iPad mini 2&3はまだ使える?【2021年でもiOS12でギリギリサポート】

2021/05/30

Apple タブレット

最新の無印iPadはコスパも高く、iPad ProはM1チップを搭載したりと凄いことになっていますが、長く使ってきた古いiPadも捨てがたいです。

今回は、我が家で利用中のiPad mini3を実際に使いつつ、セキュリティなどの問題を考えながら、iPad mini2と3がどこまで使えるのかを検証していきます。

iPad mini 2&3はいつまで使える?

サポートはいつまで?

現在OSがサポートされているかどうかはAppleのサポートされるiPadのモデルで確認することができます。

最新のiPadOS14は無印iPad第5世代やiPad mini4などがサポートされています。おおよそですが、iPadの発売から5年ほどは最新のOSがサポートされるようです。

iPad mini2と3を確認してみると最新のOSはもちろん、その手前のiPadOS13ですらインストールできません。ではiPad mini2と3はもう使えないということでしょうか?

セキュリティのサポートはもっと長い

最新のiOS12

じつは、Appleのセキュリティアップデートについて調べると、最新のOSではなくてもセキュリティのアップデートが行われ続けていることがわかります。

この記事の更新時点ではiOS12によって、iPad Air(初代)やiPad mini2、3のセキュリティアップデートが続いています。

ちなみにiPad mini2と3をまとめて説明しているのは、この2つの製品は中身は一緒で3だけTouch IDが搭載されているという違いしかないからです。

ただ、これらのサポートはいつ打ち切りになるかが明快でないため「ギリギリ使える」という範囲で考えておく必要があるでしょう。

また、初代のiPad miniや無印iPadの第4世代より前の端末はすでにOSのセキュリティアップデートも切れています。

OSやセキュリティのサポート終了後も使い続けるとどうなる?

iPadのOSサポートやセキュリティのアップデートが切れたとしても端末自体は動作します。(むしろ問題なく動くのが怖いと言える部分かもしれません)

ただ、セキュリティ上のリスクを考えると継続的なネットへの接続や、BluetoothをONにし続けることは避けた方が良いです。

また、古いOSのままではバグや不具合の修正がされないため、端末の誤作動などのトラブルが生じるリスクもあります。

iPad mini2や3の場合でも、セキュリティアップデートが停止した時に備えて、メインのApple IDなどを使わずに、安全なアプリのみを動かしていくのが平和かもしれませんね。

iPad miniの各世代の性能比較

iPad mini2と3は性能的にはほぼ変わっていないため、セキュリティサポートが切れるタイミングも恐らく同じだと考えられます。

ここでiPad miniの各世代のスペックを見ていきましょう。mini2と3はほぼ同じなのでまとめてあります。

iPad mini 初代〜第5世代のスペック表
iPad mini iPad mini2&3 iPad mini4 iPad mini5
サイズ(mm) 200✕134.7✕7.2 200✕134.7✕7.5 203.2✕134.8✕6.1 203.2✕134.8✕6.1
重量 Wi-Fi版:308g
Cellular版:312g
Wi-Fi版:331g
Cellular版:341g
Wi-Fi版:298.8g
Cellular版:304g
Wi-Fi版:300.5g
Cellular版:308.2g
ディスプレイ 7.9インチ
1024✕768px
163ppi
7.9インチ
2048✕1536px
264ppi
7.9インチ
2048✕1536px
264ppi
7.9インチ
2048✕1536px
264ppi
CPU性能 Apple A5
Apple A7
Apple A8
Apple A12
Bionic
メモリ 512MB 1GB 2GB 3GB
その他 サポートは
iOS9.3.5で停止
mini3のみTouch IDに対応 Touch IDに対応 Apple Pencil
第一世代に対応
発売日 2012年11月2日 mini2:2013年11月12日
mini3:2014年10月17日
2015年9月10日 2019年3月18日

型落ちのiPad miniでも当時としてのCPUスペックは高いので、ブラウジングや動画再生などの利用では必要十分な性能をもっています。

ただ、今後長く使うためのiPad miniを購入するなら、OSのアップデートにしばらく対応できる「mini5」以降をおすすめします。

現状でギリギリ最新のiPadOSに対応しているmini4も、そろそろ最新のOSには対応しなくなるはずです。

iPad miniシリーズの魅力

無印iPad第6世代とiPad mini3を並べた
iPad第6世代とiPad mini3

iPad miniは画面サイズが小さいですが、Retinaディスプレイの美しさと4:3の画面比率、軽量な本体重量によって、とても扱いやすいモデルです。

最近の無印iPadは少々大型化しており、現在では9.7インチ→10.2インチになったため、約500gの重さになっています。

iPad miniは7.9インチで300g程度と圧倒的に軽いです。そのため持ち運びには最適で、片手で長時間持っても疲れません。電子書籍を読んだり、ブラウジングにも快適です。

タブレットスタンドにiPad mini3を置く

我が家ではケースをつけることなく、タブレットスタンドに置きっぱなしにしています。持ち歩く場合には100均のケースに入れて運ぶことで、その軽さを最大限に発揮させます。

ちなみにスタンドは作りがしっかりしたサンワサプライのタブレットスタンドを使っています。

mini 2&3にできること

もちろん最新のiPad miniが手に入るならなんでもできるのですが、6年以上古いiPadでもどれくらい動くのか気になりますね。

iPadOSではなくiOSが動く

iPad mini3のホーム画面
iPhoneと同じiOSが動く

現在、iPad mini2と3でできることは、ちょっと古いOSである「iOS12」でできることに限られています。

つまり、iPhoneやiPod Touchでできることなら、mini2&3でもできるわけです。(最新のOSとの完全な互換性は無い場合はあります)

動作は遅いけれど動く

iPad mini2と3は、A7チップを搭載していて現在でもそれなりに動いてくれます。もちろん最新のiPad mini5はA12Bionicチップを搭載しており、さらに高速です。

そうは言っても写真やテキスト、動画の閲覧であればmini2と3でも実用レベルで動いてくれます。ソフトウェアキーボード文字入力も遅延は無くしっかり動作します。

iPad mini3の場合はTouch IDも搭載されており、その動作も全く問題なくスムーズに指紋認証されます。

動作を軽くする方法

少しでも動作を軽くするために、使用しないアプリは削除し、起動させるアプリは最小限にし、「設定」→「アクセシビリティ」→「視覚効果を減らす」をONにしています。

さらに、一度すべてのデータを初期化しました。「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」で消し去ります。

ただ、初期化を行う場合は必要なデータのバックアップ等をしっかりしてからでないと二度と戻ってこないので注意です。

Bluetoothキーボードは使える

Bluetoothキーボードを接続

専用の純正キーボードは発売されていないため、社外品のキーボードをBluetooth接続して使います。

Macにも対応したキー配列なら(commandキーやoptionキーの印字がある)入力は十分に快適です。

社外のキーボードを追加する場合には「Mac用キー配列」に対応したものを選ぶのをおすすめします。

また、ファンクションキーがついているものも便利で「ホームに戻る」や「アプリ一覧を開く」ことが容易になります。

度々紹介しているiOSでもAndroidでも使いやすいBluetoothキーボードのロジクールK380のレビューも参考にされてください。

MacやiPhoneとの連携は一応可能

iPad mini3とMacbook ProをYam Displayで接続

iPad mini2&3でもiPhoneやMacbookなどとの連携はできます。

iPhoneやMacとの連携はApple IDで同期させているメモや写真の閲覧や編集などを行うことができます。もちろんAirDropも可能。

また、サードパーティのアプリになりますがPCのサブディスプレイとして使えるようになるDuet DisplayやYam Displayなどもインストールできます。

mini 2&3にできないこと

iPad miniの背面を横から

サクサクした動きはない

これはすでに7年以上前のモデルであることを考えると仕方ないことですが、どの操作も若干もっさりしています。

mini2と3に搭載のA7チップはiPhone 5sに使われているCPUであり、今の最新のモデルと比べてしまうと遅いのは当然です。

そうは言ってもYoutubeなどのアプリを立ち上げてしまえば再生などは全くストレスが無いので、軽い作業だけを行うならストレスは感じません。

iPadOSの機能は使えない

iPadは2019年9月から、iPadOSという専用のOSをインストールできるようになり、iOSよりもPCよりの機能が使えるようになりました。

たとえば最近ではホーム画面にウィジェットを追加できるようになったり、画面を分割するSplit Viewという機能などがあります。

しかし、旧世代のiPad mini2と3ではiOS12、つまりiPhoneやiPod touch用のOSを使うことになるため新型のiPadで使えるそれらの機能は使えません。

また、iPadOSでは可能なMacで撮ったスクリーンショットを即iPadで編集することなどはできません。Sidecarといった新機能も当然動かせません。

最新のiOSではできることができなくなってくる

記事更新時点ではiPad mini2と3はiOS12を使うことでセキュリティが保たれています。

しかし、最新のiOSは14です。そしてそろそろiOS15が出てきます。この違いによって、新型のiPhoneやiPadでできることも、 mini2、3ではできないこともあります。

例えばメモアプリなども新型のiPadでApple Pencilで書いたものをiPad mini3で見ることはできますが、編集ができません。

他にもPagesやKeynoteなどのアプリも最新のOSでしか使えない機能がいくつも出てきています。

Apple Pencilやマウスは使えない

スタイラスペンとしての性能が非常に高いApple Pencilが使えるのはminiシリーズではmini5以降になります。

Apple Pencilほどの性能はないですが、外観はよく似た「KINGONE」という中華メーカーの充電式タッチペンも試してみました。

ただし、タブレットの性能やフィルムの有り無しで感度が影響を受けるため、100均でも売っているようなタッチペンを使うのが無難かもしれません。

加えて、mini2と3ではキーボードは使えるのに、マウスはペアリングはできても動作しません。これもiPadOSになって導入された機能ですね。

iPad mini 2&3を購入する方法

当然ながら6年以上前のiPadとなると流石に値段が落ちてきます。もちろん新品での購入はできないので中古を探すことになります。

最新のiPad mini5の値段が安くても4〜5万円しますが、iPad mini2と3なら2万円前後で手に入ります。

ストレージ等の選び方

ストレージ容量は写真や動画を大量に本体に記憶させるなら大容量が欲しいですが、32GB程度でもクラウドストレージを使うことで十分な場合が多いです。

むしろ、我が家のiPad mini3は16GBモデルですが、ほとんど本体に記憶させないので問題なく動作してくれます。

SIMを挿して外出先でもiPadのみで通信を行いたいならCellularモデルが便利ですが、今後セキュリティ的に怪しくなるiPad mini2や3はWi-Fiモデルで十分でしょう。

中古での相場

iPad mini2の中古相場は1万5,000円前後〜
iPad mini3の中古相場は2万円前後〜

・イオシスの場合→iPad一覧へ

・ムスビーの場合→白ロム専門サイト/ムスビー

もっと安く手に入れたい場合にはヤフオクやメルカリでの個人売買を行うことになるでしょう。中古端末を購入する際の注意点などもまとめてみました。

まとめ

iPad mini2と3が今でも使えるということが伝わると嬉しいです。長く使って愛着がある端末なら、最後まで使いたいという気持ちになりますよね。

もちろん、セキュリティのアップデートがどこまで続くかわかりませんし、今後さらにできないことが増えていくと思います。

iPadの利用頻度が高くなっていたり、今後iPad miniをガッツリ使われる予定なら、mini5や近々出ると噂されるmini6の購入を視野に入れるのが良いでしょう。

iPad mini 5ならAmazonの整備済み品なども選べます。

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