【レビュー】M1 MacBook Airにハードケースは必要か【MS factoryとHaoeaという謎中華製品】

2022/08/31

MacBook 周辺機器 中華製品

今回は、M1 MacBook Air用のハードカバーケースを2つ購入してみたのでレビューします。私は、なぜか大量のケースやカバーを購入してしまう癖があるんですよね。

まずは、そもそもMacBookにハードケースが必要なのかという点も考えてみます。

ハードケースもしくはシェルケースは必要?

MacBookにハードケースが必要がどうかというと、必要ないという意見もあります。

私も基本的にはMacBookは素の状態で使うのがベスト、と感じていました。

最初はスキンシールを試してみた

マジョーラカラーのスキンシール

MacBookの良さは、Windows機ではほとんど売られていないサードパーティーのアイテムが豊富にあることです。

しばらく裸でMacBookを運用していましたが、イメージチェンジを兼ねてスキンシールを使ってみました。(スキンシールと言っても車用のフィルムをカットして貼りました)

ただ、スキンシールはMacBook Air用ではサイド部分などが保護できないという欠点があります。(MacBook Proのシールによっては四隅まで覆えるものもあります)

結局保護力の強いハードケースが欲しくなる

スキンシールはMacBookの軽さやデザインをほぼ損なわずに小傷などから守ってくれるという利点がありますが、より強固に守ってくれるのはハードケース(シェルケース)です。

今回はスキンシールの代わりにMacBookのハードケースを2つも買ってしまって、それらの使用感やメリット・デメリットをまとめてみました。

これらを参考にハードケースがあっても良いかな?もしくはいらないかな?という判断材料にしていただければと思います。

ハードケースのメリット

リセールバリューを高く保てる

MacBookの前方から

MacBookはリセールバリューの高さが大きなメリットです。

MacBook Airの表面はアルマイト処理が施されていますが、アルミ素材のため何も保護しないで利用すれば確実に傷がついていきます。

動作に影響しない傷の有無によって数千〜数万円の価格差が生まれてしまうことがあります。

しっかり四隅を保護してくれる

ハードケースはほぼ全面をしっかり守れるのが強みです。特に落とすと危険な四隅をガードしてくれるのはありがたいです。

MacBook背面は覆われていない

唯一守りが甘い部分はMacBookのヒンジ部分で、可動させるためにどうしても手薄になってしまいます。それでも角は守ってくれるようになっています。

このように、MacBook全体を確実に保護してくれるという安心感はハードケースが圧倒的ですね。

MacBookを持ち出して作業する機会が増える

個人的にこれまでコロナ禍で室内での使用がほとんどで、MacBookをデスクトップ的に使っていました。

しかし、その使い方も良いのですが、せっかくのノートPCとしての用途、持ち出してどこでも作業できるというメリットを活かせません。

そして、個人差は大きいと思いますが、MacBookをそのまま裸で利用するのがかなり怖い(傷付けたらショックが大きい)ので、なかなか普段使わなくなってしまっていました。

それがハードケースを付けることで、多少荒めに扱っても傷が入ることがない、その精神衛生上のメリットが大きいと感じました。

室内で持ち歩くのにも、ハードケースがあれば結構気軽に部屋を変えたり座り方を変えたりできる気がします。

ハードケースのデメリット

若干重い

ハードケースをつけたMacBook Air

ハードケースはその作りから、どれだけ薄く作っても重量増は避けられません。

今回購入したケースも約200g程度はあるので、MacBook Airと合わせて約1.5kgという重さになります。

また、ハードケースの厚みは約1mm程度あり、MacBook Airの圧倒的な薄さは少し失われます。

ケース無しの厚み

一番分厚くなる後ろ側の高さを比べてみるとそれなりの差が出ます。

ケースを付けた時の厚み

ケースなしでは約15mm程度の厚さが、ハードケースを付けると約20mmとなります。これはゴム脚の厚さも影響しているので、全体的には2〜3mm分厚くなる感じです。

MacBookの外観が損なわれる

ハードケースを付けると、Apple製品の最大の特徴であり、圧倒的に優れた部分である製品の外観や細かな質感が若干失われてしまうのがデメリットでしょう。

MacBookの表面の美しいアルマイト加工の施された筐体と、鏡面仕上げのリンゴマークがくっきりと見えていた綺麗な姿を見ることができなくなるのです。

もちろん、カバーを外した時にその美しさを保っているというのが目的なので、一部トレードオフとなってしまうのは仕方がないポイントです。

そうは言っても市販されているハードケースはかなり薄型で、MacBookのデザインを極力維持した造形となっているので、あまりにもひどい見た目になることは無いです。

熱がこもりやすい?(検証結果:性能に影響はほとんどない)

ハードケースはその特性上、熱がこもりやすくてPCのパフォーマンスに影響を与えてしまうと言われます。

実際にどれくらいの影響が出るのかを確かめてみました。ベンチマークで性能の差をチェックすべく、CINEBENCH R23のスコアを比較してみます。

M1 MacBook Airは冷却ファンが無い関係で10分間のうちにスコアが下がってくる傾向があるので、カバーのあるなしでの性能の変化をチェックしてみました。

室内の温度は約26°に設定して、マルチの後にシングルを回しました。カバーは特に放熱製が悪そうな下部にスリットの無い方のモデルを使いました。

カバーなしでの結果

カバー無しのベンチマーク結果

カバー装着時の結果

カバー有りでのベンチマーク結果

  • カバーなし→ マルチ:6780、シングル:1492
  • カバーあり→ マルチ:6767、シングル:1491

結果的には誤差程度の違いでしかなく、ハードカバーケースを付けていてもほとんど冷却性能に影響は出ていないようです。

CINEBENCHは10分間、CPUの使用率を100%に保ちます。通常使用でここまでの負荷がかかることは稀なので、これで差が無いなら冷却についてはあまり考慮しなくても良さそうです。

おすすめのハードカバーケース

ハードケースのメリットとデメリットを考慮してみました。

個人的には部屋で使う分にはハードケースまでは必要ないかなと思いますが、カバンに入れて持ち出すような機会が多いなら付けても良いなと感じます。

私が実際に購入してみた2種類のケースを紹介します。どちらも非常に薄型で、MacBook Airの美観をそれほど損なわない商品でした。

購入した2種類のハードケース

どちらもスペースグレー(私のMacBookのカラー)に合うグレーっぽいカラーのケースを選んでいます。

コスパが高いMS factory製

MS factory製ハードカバーの上面

メリット・カラーバリエーションが豊富で価格も安い

表面には艶消しの処理がされているようで、薄めの色では指紋は目立ちにくいです。ただし濃いめのカラーではどうしても目立ってくるのは仕方ないところかもしれません。

カラーのバリエーションは16種類もあり、カラフルな色合いのものが多くてイメージチェンジするにも良い製品です。価格は2,000円くらい。

背面にはスリットが入っている

背面にはゴム脚と放熱用のスリットが入っています。検証してみましたが、M1 MacBook Airではハードケースによる放熱問題はほぼなさそうでした。

重量は214gと、少々重めな印象です。表面にマットコーティングの処理が施されているのも影響しているかもしれません。

デメリット・加工の荒が目立つ

磨いても取れない異物

Amazonのレビューにも少しあったのですが、わたしが購入したグレーのモデルにも成型時に混入したであろう小さい異物があり、どうやっても落とすことができませんでした。

そんなに目立つわけでもなかったので良いのですが、各部の整形時のバリが残っていたりもして、ちょっと製品管理が甘い印象です。

そのような細かな荒はありますが、コストパフォーマンスの高さではMS factory製のハードカバーが一押しです。

Haoeaという謎中華製

Haoea製ハードカバー上面

メリット・若干値段は高いけれど製品の精度は高い

Haoeaというブランドで出されていたM1 MacBook Air用のハードカバーケースはMS factory製の物より若干価格が高く(2,500円くらい)評価も高かったので購入してみました。

背面にはスリットが無い

このタイプにしては珍しく、背面にスリットが無いです。MacBook Airのデザインを崩さずに覆ってくれるのが良いですね。(放熱への影響はほぼ無し)

価格が高めなだけはあり、製品の品質はHaoea製が高い印象です。エッジ部分にバリが残っているようなこともありません。

重要は193gとMS factory製のものに比べて20gくらい軽く作られています。このモデルはプラスチックのみの整形なので軽量なのかもしれません。

デメリット・暗めの色合いで指紋がちょっと目立つ

購入したカラーはマットブラックですが、取り付けてみるとダークグレーという印象です。この色味も落ち着いていて良いです。

ただ、暗めな色で表面の加工的に少しですが指紋が残りやすい印象があります。

また、表面は艶消しの加工が施されていますが、プラスチック素材そのままであり、ちょっと滑りやすい感じも受けます。

どちらの製品も価格としてはお手頃なので、純粋にハードカバーを試してみたい場合にも、ゴリゴリと外出先でMacBookを使う予定の方にもおすすめできます。

個人的にはかなり落ち着いた印象が出るHaoea製のマットブラックが好きですね。

フリップスタンドと併用して使う

ハードケースとセットで中華製のフリップスタンドも使っています。ちょうど良い角度が付くのがタイピング時に良い感じなんですよね。

BlueloungeのKickflipというスタンドをレビューしていますが、価格の安い無名の中華製品でも十分使えますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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