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実機レビュー EWIN 折りたたみキーボード & Saikou ワイヤレスキーボード比較【iPadでの使用感】

EWIN折りたたみと、Saikou iPad用キーボード

タブレットやスマホと一緒に使える外付けキーボードは数多くありますし、持っていますが「折りたたみ式」や「薄型軽量モデル」も気になる存在ではありました。

そしてiPad OS 26も結構進化したのでiPadでの使用を中心に考えて行き着いた2製品。EWINの折りたたみキーボードSaikouのiPad用ワイヤレスキーボードを実機で比較してみました。

一つで決め打ちしたかったですが、結局両方買っちゃうんですよね。とはいえ、そういう被害が出ないようにおすすめポイントをまとめました。

EWIN 折りたたみキーボード

剛性と安定感が魅力

折りたたんだ状態

EWINの折りたたみキーボードは、高い剛性固定機能が大きな特徴。外装はアルミ合金らしき素材で、しっかりとした作りです。

ロック機構

折りたたみ式でありながら、固定して使えばまるで通常の据え置き型キーボードのように安定したタイピングができます。

打鍵感と配列

軽くて打ちやすいキータッチ

キーボード部分

打鍵感は折りたたみ式とは思えないほど快適です。キータッチは軽く、標準キーはフルサイズと同じく19mmのキーピッチで違和感がないです。

ただ、JIS日本語配列もどきであり、Enterキー周辺はUS配列に近いです。またスペースキー左右の英数・かなキーは右の変換/無変換キーに集約されています。

Deleteキーの位置も謎で、右alt・cmdキーにしておいても良かった気がします。

配列に関しては好みが分かれそうですが、スピーディーな入力にも十分対応できるキーボードの質の高さや全体的な合成感は強みですね。

トラックパッド

トラックバッド部分

トラックパッドも備わっており、カーソル操作やジェスチャー操作も問題なくこなせます。左右クリックは固め。

使ってみて思ったのは、右にトラックパッドが付いているので、ノートPCと結構違う感覚になる点です。

ただ、慣れたら良いなと感じますし、トラックパッドが下についていて誤タップしてしまう事がないのも利点です。特に小さいキーボードは誤タップが増えがちなので、トラックパッドOFFの機能が付いている製品が多いですね。

EWIN折りたたみキーボードに関しては、トラックパッドの位置に慣れさえすれば快適に使える配置と、必要十分な感度があります。

携帯性はやや弱い

重量はずっしりしっかりなので、ここは剛性とのトレードオフで、軽さ重視の人には不向きですね。

カバンに常時入れて持ち歩くというより、外出先での作業を想定して持っていくイメージです。

Saikou iPad用ワイヤレスキーボード

軽さとコスパの良さ

Saikou キーボード

Saikouのキーボードは軽量・低価格が強みです。Amazonにて3,000円台で購入しました。

特にiPadユーザー向けに設計されており(特に11インチクラスのモデルと同サイズで厚さは6mmくらい)持ち運びに最適です。

打鍵感と配列

打鍵感は“普通”

iPadとの相性もいい

打鍵感はEWINほどではないものの、パンタグラフ方式で十分に実用的。打鍵音も煩くはなく、ここも評価できるポイントです。

「軽くて扱いやすい、でも打鍵感には特にこだわらない」という人に向いています。

配列は標準的な日本語配列

キーボードは標準的なJIS配列に対応していて、日本語入力もスムーズ。全角/半角キーが無いのが気になる方はおられるかもしれません。(iPadは設定からcapslockを切り替えに使えたり、スペースキー左右の英数・かなキーもあるので基本大丈夫だと思います。

フルサイズの製品よりキーピッチは少し狭く(通常19mm・本製品17mm)一部小さめなキーもありますが、短時間の使用なら気にならないレベルです。

トラックパッドの使い勝手

大型のトラックパッドを搭載しており、スクロールや3本指ジェスチャーなど、基本的な操作は快適。

iPadでの最低限のマウス操作ができ、純正やロジクール製品ほどではないですが、使えるレベルです。

スペック比較

EWIN 折りたたみキーボード Saikou iPad Bluetooth キーボード
重量 約217g 約232g
配列 JIS(日本語配列)※変則 JIS(日本語配列)
接続 Bluetooth、3台までマルチペアリング対応 Bluetooth、3台までマルチペアリング対応
対応OS iPad / iPhone / Android / Windows / Mac / Google端末 iPadOS / iOS デバイス向け
サイズ 展開時 約34 × 11 × 0.8 cm 横幅 約24 × 17.5 × 0.6 cm
タッチパッド 左右クリック・ジェスチャー操作対応 左右クリック・ジェスチャー対応
充電方式 USB-C、最大70時間使用可能 USB-C、最大100時間使用可能
外装素材 / 特徴 外装:アルミ合金 キー側:プラスチック 外装:ファブリック調のプララバー キー:プラスチック

ポイント

EWINとSaikou製キーボードの比較
  • EWIN → 剛性・打鍵感重視、据え置きに近い安定感。ただし重め。
  • Saikou → 軽量・安価で携帯性重視、打鍵感は普通。iPad用途なら快適。

ざっくりとこんな違いになります。

サイズ感の違い

折りたたみ可能なEWIN製はカバーがタブレットスタンドになる優れもので、全体に高級感がありますね。

それぞれのスタンド

Saikou製キーボード付属のスタンドは非常に軽いですが、一瞬で壊してしまいそうな雰囲気の簡易的なものです。

iPadOSでの使用感

iPadにて使用してみた

iPadOS 26ではPCライクな操作が進化しました。iPadOSに関しては色々言いたいことは出てきますが、それでもキーボードやマウスでの操作は確実にやりやすくなっています。

画面分割やジェスチャー機能が追加され、外付けキーボードと組み合わせると作業が効率になるのは確実です。

スタンドケースとの併用

ただ、やはりまだWindowsやMacに比べると拡張性には限界があります。メイン作業というよりサブ用途での利用が現実的ですね。


おすすめパターン

EWIN 折りたたみキーボード

  • 剛性・安定感を重視、据え置きに近い打鍵体験を求める人に最適。

  • 重量が気にならない場合にはモバイル兼PC用にも使える。

Saikou iPad用ワイヤレスキーボード

  • 軽量でコスパ重視、持ち運び前提のiPadユーザー向け。

  • 打鍵感は標準的だけど、トラックパッドの精度と軽快さで使い勝手は良好。

あと若干気になるのはSaikouというブランドはおそらく無名で、技適はとってありますが、EWINほど実績があるわけではないですね。とても良い製品なので今後の展開に期待ではあります。

まとめ

  • 打鍵感・安定感を優先するなら EWIN
  • 携帯性・コスパを優先するなら Saikou

どちらも一長一短ですが、外出先で「ちょっとしたPCライク作業」をしたい人にはどちらも十分活躍してくれる製品です。

iPadの用途や作業スタイルに合わせて選ぶのがベストですね。

個人的には標準的なキー配列で軽量なSaikou製キーボードが好みでした。

ただキーボード沼の住民としてはEWINの打鍵感も捨てがたいです。

Saikouブランドが続くと良いのですが。
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