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MAONO PD200W ハイブリッドワイヤレスマイク レビュー【製品解説と徹底検証】

MAONO PD200W Hybrid

ワイヤレス・USB・XLRの「3WEY接続」と公式アプリが利用できる「MAONO PD200W」の徹底レビューです。

今回はMAONOさんからの提供品で「ブームアーム版」ですが、自分自身でデスクトップスタンドを追加購入して比較レビューしています。

 MAONO PD200Wのデザイン

PD200Wの前面

PD200WのデザインはPD200Xにかなり近く、シンプルかつデザイン性が高いです。

PD200Wの下部

マイクアー厶は「MAONO BA37」を選択できます。(※US版Amazonからの情報)このアームは非常に強度が高く、デザインもすっかりしています。

ブームアームで口元に近づけることで、ダイナミックマイク本来の「芯のある音」を低ノイズで収録可能です。

デスクトップスタンド版

レビューのためにスタンドを買い足しました。(※スタイルはほぼ同一ですが正確にMAONO製ではないため多少違いがあるかもしれません)

ワイヤレス接続での自由度を最大限に発揮するならスタンド版がおすすめですね。価格もブームアーム版より安価な設定です。

PD200Wの背面

背面はXLR端子、USB-C端子、モニタリング用3.5mmジャック、電源・ライティング変更ボタンが配置されています。

PD200W背面

電源ボタンは長押しでON・OFF、単押しでライティングの変更となります。

付属品

付属品のすべて

  • ワイヤレス接続用のUSB-Cレシーバー
  • USB-C to A変換・延長ケーブル
  • 約1.5mのUSBケーブル
  • ショックマウント用のリング×2
  • 付属品用のケース

ポーチ的なケースですが、マイクが入るほどの大きさではなく、付属品を入れるのにちょうどいいサイズ感です。

ケーブル類の質感も高く、全体的にこだわって作られているのが分かります。

MAONO PD200W ハイブリッドワイヤレスマイクの特徴

PD200Wの側面 特徴

マイク基本スペック

  • マイク形式:ダイナミックマイク
  • 指向性:カーディオイド(単一指向性 )
  • 周波数特性:50Hz ~ 16,000Hz
  • 最大音圧レベル (SPL):128dB
  • 感度:  XLR -53.0dBV    USB -7.0dBFS
    (1kHz 94dBSPL 0.5m)
  • ゲイン調整範囲:0 ~ +36dB
  • ワイヤレス伝送距離:最大 60m(直線距離)
  • バッテリー容量:2,600mAh / 3.7V
  • 連続使用時間:
    RGBライト ON 約38時間  / OFF 約60時間
  • 充電仕様:USB Type-C (5V/1A 最大)
  • デジタル出力:USB Type-C
  • アナログ出力:XLR
  • モニタリング用端子:
    3.5mm ヘッドホンジャック
    出力インピーダンス:32Ω
  • ノイズキャンセリング:3段階(弱・中・強)
  • XLR入力インピーダンス:580Ω ±30% (1kHz時)

音質がかなり良い

マイクの内部構造

PD200Wは箱から出してすぐにクリアでプロフェッショナルなサウンドが得られます。複雑な設定は無しで、PCやスマホにUSB-Cかレシーバーを接続して使い始められるのが強みです。

基本特性としては高音域を少し持ち上げていて、繊細かつバランスの取れたチューニングです。専用アプリによりイコライジングも可能なので好みの音に調整もできます。

ノイズキャンセリングを調整可能

ノイズキャンセリングの設定は、弱(-13dB)、中程度(-20dB)、強(-28dB)の3段階です。コントロールノブを長押しして、緑色のLEDリングライトの明るさの変化で示されます。

中程度のノイズキャンセリング設定を選択するとバランスが良いかなと感じますが、状況次第でコントロールできるのもメリットですね。

最大3端末へ同時出力

マイクを複数端末へ接続

USB有線接続、ワイヤレス接続、XLR接続それぞれに同時出力されます。PCへ2系統で入力したり他端末でバックアップとして用いることも可能です。

Maonoキットに付属のUSB-Cレシーバーは非常に小さいのですが、隣のUSB-Cポートに干渉することがあります。その場合、付属のUSB-C延長ケーブルを用いて回避できます。

複数マイクの独立録音

2台のPD200Wを使用することで、それぞれの音声を独立したトラックに録音できます。※実際に試していないので紹介のみ。

この機能で対談やインタビューの際、後からの編集作業が効率化されるかもしれません。

ダイレクトモニタリングについて

オーディオインターフェースでのダイレクトモニタリングと比べると、ほんの少しの遅延がありますが、私は気にならないレベルでした。

USB-C接続でもワイヤレス接続でもほんの少しの遅延が生じるようです。ワイヤレスでもモニタリング可能で、PCからの音も入ります。

少し特殊な利用方法ですが、ワイヤレスでPCからの音を受けつつ自分の声も入るので、マイク裏面の3.5mmジャックからポータブルスピーカーに接続すると、簡易的なカラオケシステムが完成します。(※個人的に楽しいです)

バッテリー駆動時間について

RGBライトを点灯させた状態でのマイクのバッテリー駆動時間は約38時間です。

RGBライトをオフにすると、バッテリー駆動時間は 60時間となりほとんどバッテリーを気にしなくて済みます。

バッテリー残量の確認方法

充電状況表示

  • バッテリー残量20%以下:つまみの周りのオレンジ色のライトが点滅します。
  • 充電中:つまみの周りのオレンジ色のランプが点灯します。
  • 充電完了(電源オン):緑色のランプが点灯したままになります。
  • 充電完了(電源オフ):ランプが消灯します。

MAONO Link アプリに関して

MAONO Linkアプリ

MAONO LinkアプリはWindows・Mac・iOS・Androidで使うことができる専用アプリです。

イコライザーはかなりの自由度があり、デフォルトでも4つのプリセットが用意されています。

LEDライティング設定

ライティングの設定もかなり細かく可能です。好きな色、好きな明るさに調整できます。

変るのはリング部分のみで、ノブ部分のライティングは変わりません。

PC版でインストールすると仮想マイク「Maono AI Microphone」が現れ、これを利用することでゲインを大幅に上げることができます。(今後アップデートで多少調整がはいるかもしれません)

Maono Link

Maono Link

Maono Link is a user-friendly software designed to optimize and customize the audio experience for Maono products. It offers advanced audio control, real-time monitoring, and easy firmware updates, all within an intuitive interface. Perfect for enhancing sound quality and managing device settings with ease. Learn more

スタンドの解説

デスクトップスタンド

デスクトップスタンドを利用

デスクトップスタンド版でのメリット・デメリットは以下のようになります。

  • メリット:USBワイヤレスをフル活用できます。マイクアームを置く・挟めるスペースがなくても扱いやすいです。
  • デメリット:PCデスク上では口元からの距離ができてしまうことが多いので専用アプリを使うのが重要になります。

実際的な利用シーン

ポッドキャスト・Vlogとの相性スマホアプリの存在: PC版と同等のコントロールがスマホでできるのは、TikTokやInstagramのライブ、あるいは「外配信」をする。

高音質な「声」: スマホ直挿しのマイクとは一線を画す「ダイナミックマイクらしい落ち着いた声」をワイヤレスで飛ばせるのは、音声コンテンツにこだわりたい。

「見た目」と「体験」のセットRGBライティングは、配信画面に映り込んだ時の演出になります。もちろんOFFにもできます。

Maono Link アプリの重要性

PD200Wのスタンド版での利用はPCデスク上だとどうしても口元からマイクが離れ気味になってしまいます。

WindowsなどではMaono Linkアプリでの仮想マイク「Maono AI Microphone」によって十分な音量とノイズカットを自動でやってくれます。

これにより、通常のダイナミックマイクより距離のある(20~30cm離した状態)置き方でも、十分に使えることが分かりました。

スマホ利用時の注意点

「Android」端末なら音声の設定の自由度が高いので、出力先を自分で選べる場合が多いです。

しかし「iPhone/iPad」だと多くの場合、音がすべてマイク側に持っていかれるので、マイクの3.5mmジャックに有線イヤホンを挿して使うことになります。

また、本来Type-Cはリバーシブルですが、付属の延長ケーブルを使ったときに「片面だと認識するが、もう片面だと認識しない」という現象がたまに発生しました。※iOSにて

もし延長ケーブルを利用して認識しなかったら、レシーバー側のUSB-C端子をひっくり返して挿し直してみると改善する場合があります。

ブームアーム(MAONO BA37)

ブームアーム版

安定した収録環境を求めるならブームアーム版(BA37とのセット)を導入するのがおすすめです。

  • メリット: 抜群の安定感があり、静音設計のため動かしてもバネの音がしません。クランプも強力でしっかり固定できます。
  • デメリット: 非常に頑丈に作られているためサイズが大きく、位置を細かく調整する際には少し力が必要です。
  • マイクアームと外部オーディオインターフェース利用によって、高音質収録や遅延ゼロのモニタリングが可能。

    ここぞという収録(ナレーションや歌など)では、環境を整えてXLRに切り替える「余地」があるのが強みです。

    ※XLR接続ではボタン動作はすべて無効になりますが、電源を入れてライティングを維持することも、電源OFFのままXLRのみで動作させることも可能です。

    MAONO PD200W vs FIFINE K688

    PD200WとK688の比較

    人気のハイブリッドマイク2機種を比較表にまとめました。

    比較項目 Maono PD200W FIFINE K688
    マイク形式 ダイナミックマイク ダイナミックマイク
    指向性 カーディオイド(単一指向性) カーディオイド(単一指向性)
    周波数特性 50Hz ~ 16,000Hz 70Hz ~ 15,000Hz
    感度 (XLR) -53.0dBV -58±3dB
    ワイヤレス機能 あり(最大60m) なし(有線専用)
    バッテリー あり(2600mAh / 最大60時間) なし(USBバスパワー)
    ゲイン調整 0 ~ +36dB 背面ダイヤル調整(数値非公表)
    デジタル出力 USB Type-C USB Type-C
    アナログ出力 XLR XLR
    ノイズ低減 3段階キャンセリング機能 なし(物理遮音のみ)
    RGBライト あり なし
    モニタリング 3.5mm ジャック (32Ω) 3.5mm ジャック (32Ω以上推奨)

    FIFINE K688はコスパが高いUSB・XLR対応マイクで、価格は安く音質は十分に良いです。

    K688とPD200W

    MAONO PD200Wの強み

    PD200WはK688にはないワイヤレス対応という強みがあり、音質もK688と同等以上の基本性能を持っています。

    ケーブルの制約をなくしたい、屋外や広い場所で動きながら収録したい、また専用アプリで詳細な音質調整をしたい方に向いています。

    ダイナミックマイクかつワイヤレス&USB&XLRという拡張性に魅力を感じるなら有力な選択肢になります。

    ロングセラーのFIFINE K688と、ロープロファイルマイクアームのFIFINE BM88も扱いやすいです。

    【実機レビュー】FIFINE AmpliTank K688は初心者にもおすすめ?マイクアームとの併用は必須 - plz-reference-blog

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    FIFINE K688とマイクアームのセットで15,000円前後、PD200Wのデスクトップスタンド版は今後Amazonで20,000円前後となると思われるので、ワイヤレスに惹かれるならPD200Wは強力な選択肢になるでしょう。

    まとめ

    MAONO PD200W Hybrid

    MAONO PD200Wは、場所を選ばない「自由」と、スタジオ品質の「サウンド」を両立したオールインワンマイクです。

    これ一台あれば、自宅でのゲーム実況から外出先でのインタビューまで、あらゆるシーンに対応できます。クリエイティブな活動の幅を大きく広げるポテンシャルのあるダイナミックマイクです。

    以下Amazonリンクですが、基本的に販売元が「Nature shopping」になっているのがMAONOの正規品です。

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