットを挙げる【実機レビュー】 - plz-reference-blog
Fire HD 8 第12世代を購入レビューします。特にデメリットをかなり細かく解説して、購入前のチェック事項としていただけると嬉しいです。
「Kindle paperwhite」電子書籍リーダー
単行本をモノクロで読む限定であればKindeの電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」はおすすめです。
電子書籍リーダーのKindleは「E ink」という特殊なディスプレイで目に優しく、6インチの大きさで約200gと軽量。充電1回で数週間使用できるというバッテリー持ちが魅力です。
実際にKindle Paperwhite(第7世代)を購入レビューしています。読書専用として割り切った使用なら、とてもおすすめできる製品です。

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「Windows」タブレット
Windowsもタブレットとして使えるモデルが多数あり、コンバーチブル型(画面が360度回転するタイプ)やセパレート型(キーボードが外れるタイプ)に分かれます。
Windows搭載なので仕事などにも使えるし、タブレットにもなるので万能のように感じます。
しかし、WindowsはiPadのようにタッチ操作に特化したインターフェースではないので「パソコン作業+α」という感覚で見るのが良いです。
Windowsは基本的に作業用であり仕事向きなOSです。iPadはコンテンツ消費やクリエイター向けというイメージです。
Windowsの2in1ノートPCについても詳しくまとめています。

2in1ノートPCはおすすめ?タイプ別でメリット・デメリットを検証 - plz-reference-blog
最近とても増えている2in1ノートPCの種類とタイプ別でのメリット・デメリットを考えます。実際に各端末を使用してきた個人的感想が強めですが少しでも参考になると嬉しいです。
最大のライバル「Chromebook」タブレット
最近ではGoogleのChromeOSを搭載した2in1PCやタブレットも登場しています。
ChromebookはGoogleChromeのブラウザ版が動き、端末によってはAndroidアプリも動かすことが可能で、Androidよりもセキュリティ面で強固なのもメリットです。
個人的にはiPadOSのライバルとなってくるのはChromeOSではないかと考えています。
ChromeBookはマシンスペックは低くてもGoogle Chromeを快適に動かし、Windows PCのような操作感を低価格で実現できるという特徴を持ちます。
iPadもChromebookもサブ機としては抜群に良い
iPad ProとLenovo Chromebook ideaPad Duetを使って比較しましたが、どちらもサブ機としての利用では必要十分に感じました。
具体的にはiPadはApple Pencilの書き心地も良く、ペンを使った作業も行いやすいというのが大きな強みです。
ChromeBookはリーズナブルに基本的な事務作業やキーボード入力をこなせる使いやすさがあります。
どちらにしても、外出先や家の中でメールチェックをしたり、資料の閲覧や簡単な編集であれば「iPad+キーボード」や「ChromeBook」で十分です。
起動の速さや閲覧しやすさ、手軽に持ち運べる重量といった要素が良いバランスでまとまっているのがこれらの端末です。
個人的な結論として、キーボードを使う作業がメインならChromeBookが合い、逆にタブレットとしての利用がメインならiPadがピッタリです。
Chromebookについての詳細は次の記事を参考にされてください。

Chromebookって何ができるの?Chrome OS Flexで試してみよう - plz-reference-blog
最近値段が安く目にする機会の多くなった「Chomebook」ですが、WindowsPCやAndroid、Macなどとはどういう違いがあり、何ができて何ができない端末なのか解説します。ご自身の使用用途に合うかどうかを見極めてください。
最大のライバルはChromebookとしましたが、正直タブレットとしての完成度はiPadがトップだと感じます。実際にタブレットジャンルでiPadシェアは圧倒的です。
無印iPadの購入方法など
AppleCareは加入すべき?
AppleCareはiPadやiPhoneが壊れてしまった時などに即交換してくれる嬉しいサービスです。
ただし、値段が高いです。無印iPadでの加入であれば税込9240円です。この値段(最初の一回)で2年間の保証です。
修理費用がタダになるわけではありません。iPad本体は税込4400円で修理、もしくは交換。さらに2回までという制限付きです。
確かにiPadの修理は非常に高額になりますので、落としやすいな、という方であれば入っていて損は無いかと思われます。
「入らないでも良いよ」という方でも外ではカバーを付けて使用されることを強くおすすめします。
Cellular(セルラー)モデルとは
Cellular(セルラー)モデルと呼ばれるiPadは簡単に言えば、SIMカードを挿して外でもインターネットに繋がるようになるモデルのことです。
ポケットWi-Fiを持っていたり、スマホのテザリング機能が使えるなら、値段の高いセルラーモデルを買わなくとも、Wi-Fiモデルでも十分でしょう。
持ち物を減らしたいなどの理由でどうしてもタブレット単体でインターネットに繋ぎたい場合にはセルラーモデルをチョイスするのが良いでしょう。
ストレージ容量32GBって足りる?
無印iPadは第8世代までは、なぜか32GBといきなり飛んで128GB版しかないパターンがあります。
32GBではちょっと心許ない気もしますが、写真や動画はクラウドに保存して重いゲームなどで遊ばない限り32GBで十分です。
私も第6世代iPadで32GBでしたが、ほぼ問題はなかったです。ちなみに第9世代以降は64GBを選べるようになっているので余裕があります。
まとめ
ここまで無印iPadを中心にしていろいろと考察してみました。
iPad OSの信頼性の高さやMacやiPhoneなどとの連携の素晴らしさ、価格と性能のバランスなど多くの利点があります。
未だコスパの高い第9世代はAmazonで在庫があるなら恐らく1番早く発送されます。
第10世代iPadはホームボタンが無くなって上位機種と同じデザインとなり、価格も58,800円と落ち着いています。
認定整備済品
iPadはApple公式ホームページからの購入ももちろん可能で、型落ちモデルなどは整備済製品としてお得に購入できる場合があります。
注意点としては狙ったモデルがいつもあるわけではないということです。
中古OKならiPad Air 3や無印第8世代も選択肢に入る
中古や整備済み品がOKなら、第3世代iPad Airや無印 第8世代iPadという選択肢は十分にありだと思っています。
Air 3と無印第8世代は搭載されているCPUが同じで、まだまだ現役で使えるスペックなので無印第9世代と比較して安いならアリですね。
私は以前、無名のオンラインショップで中古のiPad Air 3を購入した際にトラブルが生じて面倒なことになりました。
やはり有名どころの「イオシス」や「じゃんぱら」といった、しっかり保証が付くショップでの購入がおすすめです。
実際にイオシスでiPadを購入レビューもしています。無印がコスパ最強と言いつつ、Mシリーズチップの可能性を知りたくてiPad Pro(M1)を買いました。
イオシス CランクのiPad Pro 11インチ(M1)&iPhone 12の状態等レビュー - plz-reference-blog
イオシスにてiPad ProのCランク品を購入したので、状態についての詳細をレビューしてみます。