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Comica CVM-VM10-K2 スマホ用マイクセット実機レビュー

Comica CVM-VM10-K2 レビュー

スマホでの音声収録などに使えるマイク「comica CVM-VM10-K2」が価格は安めだったため購入してみました。

購入したのは三脚が古いモデル。新型はスマホの縦向き設置にも対応させています。それ以外は同じ構成となっているようです。

※私はマイク・カメラ関係は勉強中のレベルなので、一つの個人的感想として読み流していただけると助かります

Comica CVM-VM10-K2の詳細

Comica CVM-VM10-K2

Comica CVM-VM10-K2は、マイクとスマホ用三脚を組み合わせたマイクセットです。高感度なコンデンサーマイクと風防も付属していて様々な場面で活躍できます。

マイクの仕様

  • 極性:単一指向性
  • 感度:-33dB ±2dB
  • 周波数範囲:60Hz ~ 20kHz
  • S/N比:>75dB
  • ダイナミックレンジ:111dB
  • サイズ:21×85mm
  • 重量:35g

付属品

付属品すべて

付属品はマイク本体・スマホホルダー・卓上三脚・オーディオケーブル・マイク風防マフ・説明書・収納バッグです。

付属品の専用バッグ

専用のバッグはそれなりのサイズがあり、中は分厚いスポンジで各パーツがしっかり保護されるようになっています。

取り付け

三脚にスマホホルダーを取り付け、その上部にマイクを付けるのが基本です。

三脚にスマホホルダーを取り付ける

どの部品も精度はしっかりしていて、特にスマホホルダーはネジ式でがっちり固定できます。

マイクの取り付け

マイクは3極(黒のストレート)、スマホには4極(L字の灰色)ジャックを取り付けます。これを間違えると音声は入力されません。

スマホも取り付けた

この後取り上げますが、iPhoneの場合は変換コネクタが必要になりますね。

三脚を安定させて完成

付属の三脚は最新では改良版になっているようですが、私の買ったバージョンでは、スマホは横向きでの固定しかできず、60°くらいの角度調整のみ可能でした。

三脚は脚が結構広がり、それなりのスペースが無いと設置できないというのも注意点です。

ちなみに、三脚やホルダーはUlanzi製のものが使いやすく、ほとんどこっちを使っていますね。スマホホルダーについてはComicaの方がホールド感が強いです。

Ulanzi製の三脚とホルダーを使った

Ulanzi製のミニ三脚とスマホ・タブレットホルダーはレビュー記事にしてあります。これらの製品とComicaのマイクだけを買うのもアリです。

Ulanzi製 ミニ三脚 M12とスマホ・タブレットホルダーのレビュー【品質が高くて扱いやすい】 - plz-reference-blog

Ulanzi製 ミニ三脚 M12とスマホ・タブレットホルダーのレビュー【品質が高くて扱いやすい】 - plz-reference-blog

Ulanzi製のスマホ・タブレット向けのミニ三脚M12とホルダーを購入レビューしてみました。質感の高い製品だったので、安価なダイソーの三脚と比較してもみました。

iPhone内臓マイクとの音質比較

Comica CVM-VM10-K2とiPhone SE2の内臓マイクでの収録音声を比較してみました。

今のiPhoneでは3.5mmイヤホンジャックがないため変換アダプターが必要となります。

録音のために用意した機器類
iPhone用の追加機器

iPhone 8〜14まで:Apple Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ

iPhone 15以降:USB-C - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ

<Apple純正品が無難だと思います:Amazonリンク>

音質

CVM-VM10-K2のマイク部分

iPhoneのマイク性能も十分に高いため、室内では十分に音を拾ってくれます。特に人の声は聞き取りやすいです。

Comica CVM-VM10-K2の音質は、コンデンサーマイクによるクリアかつフラットで自然な音という印象です。

ただ、個々の好みや使用状況によっても印象は変わると思いますし、iPhone SE2の内臓マイクと比較して抜群に良くなるわけではありませんでした。

CVM-VM10-K2のメリットは、後述するノイズ除去の機能によって比較的ピンポイントに素直な音を拾ってくれて、不要な音を減させられる点だと感じます。

ノイズ除去能力

マイクに風防を付けた

iPhone内蔵マイクは音質自体は比較的良いですが、周囲の雑音を拾いやすいのが弱点です。

Comica CVM-VM10-K2は単一指向性であるため、主に前方からの音をキャッチしやすくて周囲のノイズを軽減できます。

もちろん、背面からの声も拾いますがiPhone単体で録音している場合と比べて正面以外の音量はかなり抑えられます。

加えて、2種類の風防の効果もあります。屋外や環境音が大きいところでは結構ノイズを低減してくれます。

説明書に解説が無かったのですが、モフモフした風防はスポンジタイプのものに被せて使わないとすぐ外れてしまいました。

モフモフした風防の取り付け

モフモフ風防の取り付けはこれで合っているのか謎ですが、私の個体(?)ではこれがベストな効果がありましたね。

iPhoneでどうしても風切り音が入ってくる場面でも、風防を付けたCVM-VM10-K2ではかなり雑音を抑えて声がハッキリ聞こえます。

もちろん外部環境や録音条件によってはノイズが入りますし、接続するスマホや配線方法などによって電気的なノイズが入る場合もあるようです。

※注意点

iPhoneにこのマイクを接続したまま、映した動画を再生しても音声が流れないので、チェックのためにジャックを外す必要があります。

デスクトップPC等と繋げる場合の注意点

Comica CVM-VM10-K2をPC用のマイクとして試してみましたが、デスクトップのマイク端子に挿した場合は音量は非常に低くなります。(4極→3極へ変換して利用)

ノートPCなどで4極イヤホンジャックでは問題ない場合もありますが、3極のマイク入力は、オーディオインターフェース等を介して入力するのが良いようです。

●例:UGREEN USB オーディオ 変換アダプタ 外付け サウンドカード

また、Windowsではスピーカー設定を変えておかないとビデオ通話で相手の声が聞こえない状況に陥ったりします。

CVM-VM10-K2は基本的に直接スマホに取り付けて音質を向上させるのが主目的の外付けマイクですね。

Comica CVM-VM10-K2の活躍する場面

Comica CVM-VM10-K2全体

CVM-VM10-K2は特に、VlogなどのYouTube動画、インタビュー、イベントの撮影などで役立つ製品です。

安価ですがショットガンマイクとして指向性があるため周囲のノイズを抑え、ウィンドスクリーンによって風切り音などのノイズも軽減されます。

もちろん、より高画質・高音質な録画環境を整えるならカメラもマイクも拘っていくことになると思います。

とはいえ、スマホだけでコストを抑えつつもできるだけ品質の高い動画を撮りたい場合にはComica CVM-VM10-K2は素直におすすめできる製品の一つだと思います。

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