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Inateck Bluetooth キーボードケース 購入レビュー【iPad Air/Pro用】

Inateck キーボードケース

iPad用キーボードケースは純正品が良いのはわかるのですが、とにかく値段が高いです。

ということで、今回「Inateck Bluetooth キーボード付きケース」購入してみました。iPad ProやAir用キーボードケースで、価格の割に良かった‘ので細かくレビューしてみます。

外観・スペック

Inateck キーボードケース セット

  • サイズ:約 254 × 185 × 20(mm)
  • 重量:トータル 566g・ケース部分 297g・キーボード部分 270g・本体と合わせて約1030g
  • 対応機種: iPad Air 第4・5世代、iPad Pro 11インチ 第1〜4世代
  • 接続方法:Bluetooth(Ver 5.3)
  • 充電方式:USB-C(充電器別売 ケーブルのみ付属)
  • 連続稼働時間:バックライトON 約5時間・バックライトOFF 約55時間
  • 充電時間:2〜3時間
  • 価格:5~6,000円程度
(※実測値と付属の説明書から引用しています)

外観

Inateck キーボードケースを付けた状態

Inateckのキーボードケース(グレー)はデザイン的にシンプルで、個人的には好みです。

ケース背面のデザイン

背面デザインはInateckのロゴが薄く書かれていて、縦置きできるように可動部分下部は斜めにカットされています。

スタンドで立てた状態

裏側のスタンドはいわゆる「surfaceタイプ」でフットプリントは少し広めに必要になります。

ケースとキーボードを付けた厚み

ケースとキーボードを両方取り付けると厚みは20mmとなり、それなりに分厚いですし重量も約1kgです。

Inateck キーボードケースの使用感

Inateck キーボードケースはケース部分とキーボード部分が分離できるのも特徴で、それぞれの使用感をレビューします。

ケース部分

Inateck ケース部分

グレーの背面部分はApple Pencil用の切り欠き以外はしっかり全周ケースされています。

カメラ部分のカバー

iPad ProとAirでカメラ部分の形状が異なるため、2種類のカメラカバーもついている親切設計です。

Inateckケースの重量

重量的に300g程度あり、iPadと合わせると約800gなため、若干重くはあります。

ケース部分背面

ただ、背面部分が可動してスタンド代わりになる機能の分の重量増と考えると、このくらいかな?という感じですね。(隠れている部分に技適マークもありました)

スタンド部分はマグネットでしっかり閉じ、角度は無段階に調整可能です。ヒンジの固さも程よくて任意の位置でしっかり固定されます。

縦置きのスタンド

また、スタンドは横置きはもちろん、縦置きにも対応しています。ただし、縦置きの安定感はそこまで高くない印象です。

縦置きスタンドとキーボード

縦置き状態でも、キーボードはBluetooth接続なのでそのまま利用できます。この自由度の高さは結構良いですね。

Apple Pencilについて

Apple Pencilを付けた状態

Apple Pencilはそのまま取り付け可能ですが、ストッパーになるような構造ではないため、そのまま鞄に入れると脱落の可能性はあります。

個人的にAppleの純正ではなくて、サードパーティー製ペンシルで十分使えていますね。

純正品では、キーボードとペンシルで5〜6万円くらい行くので中華製で合わせて1万円以内で済むセットはライトユーザーにはちょうどいいと思います。

最近ではワイヤレス充電も可能な製品も増えています。

デメリット:ケースに若干の遊びがある

ケースは固めのプラスチックなため、カチッとハマりますが、上下左右にほんの少しの隙間があるため、カタカタと動くのが気になる場合もあるかもです。

対処法は簡単で、ケース内側の四隅にテープ等を貼ってがたつきを抑えるだけです。

キーボード部分

打鍵感

Inateckキーボード部分

キーボードの打鍵感は比較的良くて、ほどほどの重さ(押下圧60g ±10g)と1mm少々のキーストロークです。

キーボードのサイズは小さめ(キーピッチ17mm ※通常19mm)なので手の大きい方では窮屈に感じかもしれません。

配列について

キーボードの配列は日本語(JIS)ではなく、US配列となっています。

日本語配列(JIS)とUS配列では記号部分などの位置が異なるので、US配列に触れたことが無い場合、慣れが必要です。

※英語⇔日本語切り替えは、control+spaceか、設定からCaps Lockを使って切り替えが可能です。

重量

キーボード部分の重量

キーボード部分は実測で270gでした。バッテリー搭載なのでこれくらいになるのでしょう。

Bluetoothの安定感も十分に高くて、一度ペアリングしてしまえばそれ以降はキーを触ることでスリープ解除ができます。(※電源スイッチもあります)

Bluetooth接続なので、ケースに取り付けていなくても使えるのはメリットですね。

バックライト

Inateckキーボードのバックライト

キーボードには、3段階の明るさ調節と、7色選択可能なバックライトが搭載されています。

バックライトの発光パターン

バックライトを利用すると、バッテリー持ちは結構悪化するので、電池優先ならOFFで使うのがいいです。

「Fn+右シフト」で光量調整「Fn+Enter」で色を変更できます。色は単色発光のみで、レインボーカラーや発光パターンなどはないです。

バッテリー持ち

キーボードのスイッチとUSBコネクタ部分

バッテリー内蔵となっていてバックライトON状態では、最大5時間となっています。バックライトOFFの状態なら50時間以上は持つようです。(容量500mAh)

体感的にもバッテリー持ちは悪くないと思いますし、iPadと同じくUSB-C端子での接続なので互換性もあります。

1分間操作しないとバックライトOFF、30分間操作なしでスリープモード(Bluetooth切断)となります。スリープ解除はキー入力で0.5秒程度です。

タッチパッド

トラックパッド

iPadのジェスチャーはほぼ全てに対応しています。2本指の「戻る」「進む」から3本指でのジェスチャー等スムーズに応答します。

タッチの反応も上々で、遅延などはありません。どちらかというと反応が良すぎて誤タップになる場合が多いですが、慣れれば問題ないレベルです。

気になる点は、クリックでタッチパッドの下側はどこでもクリック可能ですが、ちょっと固く感じます。

MacBookなどのトラックパッドのどこでもクリックできる機能は無くて、Windowsに近い作りになっています。ここは純正品に明らかに劣る部分です。

とはいえ、操作に慣れてしまえばそこまで不自由には感じないので、やはり価格から考えてコスパは高いです。

Face IDとの相性

iPad ProならFace IDを利用できるため、1〜2回のキー入力でログインまで可能です。

(キーボードのスリープ解除+パスコード解除FaceIDの2クリック)

各種設定について

キーボード設定

  • 「設定」→「一般」→「キーボード」→「ハードウェアキーボード」→「キーボードの言語」を「ANSI」に設定
  • 「Caps Lockを使って言語切り替え」を「ON」
キーボードはUS配列(ANSI)となっているので、日本語切り替えは「control」+「space」か、上記設定のCaps Lockで切り替えになります。

トラックパッド設定

  • 「設定」→「一般」→「トラックパッド」にある「タップでクリック」「2本指で副ボタンのクリック」は「ON」、「ナチュラルなスクロール」は好みで「ON」
  • 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」を「OFF」

コスパは高い製品

Inateck キーボードケース

トータルとしての完成度は十分に高く、私が2年前に購入したE-win製の同じくトラックパッド付機キーボードと比較しても明らかに性能が上がっています。

もちろん、Apple純正のMagic KeyboardやロジクールのCombo Touchと比較すれば質感やトラックパッド精度などに差はあり、本格的に使うなら純正品等がおすすめです。

ロジクール Combo Touch(iPad Pro 11インチ用)レビュー【Eーwin 格安ケースと比較】 - plz-reference-blog

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ロジクールのiPad用キーボードケースのCombo Touchと、E−winという格安中華製Bluetoothキーボードを徹底的に比較してみました。

そうは言っても、値段差は最大で約10倍(Inateck製:約5〜6,000円、Apple Magic Keyboard:約45,000円、ロジクール Combo Touch:約20,000円)になります。

トータルでInateck製キーボードケースはコスパが高く、iPadでたまにキーボードやトラックパッドを使いたいくらいの方にはピッタリでしょう。

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