SOUNDPEATS Clip1 実機レビュー【ハイレゾ・LDAC対応イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン】
SOUNDPEATS Clip1(クリップ・ワン)は、耳をふさがずに音楽が楽しめる「イヤーカフ型イヤホン」というジャンルのモデルです。
TWSとも骨伝導とも違う新たな選択肢として注目されています。 ハイレゾ&高機能で「ながら聴き」でも高音質。
今回、SOUNDPEATSさんから提供いただいた製品ですが、いつもながら忖度無しでレビューしていきます。
SOUNDPEATS Clip1の基本スペック
タイプ・ドライバー
- ワイヤレス / イヤーカフ型
- 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー(チタンPVDコーティング)
- Bluetooth 5.4
- 対応コーデック:SBC / AAC / LDAC
バッテリー
- イヤホン単体:最大8時間
- ケース込み:最大40時間
- 充電(イヤホン):1時間
- 充電(ケース):2時間
- 充電端子:USB Type‑C
- 急速充電対応
サイズ・重量
- 片側:28.5×22.3×28mm / 約5g
- 充電ケース:72×49×35mm / 約55g
主な機能や特徴
- LDAC対応・ハイレゾ認証
- Dolby Audio対応
- AutoSense(左右自動識別機能)
- AeroVoice(風切り音低減技術)
- SoundFocus(音漏れ防止設計)
- DynamicEQ Pro(低音+高音を補正して迫力を維持)
- N-Flex Arch(フィット感と耐久性を両立)
- カスタムEQ対応(専用アプリ使用)
- 防水性能(IPX5)
- 内蔵マイク 片側1基(AI ENC対応)
- 低遅延ゲームモード
- マルチポイント接続
- 装着検出機能
- イヤホン落下検出(予定)
付属品
- イヤホン本体×1
- 充電ケース×1
- USB‑C ケーブル×1
- 日本語取扱説明書(多言語)
- アプリガイドカード
- ピーツくんステッカー
通常価格:9,980円
リリース:2025年8月25日
SOUNDPEATS Clip1の特徴
clip1は主要技術を網羅しており、イヤーカフ型でありつつ音質を重視した設計で、しっかり作りこまれている印象です。
音質について
素の性能が高い
Clip1の音質はイヤーカフ型の中でもかなりハイレベルです。ドライバー性能も高く、細かい表現も綺麗です。
もちろん様々な機能や追加効果によって味付けが可能ですが、もともとのスピーカー性能が高いのは間違いないです。
以下、盛り込まれている機能についても解説していきます。
LDAC&ハイレゾ等によるクリアな音
高品質コーデックの「LDAC」により対応機器との接続でBluetoothでもハイレゾ(CD以上の情報量)を扱えるため、音の密度が高くクリアな音質を得られます。
イヤーカフ型(耳を塞がないタイプ)で「音質 + 軽さ + 快適性」すべて網羅した欲張りな仕様といったところです。
さらに「DynamicEQ Pro」によってオープン型特有の低音の弱さ補正でき、これはiPhone(AACコーデック)利用時でも有効です。
DynamicEQでの低音補正はかなりの効果があり、OFFにすると非常に寂しい音に変わります。(好みの部分でもありますが)
個人的にはDynamicEQは常にONで良い感じがしますね。オープンイヤーなのにちゃんと低域を再現してくれます。
「Dolby Audio」機能は音の定位が自然で“顔の前”に広がるような臨場感を演出できます。
イコライザー関係は全体的にしっかり補正がかかるので、特に映画・ライブ音源との相性が良い場合があります。
※これらの機能はPeatsAudio/SOUNDPEATSアプリでONにする必要があります。マルチポイント機能をオフにすると、LDACコーデックを利用可能です。
専用アプリでEQカスタマイズも可能
専用アプリ利用によって前述したDynamicEQなどの基本設定から、完全オリジナルなカスタマイズまで可能です。
イコライザーには低音ブースト、高音強調、バランス型など自由に調整でき、初心者向けプリセットも用意されています。
装着感・デザインについて
片耳5gと軽量でフィット感も良好
軽量設計と絶妙なフィット感によって1日中つけても痛くならず、仕事・家事・散歩中に不用意に外れる事はほぼ無いです。
スペック的には「N-Flex Arch(形状記憶合金)」を採用してフィット感を向上させているとのこと。
適度にしなるから圧迫感がなく、ねじっても形が崩れない高耐久な仕様です。
耳をふさがない開放感
| インナーイヤー型との比較 |
clip1はイヤーカフ型で蒸れづらく、外の音も聞こえ、外耳炎対策にもなります。
また、メガネ・マスク・ヘルメットと干渉しないのも利点です。日常生活でストレスが減りますね。
便利機能について
AutoSense 左右自動識別
左右自動識別機能は特に便利で、適当にどちらかに付けると自動で識別してくれます。左右考えなくて良いのは楽です。
どちらの耳につけても自動で左右が切り替わる便利機能で、耳に取り付けたタイミングで左右が認識されます。
一度左右が決定されると、ケースに戻して接続解除するまで変更されません。
また、片耳だけの利用だと自動でモノラルになり、左右の区別が無いので、交互に付け替えることで連続して使えたりします。
SoundFocus(音漏れ防止設計)
この機能も地味に良くて、オープン型なのに体感としては音漏れはほぼゼロですね。
SoundFocusについての解説によると、良い感じに指向性を調整して実現しているようで、本当に音が漏れないです。
AeroVoice(風切り音低減機能)
実際に通話にも使ってみましたが、内蔵マイクの品質も良くて装着感の良さも合わせてとても使いやすいです。
AeroVoice機能は風切り音を25%低減してくれるそうで、屋外通話にもしっかり対応できますね。
装着検出機能(落下検知は今後のソフトウェア更新で対応)
イヤホンを耳から外せば自動停止され、もう一度付けると自動再生開始されます。これも地味に便利。
また、落下すると通知される落下検知機能はソフトウェアアップデートにて可能になるとのこと。
急速充電機能
10分の充電で約2時間使える急速充電機能によって、充電忘れでも不便が無いのもポイントです。この急速充電はイヤホンをケースに入れた時の話ですね。
ちなみにUSB-Cケーブルは付属ですが、充電器はついていません。
マルチポイント接続
スマホ+PCなどに同時接続可能です。片方の再生をストップし、もう一つの端末で再生すると自動で切り替わります。
低遅延ゲームモード
動画・ゲームでも違和感のない、遅延の少ないモードです。そもそもがかなり低遅延なので私にはあまり違いがわかりませんでした。
操作方法
初回のペアリング
- 充電ケースから二つのイヤホンを取り出し、貼り付けた絶縁シールを利がしてから再びケースに戻します。
- イヤホンを充電ケースにセットした状で、充電ケースのフタを開けると、イヤホンの電源とペアリング機能が自動的にオンになります。
- 次に、端末側のBluetooth機能を有効にしてください。※Bluetooth設定画面に現れた「SOUNDPEATS Clip1」をタップすればペアリングは完了です。
2回目以降のペアリング(マルチペアリング)
1台目のデバイスのBluetooth機能をOFFにします。
|
|
| 充電端子の隣にボタンがある |
イヤホンを充電ケースにセットした状感で、充常ケースの蓋を開け、充電ケース裏のボタンを2秒長押しします。
白色のライトが点満し、イヤホンはペアリングモードになります。
タッチ操作
イヤホンのタッチセンサーを2・3回タップする
- アプリで設定をカスタマイズ:前の曲再生/ゲームモード/Dolby Audioモード/装着検知/タップ操作など。
- タップ操作はイヤホン装着時のみで、今のところ左右それぞれのダブルタップ・トリプルタップに機能を割り当てられます。
- ちなみに、タッチする場所はどこでも反応するけれど、軽いタッチではなく、強めに叩くイメージで操作する必要あります。
リセット方法
両方のイヤホンを充電ケースに入れ、ケースのフタを開けます。 充電ケースのリセットボタンを10秒間長押しします。赤いランプが3回点滅します。
接続済みのデバイスの登録を解除します。
専用アプリ「PeatsAudio」
アプリ(PeatsAudio)でできること
- EQ調整
- ゲームモードON/OFF
- Dolby Audio切替
- DynamicEQ切替
- 音声ガイダンス音量調整
- 音声ガイダンス言語変更
- タッチセンサー設定
イコライザー関係はアプリ利用が前提になっています。デフォルトではほとんどOFFです。
ホーム画面では基本機能のON・OFFを手軽に設定できます。
イコライザーのセッティングもプリセットかカスタマイズで自分の好みに変更可能です。
※カスタムイコライザーは31Hz~16KHzの間で10か所を±6dBの調整範囲です。
アプリはAndroidでもiOSでもインストールできますが、初回でログインが求められます。
- Android:https://play.google.com/store/search?q=peatsaudio&c=apps&hl=ja
- App Store:https://apps.apple.com/jp/app/peatsaudio/id6456750690
※新アプリ「SOUNDPEATS」はアップデート中なため、当面はPeatsAudioの使用が推奨とのこと。
実際にClip1を使って良かった・気になる点
良かったポイント
イヤーカフ型として音質は間違いなく良いです。基本性能が高くてバランスの良い音を出しますね。
様々な音響機能やアプリでの調整も可能ですが、なにも弄らなくても十分に満足できる音質に仕上げてます。
また、気になっていた音漏れは全くと言っていいほど無いのも驚きました。周りに気にせず使えます。
付け心地もよくて、耳の上部であっても(耳道を外す付け方)音量は小さくなりますが十分に聞こえ、外部の音を全く遮断しない運用もできたりします。
基本性能の高さに加えて、左右自動識別や装着検出機能、マルチポイント接続など盛りだくさんで非常に扱いやすいです。
バッテリーも本体だけで1日使える容量で、ケースに入れて数分で数時間使えるようになるのも便利です。
気になったポイント
タッチ操作にクセがあり、これは慣れが必要です。誤動作を防止したいのでしょう。
タッチする場所はあまり関係なく「トントントン!」と叩くイメージですね。ダブルかトリプルタップで機能が使え、アプリでカスタマイズ可能です。
音質面ではストック状態で十分に良く、イコライザー調整もなかなか良いのですが、いくつかの機能は好き嫌いがありそうです。
例えばDolby Audioの映画モードはセリフが聞きやすくなりますが、独特な響きが追加される印象でした。
この辺りは個人の感想で、素の音質が良いので味付けをどうするかという面で自由度の高さは評価できますね。
Clip1 が向いている方
メガネ・マスクなどと併用しいろんな場面で使いたい
- メガネやマスク、ヘルメットと重ならず快適
- 周囲の音が聞こえるオープンイヤー構造
- フィット感が高くてランニングや通勤中でも安心
長時間イヤホンをつけると耳が痛くなる方
- イヤーカフ型で形状記憶合金により耳の軟骨をやさしく挟んでくれる
- 耳をふさがず通気性が良くて外耳炎のリスクを減らせる
- 片耳約5gの軽量設計
コスパ重視かつ高性能イヤホンがほしい
- 大口径12mmドライバー+チタンPVDコート、LDAC&Hi-Res対応で同等スペックの他社製品の約1/3程度の価格
- DynamicEQ Pro機能などはAACでも効果が出るためiPhoneユーザーにもおすすめ
- イコライザーで使い好みの音質にでき、音漏れがなくて左右を気にしなくて良く、装着検知機能なども便利
まとめ
SOUNDPEATS Clip1は音質・装着感・使い勝手のバランスが非常に高く、イヤーカフ型イヤホンの中でも完成度の高い製品です。
開放的で扱いやすいイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンかつ高音質&高機能が欲しい方におすすめの一品ですね。
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※ 在庫状況等の事情により、予定より早く終了する可能性があります。
SOUNDPEATSについて
SOUNDPEATS(サウンドピーツ)は、コストパフォーマンスに優れたイヤホンを提供し続けている人気ブランド。
- 15年以上の製品開発の歴史
- 世界30の国と地域で累計3,500万台販売
- 高品質 × 手に取りやすい価格がコンセプト
公式サイト:https://jp.soundpeats.com/
SOUNDPEATSさんからの最初の提供品(Air4)は2年間ほぼ毎日利用していましたが、いまだに調子よく使えています。本製品もとても使い勝手が良く、Air4と一緒に併用していく予定です。




