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【実機比較】EWIN 折りたたみキーボード & Saikou ワイヤレスキーボード iPadでの使用感レビュー

EWIN折りたたみと、Saikou iPad用キーボード

タブレットやスマホと一にも使える外付けキーボードは数多くありますし、持っていますが「折りたたみ式」や「薄型軽量モデル」も気になる存在ではありました。

そしてiPad OS 26も結構進化したのでiPadでの使用を中心に考えて行き着いた2製品。EWINの折りたたみキーボードSaikouのiPad用ワイヤレスキーボードを実機で比較してみました。

一つで決め打ちしたかったですが、結局両方買っちゃうんですよね。とはいえ、そういう被害が出ないようにおすすめポイントをまとめました。

EWIN 折りたたみキーボード(EW-RB023)

剛性と安定感が魅力

折りたたんだ状態

EWINの折りたたみキーボードは、高い剛性固定機能が大きな特徴。外装はアルミ合金らしき素材で、しっかりとした作りです。

ロック機構

折りたたみ式でありながら、固定して使えばまるで通常の据え置き型キーボードのように安定したタイピングができます。(型番EW-RB023の特徴)

打鍵感と配列

軽くて打ちやすいキータッチ

キーボード部分

打鍵感は折りたたみ式とは思えないほど快適です。キータッチは軽く、標準キーはフルサイズと同じく19mmのキーピッチで違和感がないです。

スピーディーな入力にも十分対応できるキーボードの質の高さや全体的な合成感は強みですね。

気になるキー配列

配列はJIS日本語もどきであり、Enterキー周辺はUS配列に近いです。またスペースキー左右の英数・かなキーは右の変換/無変換キーに集約されています。

Deleteキーの位置も謎で、右alt・cmdキーにしておいても良かった気がします。

加えてファンクション・エディアキーはFnキーとの同時押しなのも慣れが必要かと思います。

トラックパッド

トラックバッド部分

トラックパッドも備わっており、カーソル操作やジェスチャー操作も問題なくこなせます。左右クリックは固め。

使ってみて思ったのは、右にトラックパッドが付いているので、ノートPCと結構違う感覚になる点です。

ただ、慣れたら良いなと感じますし、トラックパッドが下についていて誤タップしてしまう事がないのも利点です。特に小さいキーボードは誤タップが増えがちなので、トラックパッドOFFの機能が付いている製品が多いですね。

EWIN折りたたみキーボードに関しては、トラックパッドの位置に慣れさえすれば快適に使える配置と、必要十分な感度があります。

携帯性はやや弱い

重量はずっしり(実測約345g)なので、ここは剛性とのトレードオフで、軽さ重視の人には不向きですね。

カバンに常時入れて持ち歩くというより、外出先でがっつり作業を想定して持っていくイメージです。

iPadで使用した様子

iPadで利用している場合、私はCapslockキーで日本語↔︎英語切り替えをしております。

タイピングの快適性は基本的なローマ字・かな、数字、記号についていえば通常のキーボードと大差ないです。

短時間でも文字入力に専念したい場合には結構使い物になる製品ですね。

Saikou iPad用ワイヤレスキーボード

軽さとコスパの良さ

Saikou キーボード

Saikouのキーボードは軽量・低価格が強みです。Amazonにて3,000円台で購入しました。

特にiPadユーザー向けに設計されており(特に11インチクラスのモデルと同サイズで厚さは6mmくらい)持ち運びに最適です。

打鍵感と配列

打鍵感は“普通”

iPadとの相性もいい

打鍵感はEWINほどではないものの、パンタグラフの浅めでほどほどな反発があって実用的。打鍵音も煩くはないです。

「軽くて扱いやすい、でも打鍵感にはそこまでこだわらない」という人に向いています。

配列は標準的な日本語配列

Saikou キーボードの配列

キーボードは標準的なJIS配列に対応していて、日本語入力もスムーズ。全角/半角キーが無いのが気になる方はおられるかもしれません。(iPadは設定からcapslockを切り替えに使えたり、スペースキー左右の英数・かなキーもあるので基本大丈夫だと思います。

フルサイズの製品よりキーピッチは少し狭く(17mm ※通常19mm)一部小さめなキーもありますが、短時間の使用なら気にならないレベルです。

配列において気になる点

キー配列に関して、特に気になるとすれば上から2列目、数字列が全体に左にズレていることです。

半角/全角キーが無く、1/!キーとBackspaceキーが大きめになっているため、このようなズレが生じ、普段打つ数字や「ー」などの感覚が狂ってしまうのがデメリットです。

日本語配列自体がこの手のキーボードでは貴重ですし、本格的なタイピング専用キーボードではないので、割り切りは必要でしょう。

トラックパッドの使い勝手

大型のトラックパッドを搭載しており、スクロールや3本指ジェスチャーなど、基本的な操作は快適。

iPadでの最低限のマウス操作ができ、純正やロジクール製品ほどではないですが、使えるレベルです。

EWINとSaikou製キーボード比較

EWIN
折りたたみキーボード
Saikou
Bluetooth キーボード
重量 約345g 約240g
配列 JIS(日本語配列)※変則 JIS(日本語配列)
接続 Bluetooth
3台までマルチペアリング対応
Bluetooth
3台までマルチペアリング対応
対応OS iPad / iPhone / Android /
Windows / Mac
iPadOS / iOS デバイス向け
サイズ 展開時 約34 × 11 × 0.8 cm 横幅 約24 × 17.5 × 0.6 cm
タッチパッド 左右クリック
ジェスチャー操作対応
左右クリック
ジェスチャー対応
充電方式 USB-C
最大70時間使用可能
USB-C
最大100時間使用可能
外装素材 / 特徴 外装:アルミ合金
キー側:プラスチック
外装:ファブリック調プララバー
キー:プラスチック

それぞれの違い

EWINとSaikou製キーボードの比較
  • EWIN → 剛性・打鍵感重視、据え置きに近い安定感。ただし重め。
  • Saikou → 軽量・安価で携帯性重視、打鍵感は普通。iPad用途なら快適。

ざっくりとこんな違いになります。

サイズ感の違い

折りたたみ可能なEWIN製はカバーがタブレットスタンドになる優れもので、全体に高級感がありますね。

それぞれのスタンド

Saikou製キーボード付属のスタンドは非常に軽いですが、一瞬で壊してしまいそうな雰囲気の簡易的なものです。

ロジクールMX Keys Miniと並べて比較

薄型コンパクトキーボードで定番のロジクールMX Keys Miniとも並べてみると、どちらも若干サイズは小さいですね。

EWINとSaikou製をロジクールMX keys miniと比較

据え置き用のMX Keys Miniは明らかにジャンルが異なる製品で、長時間のタイピング時に大きく差を感じます。

とはいえ、短時間の使用ならEWINやSaikouのキーボードでも十分に使い物になります。

また、トラックパッドがあるか無いかはタブレット使用時には大きな差となり、単体でキーボード操作まで可能なのは便利な場面が多いですね。

iPadOSでの使用感

iPadにて使用してみた

iPadOS 26ではPCライクな操作が進化しました。iPadOSに関しては色々言いたいことは出てきますが、それでもキーボードやマウスでの操作は確実にやりやすくなっています。

画面分割やジェスチャー機能が追加され、外付けキーボードと組み合わせると作業が効率になるのは確実です。

スタンドケースとの併用

ただ、やはりまだWindowsやMacに比べると拡張性には限界があります。メイン作業というよりサブ用途での利用が現実的ですね。

OS - iPadOS 26

OS - iPadOS 26

iPadOS 26は、フレッシュなデザイン、直感的に使える新しいウインドウシステム、より便利なApple Intelligenceを届けます。だから仕事も遊びも流れるようにスムーズです。

おすすめパターン

EWIN 折りたたみキーボード

  • 剛性・安定感を重視、据え置きに近い打鍵体験を求める人に最適。

  • 重量が気にならない場合にはモバイル兼PC用にも使える。

Saikou iPad用ワイヤレスキーボード

  • 軽量でコスパ重視、持ち運び前提のiPadユーザー向け。

  • 打鍵感は標準的だけど、トラックパッドの精度と軽快さで使い勝手は良好。

あと若干気になるのはSaikouというブランドはおそらく無名で、技適はとってありますが、EWINほど実績があるわけではないですね。とても良い製品なので今後の展開に期待ではあります。

まとめ

  • 打鍵感・安定感を優先するなら EWIN
  • 携帯性・コスパを優先するなら Saikou

どちらも一長一短ですが、外出先で「ちょっとしたPCライク作業」をしたい人にはどちらも十分活躍してくれる製品です。

iPadの用途や作業スタイルに合わせて選ぶのがベストですね。

個人的には標準的なキー配列で軽量なSaikou製キーボードが好みでした。ただキーボード沼の住民としてはEWINの打鍵感も捨てがたいです。

Saikouブランドが続くと良いのですが。

Saikou製iPad用キーボードのレビューを中心にEWIN製のiPad用キーボードを比較したnote記事も書いてみました。

【実機】Saikou iPad ワイヤレスキーボード レビュー 比較あり|参考サイトの管理人

【実機】Saikou iPad ワイヤレスキーボード レビュー 比較あり|参考サイトの管理人

iPad Pro 11インチのためにケース一体型キーボードなどをいろいろ使ってみましたが個人的には「iPadをノートPCスタイルにするならMacかWindowsノートで良い」となってしまっている昨今。 iPadOS 26のアップデートでUIのMacっぽさはより強くなりましたが「それならMac使うよ」っていう場面が出てくるんですよね。iPad用アプリ・ソフト側の問題もあったりするのでね。でもiPadは好きです。 極めて個人的感想です 今回はiPadは基本そのまま使い、たまにキーボードを持ち歩くスタイルのため、分離型かつiPad用で軽量薄型の製品を試しました。 どこでも素早く使いた

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